13時半。
ランチも終わって、あとは空港近くのホテルへ行くまで時間があります。
また、ふらりとセーチェーニ鎖橋へやってきて、対岸へ渡ることにしました。
曇り空ではありますが、きのうのように靄もないのでずっときれいに見えます。
娘は国会議事堂の向こうのマルギット橋まで行くつもりだったようです。
でも、案外遠いし、行っても何も見るものはありません。
カルヴァン派教会の傍を通り、Batthyány tér駅。
国会議事堂が対岸正面に見える場所です。
実はここからキラーイ温泉が近いということを、私は知っていました。
ブダペストに行くからには温泉に行きたいと、私と娘は希望していましたが、
なにしろ私たちは揃って目が悪いんです。
国内でも、初めてのところは大変なので、水着は持ってきていませんでした。
ホテル最寄りの川を渡ったところにも、ゲッレールト温泉がありますが、
でも、これから水着を買って温泉はやっぱり難しいので断念しました。
ブダペストで温泉、やっぱり必須ですよね。
仕方なく、また王宮の丘に上がることにしました。
前日、肝心のその「王宮」の傍へは行っていませんでした。
漁夫の砦の前からは、この階段を上がらずにきのうとは違う道で王宮へ向かいます。
5分ほどで王宮へ到着しましたが、なぜか裏手あたりに出てきました。
城壁から眺める風景は、意外にも近代的。
ここはこれから修復作業に入る予定なのでしょうか。
戦争の傷跡を思わせる場所です。
ちょうど15時。衛兵交代式の時間でした。
こじんまりしていますが、その分、すぐ傍で見ることができました。
傍も傍。そんなに近づいて邪魔にならないの~?というぐらい近づいている人もいました。
その代り王宮からの景色は堪能しました。
マルギット橋と国会議事堂
鎖橋を渡ると、フォーシーズンズホテル、その向こうに聖イシュトヴァーン大聖堂
写真ではかなりの曇り空に見えますが、くっきり見えたのもあって、
お天気は悪く感じませんでした。
ハンガリーの祖先に当たるマジャル人の国民的英雄アールパードは、
母親が夢に見た鳥Turulが現れたことで産まれたと言われています。
この伝説の鳥は現在のハンガリー国軍の紋章に使われています。
足には王剣を持っています。
上っていくと、ケーブルカー
セーチェーニー鎖橋を渡って、対岸から王宮
この眺めともお別れ。
時刻は15時半。ブダペストでの時間も残りわずかになってきました。