タスマニア最終日。
日曜日はファーマーズマーケットに出掛けます。
ここはガイドブックにもあまり出てこないので、前回もたまたま通りかかって見つけたのですが、私はたぶんこのマーケットが一番好きです。
本当に地元の人に向けたマーケット。
野菜はこちらでもアジア系の人が店を広げています。


アジア系でない人の野菜売り場は、陳列の仕方もやっぱり違いますね。
卵は1ダースで売っています。
考えてみたら、どうして日本って10個入りなんでしょうね~
7AUD(580円)とはなかなか高いけど、放し飼いの卵ですもんね。
びっくりしたのがこれ。椎茸はSHIITAKE、なめこはNAMEKOなんです。知らなかったな~
ちなみに、マイタケはOYSTERでした。
後日、牡蠣の土手鍋をしたとき、牡蠣と間違ってはマイタケをつまんでいたので、なるほどオイスターだなぁと納得。
正面切って写せませんでしたが、金色のヤマブシタケのようなマイタケとか、いろんな種類があってキノコ売場も大流行りでした。
名残惜しかったのがこれ。チーズ、美味しそう~
でも、前日に買っていたのでパスさせられちゃいました。
ここは牛乳も売っていて、皆さま瓶を持って並んでいました。
お肉屋さんもありました。
私がほしかったのはバジルペースト。
日本で買うと、バジルの香りはあんまりしなくて、たいして美味しくありませんが、ここだったらきっと自家製のフレッシュなバジルペーストのはず。
2ヶ所売っている場所があってどちらも試食し、そのうちのひとつで買いました。
店主とお友だちのお父さんに連れられてきていた子どもたち、女の子に写していい?って聞いたら、逃げてたのに写ってて、写りたがっていた男の子の方が隠れちゃっていました。
ここのバジルはすごく売れていました。
男性でもバジルをバッグにバンバン入れてて、それだけでおっしゃれ~
バジルを使って料理をするのがフツーなんですね。ものすごい数が店に置いてありましたが、午後に通ると僅かになっていました。
もうひとつのバジルペーストが売ってあったお店では、パスタの生麺とピザ台が売っていて、帰国日なので思い切って買っちゃいました。
ピザはなんてことなかったんですけど、このパスタの生麺は絶品。イタリアンへ行っても、生麺はあまり美味しくないという認識があったのですが、あまりに美味しくて、ちょっとしばらく凝ってしまうかも。もちろん、バジルペーストを使いました。
パスタは120gひとつ3AUD(250円)、ピザ台は6AUD(500円)なので、まぁまぁいいお値段ですよね。それより120gが一人前っていうのが、驚きましたけど。
相棒が絶対に食べたいと言ったのが、タコ。
タコを食べるのはスペイン人と日本人ぐらいと揶揄されていた記憶があるのですが、なんのなんの! ここは長蛇の列でした。
残念ながら、前回食べた牡蠣のお店は来ていませんでした。でもまぁ、ブルーニー島で食べられたから、それでいいかな。
まだまだお店はありますが、サラマンカマーケットに比べるとぐんと小さいです。それでも、日常生活に欠かせないマーケット感があって、ココ大好きです。
毎週通いたい!
11時がチェックアウト。
買ったパスタの生麺などをパッキングしてしまいましょう。
ちなみに、保冷バッグなどは持って行ってましたが、チーズのにおいが充満してすんごいクサいバッグでした。
生麺などがあるので、機内持ち込みサイズでしたが預けています。
結局、こういう買い物をしているのが一番好きな旅のスタイルのように思います。
もちろん、歴史的建造物も景勝地も好きなのですが、たまたま遭遇した食べ物が美味しいっていうのが幸せに感じる瞬間みたい。
パッキングを終えたら、荷物を預けたあともう少し時間があります。
フライトの時間は16:35。バスは20分ほどで到着するので、14:56のバスに乗れば充分でしょう。
ホテルで買った切手を貼って、絵葉書を投函。(切手を手に入れるまでにはすったもんだありましたが、とりあえずGET)
最後にシーフードを食べようということになりました。
ところが、レストランはほとんどが12時オープンです。
ホテルからすぐ近くの評判のイタリアンは、日曜日はコースランチだけみたい。
しかも、様子を見に行くと続々人が覗きにやってくるので、こりゃたぶん、予約でいっぱいだな。
他に食べるところはどこかなぁ?
サラマンカマーケットへも行ったし、港の方も行ってみました。なーんとなくどんどん気が失せてきて、観光客向けのお店へ入っちゃいました。
あと30分、時間を潰せば開店したのに。
入ってみたものの、メニューは揚げ物ばかり。
でもまぁいいや。
ビール 7.5AUD・8.5AUD
ホタテのフライとシーザーサラダ 28AUD
野菜なんて注文している人は皆無で、フライだけを注文している人が多かったです。しかも、1人ひとつでポテトつき。
ただ、ボトルワインを頼んでいたり、楽しみ方はいろいろのようでしたね。
ホバートの港にも大型客船が係留されていました。
もっと近寄って見たかったけど、近寄っても全景を写せる場所はありません。
港には、こんなコたちがいました。やっぱり、冒険家たちが発見した国だからでしょうかね。
それとも、南極へ行くにはここから出発したとか?
太郎とか次郎とかいった感じですもんね。
雨は降ったりやんだり。
大雨にはなりませんが、なんとなくアヤシイ天気のまま。
前回は空港でスパークリングワインを飲んでゆっくりしたので、今回ももう空港へ向かうことにしました。
ちょうどバス停のそばを通りかかったとき、14:26発が来そうでした。
でも、もう通りの向こうに見えてもいいはずの時間なのに、気配がありません。
時間どおりに来ないのなら、私たちも早めにバス停に戻る方がいいので、荷物を取りに戻ったら、ちょうどバスに間に合いました。
あらま~ 15分ほど遅れてるじゃないの~
空港は残念ながらレストランスペースが工事中で、簡易な場所でワインを飲むしかありませんでしたが、これで現金も終了。残り19AUDで赤ワインのグラスをそれぞれ飲んで時間を潰しました。
ここでの心配はただひとつ。行きのように遅れないでね、ということ。