英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ポーランド】2日目-1 Hotel Europejskiの朝食&クラクフ旧市街

 

ゆっくり寝ようと思っていましたが、やっぱり早くに起きてしまいました。
このホテルの食事は6時から。
6時半ごろには食べに行きました。

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3組ぐらいが入れ代わり立ち代わりといった感じで、この時間帯はそう多くありませんでした。

 
チーズ各種、焼き豚や煮豚ののような肉類と、パテ。
パテは味がしっかりついていましたが、肉の方はほとんど味付けなし。
ハムも数種類ありました。

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野菜はトマトに皮を向いたきゅうりの輪切り、コールスローっぽいサラダ。

ヨーロッパでサラダがあるのは珍しいですね。

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温かいコーナーは、ウィンナーとスクランブルエッグ、クレープの3種のみ。

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デザートは、あま~いケーキ2種類とウエハース。
ジャム入りのクロワッサンもありました。

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フルーツもあります。

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撮りそびれていますが、もちろんパンもヨーグルトもあり、そこそこ充実していました。

 
このレストランを出ると、外でもお茶ができるようになっていましたが、なんとも微妙な雰囲気なんですよね。

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人工芝って・・・どう?

せっかくクラシカルなのに、ここだけ南国仕様というか、プールサイドっぽい。 
エレベーター前も、部屋の雰囲気と同じホテルの中とは思えないアンバランスさ。

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いまひとつ、おすすめホテルと言い切れないのは、このパティオの安っぽさかも。  
 
外へ出ると、私が気に入った歩道橋があります。
駅からは旧市街へ行く地下道を通るか、この歩道橋を渡るとすぐなのですが、この歩道橋のブルーが、おしゃれでとても気に入りました。

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歩道橋を渡ってホテル側を見るとわかるのですが、上の写真は信号のタイミングでたまたま空いて見えだけで、下の写真のとおりいくつものトラムが通り横断歩道もありません。一番の近道である強行突破は、もちろん本来ご法度です。

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部屋で少しゆっくりしてから、9時前に出発しました。
目指すは10時からチケットが発売されるヴァヴェル城です。
なんでも、予定枚数に限りがあるとか。
 
地下道を抜けると、ポーランド名物のオブヴァジェネック(obwarzanek)売り場。これは、元祖ベーグルと言われているパンで、このワゴンでは2PLN(60円)ですね。
あちこちにこのブルーのワゴンが出ています。
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形はねじってから丸くしてあるしサイズも大きく、ベーグルとはちょっと違って見えるかもしれません。でも、ベーグルと同じく一度茹でてから焼いているので、元祖ベーグルなんです。
それにしてもオブヴァジェネックなんて、絶対覚えられませんよね。
 
まっすぐ行くとすぐに、きのう行ったロリアンスカ門が見えます。 
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まだ時間が早いので、絵は出ていません。
 
壁沿いに進んで行くと、左側にステキなアーチが見えました。
ちょっとメルヘンチックな場所だなぁ。

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ポーランド琥珀で有名なんですが、アクセサリーは大振り。
重そう・・・

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この旧市街は、他と比べてふつうに暮らしている感が大きかったように思います。
車の通りも多かったし、あちこち駐車しているのも意外な感じでした。
観光地に特化した地域ではないんでしょうね。

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きのうは大急ぎで通過した織物会館。
銅像は詩人、アダム・ミツキエヴィッチ ・・・ またしても、覚えられない。

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建物の中は十字に抜けられるようになっています。
側面から入ると、まだお店も開け始めで、きのうのような賑わいはありません。

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どんなお店があったか、あとで撮ったものと併せてご紹介します。
ボタン屋さんだと思っていましたが箱でした。

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琥珀のアクセサリー 

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スカーフ

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じっくり見れば、いいお土産をGETできたのかなぁ。

  
きのうペオロギを食べた小市場広場に来ました。
まだ、ちらほら準備しているだけですが、ずらりと露店が並んでいます。

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振り返ると、きのうペオロギを食べるために座ったテーブル。
小さい広場ですが、建物がステキ。

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旧市街には、かなりたくさんの教会がありました。
ここは、何やら人が入っていくので、私も便乗します。
 
聖アンドリュース教会です。 
 
そう大きくない教会ですが、中はなかなかゴージャスでした。
左上の淡い色のバルコニーに見える部分が、パイプオルガンです。

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聖アンドリュース教会の手前には、聖ペトロ聖パウロ教会が左にありました。
こちらも入りましたが、撮影禁止です。
 
ここで、夜のコンサートの案内を見ました。
教会でのコンサート、ちょっといいかも!20時開演、60PLN(1,800円)です。

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先へ急ぎましょう。
・・・ところが。
通りにはしご車が停まっていて、みんなが上を見上げています。
 
火事?
いえいえ、よく見てください。ネコちゃんが降りられずに困っています。
黒ネコちゃん、赤で囲った部屋から逃亡して、戻れなくなったようです。
窓の前は窓と窓のあいだは、イタイタの忍び返しがついているのですが、すごーく狭くて、通ったものの戻るのが怖いんでしょう。
 
窓の前の部屋の人が在宅していれば済むんでしょうけど、どうやらお留守の模様。
飼い主さんの要請で、ハシゴ車が登場したようです。
 
ウィーンっとはしご車が伸びて、消防士が救出に向かいました。

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でも、下の階の窓の上の飾りがちょっと邪魔をして、思いの外近づけません。
場所を移動して、もう一度仕切り直します。

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今度はだいぶ近づけた!
でも、ネコちゃん、めちゃくちゃ怒って唸っています。牙もむいて、激怒。
逃げ出そうとして伸び上ってる~ きゃ~

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このままでは捕まえられません。
いったん降りて、飼い主さんから毛布と段ボール箱を受け取りました。
ハシゴ車に消防士さん2人が乗りこみ、再チャレンジです。
 
やった!怒るネコちゃんを毛布で捕まえました!
で、で、でも ・・・ 毛布の中で抵抗しているネコちゃん、
はしご車と建物とは微妙に距離があって、消防士さんも危ない~
 
 
どうしよう。持ち上げられない。
下からもみんな、ハラハラして見上げています。
でも、もし上手くいかなかったら?
 
見続けているのがちょっとコワい~
 
膠着状態の中、するりとネコちゃんが毛布から逃げ出しちゃいました。
きゃ~ 下ではみんなの悲鳴!
 
ネコちゃんにとっては、捕まえられているほうがよっぽど怖かったんでしょう。
忍び返しとの隙間を、窓ふたつ分、必死で駆け抜け、飼い主さんの呼ぶ窓の中へするりと入って行きました。
 
全員拍手喝采
 
いや~ ハラハラしました。
それにしても、はしご車をドカンと止めて通行できなくして、知らんぷり。交通整理もなし。おおらかですね~ ポーランド
 
でも、ネコちゃん救出劇を見ているあいだに、時間はどんどん経ってしまいました。