英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【山形】1日目-2 赤湯温泉「山形座瀧波」の夜

2019年(平成31年)1月19日(土)
 
娘が泊りたいと熱望していた赤湯温泉 山形座瀧波 へやって来ています。
新潟南魚沼にある里山十帖という宿を運営している株式会社自遊人にリノベーションを依頼して、一昨年リニューアルオープンした旅館です。
 
まぁ、若い娘が憧れるタイプの旅館でしたね。
クーポン利用で25,000円/人は、コストパフォーマンスも悪くなかったと思います。
 

 
山形駅から到着時間を連絡しておくと、赤湯駅まで迎えに来ていただけます。
車で10分ほど、赤湯温泉は町中にあります。
 
隣の米沢市上杉謙信のゆかりの地で、赤湯にも別荘がありました。
母屋は築350年、米沢上杉藩時代の庄屋の屋敷を移築復元した建物です。

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中に入ると板張りと畳のフロアがあり、ラウンジとして利用できます。
 

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古さを誇示せず、すっきりした造りは現代風。

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ウェルカムドリンクは、日本酒も選べました。お隣米沢市の九郎佐衛門 裏・雅山流とずんだもち。 
ずんだもちは大好きな一品ですが、豆の潰し具合がほどよく、甘過ぎず、美味しい。お茶請けのもうひとつは、確か沢庵だったような。日本酒が出てくるというのがナイスでしたね。

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部屋は蔵をリノベーションしたKURA、小学校の校舎を移築したSAKURAYAMAGATAがあります。私たちはYAMAGATAのお部屋。

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中もすっきり現代風。
でも、正直なところ難しいですね、これ。ここはドアを開けてすぐのところです。左側に木製のポールスタンドがあって、そこにハンガーが掛かっています。でも、冬の厚着ではそれじゃ足りない。 棚は2段あって左にもうちょっと続いていますが、なにしろドアを開けてすぐのスペースなので、服を置くのもなんとなく躊躇われました。

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 続く部屋はベッド3台が並んでいます。

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窓に向いてソファ

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なんとも撮るのが難しい部屋でして。ベッド側から庭に向いて撮ると、こんな感じ。 
 
この掃出しの引き戸を出て左側に露天風呂があります。凍結防止のため、シャワーは取り外しているとのことで、ここでは浸かるだけ。 
  
部屋に戻って、左側にはテレビスペース。奥まっているので、他の場所からは見られませんが、持ち運び可能なので支障なし。でも、そこまでして見る気にはなれないし、かといってつけても見られない、なんとなく不自由な感じがありましたね。

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テレビスペースの奥が洗面所。タオルウォーマーもあるし、椅子もあってコンパクトながらに快適。
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アメニティは国産オーガニックスキンケアdo organicのもの。

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夕食の時間は、早い時間をお願いしたので17:45から。
 
まぁ~ Yチェアーが並んでる~!!!大ファン椅子です。椅子の巨匠、ハンスJ.ウェグナーが1949年デザインした代表作。もう70年近くも愛され続けているロングセラーです。長く座っていても疲れない、斜め向いてでも座れるし足を上げちゃうこともできる、なんとも居心地の良い椅子なのです。
 
ひとつだけ違う椅子はお子様用。

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でも、私たちが案内されたのは個室。
メインダイニングのまわりに、ぐるりと個室が用意されています。

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メニューは、その時々の旬を使うので、若干曖昧にしてあるんでしょう。
説明はほとんど覚えていません(汗

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食事は有機野菜をはじめ、牛肉、豚肉、平飼いの卵など地元産が中心。
調味料も天然醸造のもの。

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蕪のスープは外側も食べられるのですが、序盤なのでお腹にあわせて、と。

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海のものはお造りや煮こごり

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山のものは鶏肉のお椀

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ロールキャベツは雪下キャベツを使っていたと思います。甘くてトロトロ。

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豚肉は角煮仕立てでした。ホースラディッシュで食べたような。

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米沢牛は添えられたぶどうに至るまで美味。

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芋煮汁は山形名物。

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河川敷で作って食べることが多いそうで、土鍋で運んできてよそってくれました。

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ご飯は夢ごこち。ちょっとしっかり目の炊き上がりが特徴です。

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おまけのお蕎麦は毎日社長が打つそうです。
私たちは参加できませんでしたが、蕎麦打ち見学をしている人たちもいました。

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デザートはかぼちゃのモンブラン。自然な甘みでとても美味しかったです。

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量もほどよく、充分満足できました。
ただ、お酒の値段がもう少し安ければ、もっと飲んだんだけどな。
高くすると逆効果って、どうしてわからないんだろうと常々思います。 
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夜、ラウンジではコーヒーやアルコールなどが提供されていました。
おふろのあと暖炉のそばでちょっと寛いで、おしまい。

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お風呂は広くありませんが、朝夕とも貸切状態でゆっくり入れました。露天風呂もありますが、町中にあるのでお屋敷を3.5mの板塀で囲ってあるので、眺望はなし。ちょっと残念ですね。 
 
この間、娘はひとりで露天風呂を堪能していました。ずっと露天風呂付きのお部屋を希望していたので、大満足だった模様。

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次回記事はこちら。