1週間ぐらい前の夕方の情報ニュース番組の中で、「各国料理が熱い」みたいな特集の中でここが紹介されているのを発見。
おぉぉぉ~ ますます盛況になるんじゃないの?と急いで予約しましたが、この日もなかなか混んでおりました。
誰かがクロアチアへ旅行したといった雰囲気の人が、やはり多いですね。
海外旅行の話がどこからともなく聞こえてくる店内です。
再訪の目的は、クロアチアのパン。
あのもちもちでしっとりしたパンとどうしても再会したい。
セット料理ではふつうのパンだったから、
今回はアラカルトにして、単品のパンを注文するのを忘れてはなりません。
ここの生ビールはハートランド。1杯目は、とにもかくにもビール。
マグロにチーズとレモン?と思っていましたが、このレモンが合うんですよね~
ただし、合い過ぎてマグロの味が消えてしまうと言えるかも。
赤身のマグロはあっさり。
チーズの塩気もマイルドなタイプで、全体にさっぱりしたカルパッチョでした。
次が、現地でも食べそこなっていたロールキャベツでサルマ クロアチア伝統ロールキャベツ
3週間塩漬けにしたキャベツで巻いたクロアチア定番の家庭料理。
酸味が効いているので、スープにつけながらでも、付け合せのポテトと食べてもいいとの説明。
な、な、なるほどっ これは日本のロールキャベツとは似て非なるもの。
全然違うんだけど、これまた美味しい~
酸味の使い方がどうやら上手ですね~
マッシュポテトと併せて食べても、これまた美味しい。
ところで。楽しみにしていたパンなんですけど、これ、見てください。
どう見ても、ふつうのパン。ちぎって食べてみても、ふつうのパン。
だいたい、メニューには「4切れ」と書いてあったはず。
メニューにあるパプリカパウダーが入ったしっとり、もっちりパンとは違う・・・
パンとしてはとても美味しい。
でも、私はクロアチアのパンに再会したかったんですけど。
このあいだのセットのパンと同じじゃないの?
尋ねてみたら、残念なことにアタリ。
今はもう、そのパンは作っていないのだそう。
この日だけではなく、もう食べられない。
前のパンは創業時のクロアチアの料理人のレシピだったそうですが、軽い今のパンに切り替えんだって。
もうクロアチアのパンに出会えるチャンスがなくなってしまいました。
最後の料理はイカ墨のリゾット。
グラスワインも頼みました。
リゾットはアルデンテではなくて、柔らかめ。
はじめは「ん?」と思ったのですが、これはこれで悪くありません。
イクラが余分なんじゃないの?と思っていたのですが、この塩気がなかなかアクセントになるんですよね~
イタリアンでイカ墨系を食べると濃厚すぎることがよくありますが、ここのはあっさりとしています。
パンは、お詫びということでお勘定には載せられていませんでした。
すみませんっ そんなつもりではなかったんですけど。
ただ、これで10,141円。
前回のコノバセットの方がぐんとボリュームもあったし、
ワインもボトルで頼んで13,176円だったので、
やはりコノバセットをベースにするほうがいいんじゃないかなぁと思いました。
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