レンヌは非常に暑かったです。
駅近くのカフェでビールを飲んで少し時間をつぶしましたが、店も冷房が入っていないので長くはいられません。
バスターミナルへ行くと、数組が待っていました。
16:45発モン・サン=ミッシェル行き。
全部で10数組で、日本人が8割でした。
バスを降りると向こうにシャトルバス乗り場が見えましたが、島までは行きは歩きたいと娘。30分ぐらいと聞いていましたが、途中まではバスにすればよかった・・・
暑かったので、街を抜けるまでに疲れました。
街を抜けて眺望が開けて最初に見えるモン・サン=ミッシェルがこれ。
18時過ぎても多くの人たちがモン・サン=ミッシェルへ向かって歩いていました。
ツアー客が到着する昼ごろだったらどんなに混雑していることか。
橋まで行くと、堂々たる風格です。
この門から入り、まずはホテルへ行ってチェックイン。
ホテルは1階・3階がレストランになっており、そのホールのお姉さんが鍵を渡してくれました。日本語が上手だったのでびっくりしました。
スーツケースは持って行かないほうがいいと聞いていましたが、なるほど・・・
この螺旋階段を5階まで登ります。
しかも、登ったあと部屋に入ると部屋の中にもまだ階段。
途中もまた、先ほどの爪の主の顔が・・・
体も別の場所にありましたが、不気味が過ぎたので撮りませんでした。
夜間拝観では楽器が演奏されていると聞きました。
ところが、実際に入るとまるでお化け屋敷。
映像も不気味に中を映し、音楽も怖い。
日没が21:30なのでまだ外も明るくて平気でしたが、閉館時刻は23時。
時間が遅ければ恐ろしかったと思います。
食事は、ラム肉と手長エビのリゾットだったように思いますが、なにしろ、パリ→レンヌ→モン・サン=ミッシェルと移動して暑かったこともあり、疲労困憊だったこと、店が混雑しているのにホールがたった2人。1人は運ぶのみで注文を取るのはもう1人だけということで、ちょっとイライラしていたこともあって、あまり覚えていません。
同行者にも聞いてみましたが、そういえば、ムール貝も食べたかな?程度で、ここの記憶は全員が曖昧でした。
食後、そのまま写真を撮りに出ましたが、消防車が停まっていました。
お土産物屋さんが火を出したようでしたが、すぐそばのレストランにいても気づかない私たちっていったい・・・大事には至っていないようでしたが、きな臭いニオイはまだしていました。
さて、外はまだ日没前。ライトアップするような暗さはどこにもありません。
シャワーをしてから行こうということになったのですが、ホテルへ戻るとそこへ突然の豪雨と雷。
窓から外を見ると大勢の人がそれでも呑気に歩いていました。島外のホテルからたいした荷物も持たずに来ているだろうから、もういっそ濡れてしまえというところでしょうか。
予報では1時間もすれば止みそうだったので、止んだらまた行くつもりが気づいたら寝落ちしていました。
夜中2時ごろ、目が覚めて外を見ると満天の星空。
いくつもの流れ星を見ることができました。
あのとき、外へ出ればよかったなぁ~
ただ、レストランでもあるホテルの出入口の仕組みがわからなかったので、もう少し常識的な時間になってからにしようと思ってもう一度寝ました。
朝4時、娘と連れ立って外へ出たときにはどんよりと曇り空。
しかも、そんな時間にライトアップをしているはずもなく真っ暗。
その後また、大雨。
朝の満潮時間も小潮ではあまり変化もわからずじまいでした。
この橋は、元の状態に戻すために最近になって架けられたものです。
前は橋ではなく、土が盛られての道でしたが、結果的に堰き止めてしまうので、満潮になっても海に浮かぶ孤島からほど遠くなり、当時の景観に戻す取り組みとして、この橋になったそうです。
その昔は橋もなく、潮が満ちるときは馬が駆けてくるような速さと言われており、巡礼者たちは命がけで参拝に訪れたのだそうです。
そんな場所にどんな苦労で建てたのだろうかこの修道院は・・・
小雨の中、モン・サン=ミッシェルをあとにしました。