2017(平成29年)7月1日(土)
前回記事はこちら。
石和温泉の翌朝。ゆっくり起きて7時半から朝食。バイキングも選べましたが、私たちはバイキングがあまり好きではありません。洋定食と和定食のうち、和定食をお願いしました。
昨夜よりも広い個室へ。
ここに卵料理はスクランブルエッグか目玉焼きを、天ぷらと同じくドアのすぐ外で調理していただけます。
それにしてもすごい量。バイキングの方がよっぽど少なく済ませられるというぐらいですよね。
右の鍋物は湯豆腐で、左側は鮭を焼くようになっていました。この鮭、とても美味しかったです。
左手前の木箱には、焼き海苔が入っているのですが、炙ってパリッとさせて食べられるよう、火が用意されていました。なかなか細かいところまで行き届いています。
お腹いっぱいで、デザートと、コーヒー紅茶は辞退しました。
今回の目的は、ただただのんびりしたかっただけでした。
ここの旅館はバタバタと到着し部屋の写真も撮っていませんが、団体旅行で使いやすい、一般的な温泉旅館といったところです。つまりは可もなく不可もなく。
ただ、料理はそこそこ美味しかったし量は大満足、温泉も悪くない。部屋へは夜食のデザートなども別に置いてあったり、頼まなかったけれど、ロビーでのコーヒーのサービスチケットなどもあり、目一杯サービスしようという精神に溢れた旅館でした。
しかも。
6月末日という梅雨時の客入りが悪い時期ということもあるのでしょうか。
私が予約したこの週末は、なんと直前割で10,800円という破格の安さでした。
7月の週末になると、同じコースで3,000円(+税)増しです。
上げ膳据え膳目的に来るなら、大満足の旅館でした。
チェックアウトのあと、近くのワイナリー見学へ行きました。
まず、旅館からは徒歩5分のモンデ酒造。
ここはツアー客の多いワイナリーで、観光バスが続々やってきていました。工場見学のほか、かなり多くの試飲が用意されていましたが、意外に美味しかったのがお茶のリキュール。お茶の苦みが効いた甘さで、意外性を裏切らない美味しさがありました。
お土産が飛ぶように売れていたので、大盤振る舞いの試飲でも充分元は取れているのでしょう。私も馬肉のスモークを買い求めました。
さらに15分ほど歩いてマルスワイン 。
こちらではツアー客には出会いませんでした。
蛇口のようなところから、試飲用ワインが出てきます。8種類ほど用意されていました。
娘はブランデーとスピリッツを加えたデザートワインを購入していました。私はワインのカステラを買いましたが、すごーくしっとりしていて美味しかったです。

散々飲んだくれて、甲府へ移動。駅へ向かう途中、ゴールドに輝く豪華列車に遭遇しました。パノラマカーも見えたので、急いで写真を撮ってみましたが既に最後尾。 調べてみるとTRAIN SUITE 四季島。2017年5月から走り始めた豪華列車で、JR東日本各地1泊2日~3泊4日、ときには札幌までを結ぶ列車でした。
ここは、甲府駅の再開発に伴い昔の甲府の街を再現した一角なのですが、私は平成25年(2013年)のオープン直後、サントリーの白州工場見学帰りと、諏訪湖へうなぎを食べに行って、付近のワイナリー巡りをしたあとに寄っています。
見た目は魅力的だし、お店も悪くないのだけど、何も買うものがない。特に入りたい飲食店もない。悪くないのに良くもないのは、来るたび空き店舗があることからも、あながち私の感想も間違っていないと言えるでしょう。頑張ってほしいなぁ。
ね?雰囲気は良さそうでしょう?
遅めの昼食は、やはりほうとう。2軒候補にあったのですが、娘はとっとと自分の決めた方へ入ってしまいました。そこ、私は前も行ってるって。
プチ旅行で不満だったのはただひとつ。傘は不要でしたが雨模様の蒸し暑い日だったので、帰宅とともに温泉へまた行きたくなったことでした(笑
終わり。