英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【オランダ】2日目-3 古都デルフト

2018年(平成30年)5月
 
ゴーダからデルフトは、ロッテルダムで乗り換えて40分ほどです。
車窓からの景色もうっとり。
 
本当は、運河というほど整備されたものではない、こういった水辺のすぐほとりに、建ち並んでいる家を何度も見たんです。
そういうのを撮りたかったのですが、結局タイミングが合わず、でした。
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途中、ドイツでいうクラインガルテンも、車窓からあちこちで見かけました。

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 週末に農作業をしにやってきて、そこで休憩する小屋もあってという貸農園。

オランダではなんて言うんだろう? 

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ロッテルダムで乗り換えです。オランダ第2の都市。

大きな駅では、こういった自然光を取り入れた屋根でした。明るくていいですよね。 

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 時刻表もホームにあるので、慣れるとチェックもしやすいです。 

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デルフトに到着しました。

小さな駅と思っていたのですが、地下ホームで外観も近代的。

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そう言えば、ライデンもデン・ハーグも同じようなガラス張りの駅でしたね。

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駅を出るなり運河。ここも素敵な町~
さすがは、フェルメールが生涯過ごしたと言われる地。
少し行くと新教会が見える~ 

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デルフトは1584年7月10日の独立達成を目前に、敵の放った刺客の手に倒れた、オランダ建国の祖、オラニエ公ウィレム1世の住んだ地としても有名です。
 
新教会は1381年建造のゴシック様式。教会内部には代々オラニエ家の人々が葬られており、その地下納骨堂の上には、ウィレム1世の棺が置かれています。
この棺は16世紀後半のアムステルダムで建築の指導的立場にあった、ヘンドリック・ケイゼルの作。
 
とにもかくにも13時。
この美しい街を堪能するのは後にして、とにかくランチする場所を探しましょう。  

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デルフトの市庁舎です。
17世紀の初め、家事で焼失した古い市庁舎の跡地に、ヘンドリック・ヘイゼルによって建てられたもの。ウィレム1世の棺を作った人ですね。
塔だけは唯一焼け残った部分で14世紀のものです。 

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食事をする場所って、リサーチしていくとたいてい閉店してるんですよね。
で、せずに行くと決められなくて困る。
 
今回も、この新教会と、またしても赤い雨戸のデルフト市庁舎のあるこの近辺をぐるぐるまわる・・・

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 2周ほど回っているうちに、気がつくと相棒が既に店内に入っていました。 

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 パスタが食べたいと思っていたところに、ラビオリを発見してそれを注文。
チーズがたっぷりかかっていて美味しい。

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もうひとつは、前日、量が多かったのでちょっとにしようと話してたんです。
今、思い起こしてみると、コレ注文を間違えたんじゃないかという気がします。
まーなんというか、指を指す場所を間違えたというか。 

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運ばれてきた途端、絶句してしまってまともに撮れなかったんですが、きのうと同じくまたしてもランチプレート。スープはトマト風味で違う味ですが、クロケットののったトーストとチーズとハムを挟んだサンドウィッチ。
 
いくら私でもtomatensoepトマトスープであるぐらいはわかったかと。
しかも見かけよりも量が多いので、食べきれず。
 
ワインはデキャンタで頼み、 合計€39.75(5,300円)。
はぁ~ 数少ない食事をミスってしまった。店内の雰囲気は悪くなかったんですけどね。 

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 気を取り直してぶらつきに行きました。まずは、チーズ屋さん。
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あとで気づいたんですが、ここ「CHEESE&MORE」はチェーン店で、アムステルダムへ行ったときに購入しました。
 

デルフト焼きのお店もいくつかありました。びっくりするほど高いんですよね~

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デルフト焼きは青が知られていますが、他の色もあります。 

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ただ、チーズ市からこちらの市へまたやってくると、市を見ただけで疲れてしまったんですよね。人いきれに負けるとでもいうんでしょうか。
 
市庁舎の正面も、目の前は帽子やら布地の露店。
でも見ている人がいるということは、やっぱり需要もあるんでしょうかね~ 
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ゴーダでもそうでしたが、こーんなオシャレな露天市ばかりなら楽しめたでしょうが、大半は誰が買うのかこんな服、とかそういうのばっかり。

パンやハム類などは移動車両でやってきていました。 方々、市が立つたび行ってるんでしょうね~ 

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でも、振り返って新教会の方を見ても雑多な露天市がほとんど。
市を楽しむより、もう少し落ち着いたデルフトに来たほうが良かったかも。 

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水のある風景はどこも似ているようで、やっぱりちょっと違う気がします。
あとで、運河とともに写した写真を並べて比べても、きちんと区別がつきそうな気がします。(ほんまかいな) 

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フェルメールレンブラントが魅せられた町。
これだけ観光客がいても、とても落ち着いた町でした。  

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 フェルメールセンターです。
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日本語の説明もありました。

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でも、なんだか疲れてしまったので引き上げることにしました。
たった2時間の滞在です。
 
つい市が立つ日と聞くと魅かれてしまいますが、今度どこかへ行くときは、何もない日を選んだ方がいいかな。でもやっぱり、つい欲張って見たくなりますよね。
 
デルフトの最後に。
自転車大国であることは何度も書いていますが、改札を入ってまた驚きました。
見えますかね~ 向こう側の改札から出ると、その先は自転車置き場なんですよ。
 
そのガラス張りの向こう全部! 

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もう1枚は、ホームに降りる階段から撮ったのですが、この方が見えるかな?
一番便利なところに自転車置き場、これが放置自転車を無くす鉄則ですよね。 

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そういえば、デン・ハーグに戻っても、この日は市が立っているんだっけ。