2019年(平成31年)1月19日(土)
娘が泊りたいと熱望していた赤湯温泉 山形座瀧波 へやって来ています。
まぁ、若い娘が憧れるタイプの旅館でしたね。
クーポン利用で25,000円/人は、コストパフォーマンスも悪くなかったと思います。
車で10分ほど、赤湯温泉は町中にあります。
母屋は築350年、米沢上杉藩時代の庄屋の屋敷を移築復元した建物です。
中に入ると板張りと畳のフロアがあり、ラウンジとして利用できます。
古さを誇示せず、すっきりした造りは現代風。
部屋は蔵をリノベーションしたKURA、小学校の校舎を移築したSAKURAとYAMAGATAがあります。私たちはYAMAGATAのお部屋。
中もすっきり現代風。
でも、正直なところ難しいですね、これ。ここはドアを開けてすぐのところです。左側に木製のポールスタンドがあって、そこにハンガーが掛かっています。でも、冬の厚着ではそれじゃ足りない。 棚は2段あって左にもうちょっと続いていますが、なにしろドアを開けてすぐのスペースなので、服を置くのもなんとなく躊躇われました。
続く部屋はベッド3台が並んでいます。
窓に向いてソファ
なんとも撮るのが難しい部屋でして。ベッド側から庭に向いて撮ると、こんな感じ。
この掃出しの引き戸を出て左側に露天風呂があります。凍結防止のため、シャワーは取り外しているとのことで、ここでは浸かるだけ。
部屋に戻って、左側にはテレビスペース。奥まっているので、他の場所からは見られませんが、持ち運び可能なので支障なし。でも、そこまでして見る気にはなれないし、かといってつけても見られない、なんとなく不自由な感じがありましたね。
テレビスペースの奥が洗面所。タオルウォーマーもあるし、椅子もあってコンパクトながらに快適。
まぁ~ Yチェアーが並んでる~!!!大ファン椅子です。椅子の巨匠、ハンスJ.ウェグナーが1949年デザインした代表作。もう70年近くも愛され続けているロングセラーです。長く座っていても疲れない、斜め向いてでも座れるし足を上げちゃうこともできる、なんとも居心地の良い椅子なのです。
ひとつだけ違う椅子はお子様用。
でも、私たちが案内されたのは個室。
メインダイニングのまわりに、ぐるりと個室が用意されています。
メニューは、その時々の旬を使うので、若干曖昧にしてあるんでしょう。
説明はほとんど覚えていません(汗
蕪のスープは外側も食べられるのですが、序盤なのでお腹にあわせて、と。
海のものはお造りや煮こごり
山のものは鶏肉のお椀
ロールキャベツは雪下キャベツを使っていたと思います。甘くてトロトロ。
豚肉は角煮仕立てでした。ホースラディッシュで食べたような。
米沢牛は添えられたぶどうに至るまで美味。
芋煮汁は山形名物。
河川敷で作って食べることが多いそうで、土鍋で運んできてよそってくれました。
ご飯は夢ごこち。ちょっとしっかり目の炊き上がりが特徴です。
おまけのお蕎麦は毎日社長が打つそうです。
私たちは参加できませんでしたが、蕎麦打ち見学をしている人たちもいました。
デザートはかぼちゃのモンブラン。自然な甘みでとても美味しかったです。
量もほどよく、充分満足できました。
ただ、お酒の値段がもう少し安ければ、もっと飲んだんだけどな。
高くすると逆効果って、どうしてわからないんだろうと常々思います。
夜、ラウンジではコーヒーやアルコールなどが提供されていました。
おふろのあと暖炉のそばでちょっと寛いで、おしまい。
お風呂は広くありませんが、朝夕とも貸切状態でゆっくり入れました。露天風呂もありますが、町中にあるのでお屋敷を3.5mの板塀で囲ってあるので、眺望はなし。ちょっと残念ですね。
この間、娘はひとりで露天風呂を堪能していました。ずっと露天風呂付きのお部屋を希望していたので、大満足だった模様。
次回記事はこちら。