英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【静岡】伊豆高原2日目 城ヶ崎海岸から「魚磯」でランチ/ペンション「仙豆飯店」へ

2017年(平成29年)10月7日(土)
 
三連休、どこも行かないの?と聞かれたので、前々日、急遽計画した伊豆高原の旅。
前回記事はこちら。
初日のビジネスホテルもどきの宿泊はちっとも気分が上がりませんでしたが、朝食のアジの干物で気を取り直したあと、出発しました。歩いて駅まで15分。9時45分発の送迎バスがありましたが、さっさと出発しました。
 
今日の宿は伊豆高原にあります。下田まで行く手もありましたが、城ヶ崎海岸へ寄ることにしました。なぜなら、宿の近くの回転寿司の評判が良いことを知ったので、ランチはそこで取ることにしたからです。
 
回転寿司は数度行ったのみですが、金沢などでは侮れないところもあるらしい。美味しいところに一度行ってみたいという希望がありました。 
 
まずは、旅館を出て伊東駅へ。途中、昭和初期の温泉旅館 東海館 が見えました。今は観光施設として公開されているそうです。3人の棟梁を各階ごとに共作させることで、異なる造作となっているところも見事。曲がりくねった木や、珍しい木目の木材がふんだんに使われているんだそうです。見学したかったのですが、まだ時間も早く先を急ぎました。  

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城ヶ崎海岸までは伊豆急で17分。

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駅から海岸までは25分、別荘地を歩いて行きます。気温は徐々に上がってきていました。歩くのは好きですが暑いのは苦手です。

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まだ曇り空。空の青さがないと、海の色も映えませんよね。

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門脇吊橋
後ろに見えるのは門脇埼灯台です。

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砲台跡があると標識があったのでそちらへ向かって歩きます。のちに大砲は下田へ移ったそうですが、沼津藩は幕府から命じられ、ここに黒船防衛砲台を備えました。
それにしてもこれで足ると?

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砲台跡へ向かうのではなく、海岸沿いを南下すればよかったのですが、事前に何も調べずに行ったので、車道を歩いて伊豆海洋公園へ向かいました。ここから、目当ての回転寿司屋近くまでのバスが出ています。
 
伊豆海洋公園には 伊豆四季の花公園 があるのですが、この日は、台風18号により花が塩害で傷んでしまったことと、リニューアル工事中ということで、無料公開されていました。

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それでもなかなかよくお手入れされているのがわかるでしょう?青空も広がっていました。

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ここで、少し休憩。伊東の駅で買った塩大福と持ち歩いていたワインで一息つきました。
この木はタブノキといい、2本の木が絡まって支えあっています。それにちなんで 支え愛の樹 として、絵馬が掛けられるようになってました。

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眼下には伊豆海洋公園ダイビングセンターがあり、ダイビングの練習中。その向こうには、左側の大島をはじめ伊豆諸島が望めました。

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さて。1時間に1本しかないバスの時間になりました。すっかり遅くなりましたが、ランチの回転寿司屋を目指します。
 
伊豆海洋公園を12時35分に出発し、20分で理想郷バス停へ到着。回転寿司屋さんへはここから徒歩15分ぐらいで行けると踏んでいました。本当は寿司屋の傍にもバス停があるのですが、路線が違うので乗換が必要です。バスなら2駅4分。
舐めてましたね~ 確かに15分ほどで到着しましたが、炎天下、つらかったです。
 
やっと到着したのがココ 魚磯 です。
もう13時を回っており、ランチ時間からはちょっと遅い時間だったので、待たずに座ることができました。でも、食べているあいだに次々来客があり、何組も待っていました。さすがは、食べログ3.52の人気店です。(2017.10現在)

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覚えているのはアカエビです。これ、すごく美味しかったです。

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生のエビが大好きなので、ボタンエビも頼みました。 でも、アカエビの方がクセがなくて美味しかったかも。 

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伊豆ですから金目鯛も必須。

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生シラスもあちこちで声がかかっていたのでそれも。 

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生ビール1杯で、6,000円ほど。でも、正直なところ、ランチ価格と考えれば、もう少しよいお寿司屋さんのほうが、 同価格程度でも、ぐんと美味しいものが出てくるという気もしました。回転寿司は夜に利用するほうがお得感が増すような気がします。 
 
さて。今日の宿は、珍しくペンションを選びました。伊豆高原の宿は、オーベルジュやペンションがかなりの高評価を得ていました。もしかしたら思わぬ当たりに出会えるかもしれないと、つい期待しました。
 
フレンチで魅力的なところもありましたが、魚料理に肉料理など、到底量が多くて美味しく食べ終えられるとは思えません。珍しく中華料理の宿があったので、そこを選びました。
 
ただ、この回転寿司屋さんからは、またバス路線が違ったので徒歩。1.7km18分と書いてありましたが、別荘地の山道。ひたすら登りで、汗だく。
到着したこの日の宿は、チャイニーズオーベルジュ 仙豆飯店です。
前々日の予約時には、私しか予約していなかったので貸切かと思っていました。お風呂の時間まで少し時間があったので、ついお昼寝。ペンションなので、浴衣でダイニングへ行くのも憚られる気がして、食事のあとにお風呂へ入ることにしました。一応、温泉が引かれています。
 
食事時間、行ってみると6組も宿泊客がいることがわかりました。大変ですよね~ 直前まで宿泊者数が掴めないなんて。
 
前菜の盛り合わせ
棒棒鶏から右回りに木耳の豆乳スープ煮、花野菜の温サラダ、トビウオのカルパッチョ、鶏のつくねのパントースト揚げ。どれも美味しくいただきました。

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エビチリパイ
表面はカリッとしていて美味しいのに、中の生地はバターっぽさが残っていて、いまひとつ火のとおりがよくありません。

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冬瓜のスープ 

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豚バラ軟骨塗込
トロットロに煮込んであってすごく美味しいはずなんが、ぬるい。

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イベリコ豚の四川麻婆豆腐 

ひき肉ではなく豚の塊肉を叩いてあるので食感が良いそうですが、これもぬるい。特に最後に合せるであろうお豆腐が温まっていなくて、残念でした。そして、肉の量が少なすぎるのか、まったく触感を感じることはありません。

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デザート3種
左から杏仁豆腐、マンゴープリン、白木耳の寒天ゼリー。杏仁豆腐は独特の嫌な匂いがなくて美味しい。

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ついでに、朝ご飯も載せておきます。
中華粥

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トマトと卵の炒め物と小松菜の炒め物

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点心2種

点心はねじられた方は何も包んでいなくて、ひとつは豚まんです。豚まんに玉ねぎしか入っていないと食感がなくて残念。

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文句ばかり書いていますが、どれもそこそこ美味しいんです。でも、その域を脱しないことが残念。
 
奥さまは赤ちゃんをおぶっての給仕。大変だなぁと思いつつ、生活感を感じるところへ泊まるのは、私たちには合わないと痛感しました。旅行は、非日常でありたい。
 
楽天トラベルで4.75の高評価の宿 仙豆飯店 (2017.10現在)ですから、合う人がきっと大勢いることでしょう。単に好みの問題です。何より安価で、1泊2食付10,800円と破格。とても文句を言えるハナシではありません。
 
次回記事はこちら。