ホテルで荷物を預け、向かったのが聖イシュトヴァーン大聖堂。
あとは、主な観光地もここぐらいです。
デアーク広場で売られていたホットワイン。
ここのは本格的って感じです。
聖イシュトヴァーン大聖堂
きのうまで開催されていたらしいクリスマスマーケットの解体作業中。
正面右から教会へ入るのですが、200HUFの寄付が必要でした。
でも、拝観料というわけではなく寄付という形なので精算できず、
小銭の手持ちがなかったために、私以外は入れませんでした。
ま、とにかく見ないと気が済まない私さえ入ればいいということで。
寒い中待たせるのも忍びなく、ゆっくり見られませんでしたが、
えんじ色の内部は、また他とは違った趣で、厳粛な空間でした。
あまりに美しかったので、小銭ができたら帰りには絶対に見てねと言いました。
こういう色は見たことがありません。
そのあと、近くの郵便貯金局へ。
ハンガリーの祖先といわれるマジャール人の文化への回帰を色濃く打ち出した、ハンガリー世紀末建築なのだそうです。上下に延びるレンガの付け柱や、壁の濃淡レンガと屋根の鮮やかな緑黄色のタイルの対比が際立っています。
郵便貯金局をぐるりと回ると、自由広場。雰囲気のある建物に囲まれている広場です。
これは、ベルリンでのレーガン大統領の演説に始まったことによるものだそうです。
感謝を捧げ、永遠に記憶する
この像を建てた除幕式での声明です。
レーガン元大統領の背に国会議事堂が見えます。
国会議事堂。昨夜撮ったのと同じ位置から昼間見るとこんなふうです。
国会議事堂の向かい合わせにあるのは、民族博物館。
前にはトラムが走っています。
この角度だと、国会議事堂の前をトラムが走っているのがよくわかります。
トラムって、電車よりもバスよりも街にマッチしますよね。
さて。そろそろランチの時間です。
聖イシュトヴァーン大聖堂からここへ向かう途中に、娘が感じのよい店を見つけていました。
ランチに娘が選んだ店は、【ELSŐ PESTI RÉTESHÁZ】。
12時に到着しましたが、予約していなければ入れない状態でした。
なかなか店内も落ち着いていて素敵です。
店に入ってこれは右側なのですが、左側はもっとカジュアルな席でした。
Hortobágyi húsos rétes paprikás mártással 2,290HUF(940円)
Stradel Stuffed with Poultry Meat “Hortobágyi ” Style served with Creamed Paprika Souce
poultry meatは家禽肉との訳でした。
Hortobágyi とはクレープのような皮で包んだものを指すようです。
パプリカソースと書かれていたので注文した一品。
Borjúpaprikás vajas galuskával 3,990HUF(1,640円)
Creamed Veal ”Paprika” served with Buttered ”Galuska”
仔牛肉とgaluskávalです。
昨夜も出てきた訳すと「ニョッキ」。Galuskaで訳すと「麺」と出てきます。
小麦粉を練って作ったものってとこかな。
もっとも迷ったのがこれ。フォアグラです。
特に美味しいとも思わないけれど、せっかくハンガリーに来たなら食べておこうという感覚だったんです。実物を見れば安いとわかりますが、今回のメニューの中では最高値の部類で5,290HUF(2,170円)。
ちょっと迷いましたが推してみました。
Grillezett libamáj karamellizált almakarikával és tejszínes burgonyapürével
Grikked Goose Liver(Foie Gras)served with Caramelized Apple Slices and Creamy Mashed Potato
食べてみるとこのフォアグラ、良い意味での期待を裏切ってものすごく美味しかったんです。たぶん、今回の旅行で最も美味しかったのはこれ。
焼きリンゴの上にフォアグラの切り身が載せてあって、それが三段!
かなりのボリュームでした。
ヨーロッパではシェアしないと聞くのですが、1人では絶対に食べきれないので、
そうっと分け合っていただきました。
飲み物と併せて15,949HF(6,492円)大満足のランチでした。