英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シンガポール】機内映画編


ビジネスクラスのいいところは、ディスプレイが大きいところですね。リクライニングにすると遠くなるので、あれぐらいの大きさがないと困りますけど・・・

私は、途中1時間ほど寝ただけでほとんど映画を観ていましたが、たいていの人は睡眠をとっていました。寝るためのビジネスクラスかぁ・・・本来の使い方かな。

 

● 僕たちのラストステージ~STAN&OLLIE~

まずは新作。最後に号泣した映画。

ハリウッドの映画創成期を支えたアメリカの伝説的お笑いコンビ「ローレル&ハーディ」の晩年を描いた伝記ドラマ。

1937年、スタン・ローレルスティーヴ・クーガンとオリバー・ハーディジョン・C・ライリーによるお笑いコンビ、ローレル&ハーディは、観客からも批評家からも愛され、出演映画は世界中で上映され、ハリウッド・コメディ界の頂点に君臨していた。
1953年、ローレル&ハーディは、イギリスでホールツアーを開始するも、既に二人は過去の人になっていた。待遇は悪く、客席もガラガラ。互いを笑わせあいながら、過酷なツアーを頑張って続けるうちに、やがて二人はファンを取り戻していくが、ある日の口論をきっかけに、オリバーはコンビ解消を心に決め、スタンに「引退する」と告げる

(公式HPより転載)

このコメディが古臭く、何が面白いのかさっぱりわからなくて、はじめは意味さえわからなかったこの映画。ところが、引退を告げるきっかけになった諍いのあとのこの2人の心の動きがなんともうまく描き出されていて、最後はなぜかワタクシ、号泣。人生晩年の気持ちがわかる年齢になってきたんでしょうかね(苦笑

  
【映画 予告編】 僕たちのラストステージ

 

laststage-movie.com

 

続いて、1年以上前に後悔された映画。

● Aloha(アロハ)

軍事コンサルタントのブライアンブラッドリー・クーパーは大富豪カーソンによる軍事衛星打ち上げ計画を手伝うため、かつて軍人として赴任したことのあるハワイを訪れる。そこで彼は、元恋人のトレイシーレイチェル・マクアダムスと再会を果たす。一方、空軍との橋渡し役を務める女性パイロットのアリソンエマ・ストーンとは初対面から反発しあっていたが、一緒に行動するうちに次第に惹かれあうようになっていく。 

(映画com.より転載) 

ブラッドリー・クーパーの名前を覚えたのはアリー/スター誕生でしたが、立て続けに彼の作品を観ているということは、きっと今までにも観てたんでしょうね。海外の俳優ってまったく覚えられなくて、ヒュー・ジャックマンと混同します・・・

ま、ありがちなラブストーリーですが、癒し系レイチェル・アクアダムスの魅力が浮き彫りだったかな~ エマ・ストーンは特徴的な顔なので忘れませんが、あんまり好きじゃないし。軍事衛星打ち上げ計画だなんて話がデカ過ぎて、そっちのストーリーはどうでもいいような気がします(笑


Aloha Official Trailer #1 (2015)  日本では公開されなかったので、字幕付きはではありません。

 

● GET OUT

今回、かなり衝撃だった映画がこれ。普段は絶対に見ないホラー。

観るものがなくて内容を確認しないままスタートし、はじめはまったくホラー要素がなかったので進めていくと、いやまぁ、ゾクゾクしましたよ~

ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリスダニエル・カルーヤは、週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。歓待を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚え、さらに庭を走り去る管理人や窓に映った自分を凝視する家政婦に驚かされる。翌日、パーティーに出席した彼は白人ばかりの中で一人の黒人を見つける。古風な格好をした彼を撮影すると、相手は鼻血を出しながら、すさまじい勢いでクリスに詰め寄り・・・(ユーチューブより転載)

カナダ旅行の帰りに観たTHE HATE U GIVEと同じく、黒人差別がベース。やはり関係がなくても黒人は免許書の提示が求められるといったシーンが盛り込まれていて、それが現実なのだと再認識。でも、そんな黒人のクリスが白人女性とつきあっており、彼女の実家へ行く・・・なぜ行くことになったのか徐々にわかっていくそこが、まさにホラー。いや~ でも、面白かったです。 


彼女の実家はなにかおかしい… 映画『ゲット・アウト』予告編

 ネタバレは、映画com.にあります。特集されているほどの面白さ。わかります!

eiga.com

 

そして、どうやら途中で寝ていて全編覚えていない映画2本。いずれも新作。

● GLORIA BELL

夫との離婚後、グロリア・ベルジュリアン・ムーアは独身生活を謳歌していた。昼間は事務員として働き、夜はロサンゼルスのダンスクラブに繰り出す生活を送っていた。ある日の夜、グロリアは魅力的な男性アーノルドジョン・タトゥーロと出会い、瞬く間に恋に落ちた。グロリアはアーノルドとの恋に新たな生き甲斐を見出したが、彼が別れた妻のことを気にかけるのにやきもきさせられるのだった。wikiより転載)

この映画のとき、たぶん寝ていたんだと思いマス。ほとんど見ていたような気がするのに、隣でこれを見ている人の字幕が見えたとき、まったく記憶になかったことに気づきました。だから、ここに載せるのもためらったけど、もう一度観てみようかなぁという備忘録として。


Gloria Bell | Official Trailer HD |  日本で未公開なので、字幕付きはではありません。

 

● THE STOLEN CARAVACCIO (仮題 盗まれたカラヴァッジョ)

これは、来春日本公開予定。

実在の事件を元に描くサスペンス。映画プロデューサーの秘書ヴァレリアは、人気脚本家アレッサンドロのゴーストライターを務めている。ある日、彼女のもとに謎めいた男が近づいてきて、1969年から未解決のカラヴァッジョの名画盗難事件について教えてくれた。興味を引かれた彼女は事件をシナリオに起こし始め、それがアレッサンドロの次回作として採用されることに。しかし、そのことが原因で彼女たちは事件に巻き込まれてしまう。(イタリア映画祭2019HPより転載)

ミステリーだらけで、本腰を入れないと置いていかれるます。もう一度観てみたいけど、最後を知っちゃったからなぁ・・・


O Caravaggio Roubado / The Stolen Caravaggio / Una storia senza nome - Trailer

 

さて、ラストに観たのがこれ。

● マスカレード・ホテル

絶対に観ようと思っていました。主役級がぞろぞろ。とりあえず観て損はないという評価だったので。

都内で3件の殺人事件が発生した。現場にはいずれも不可解な数字の羅列が残されていたことから、連続殺人事件として捜査が開始される。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介木村拓哉は、その数字が次の犯行場所を予告していること、そしてホテル・コルテシア東京が4件目の犯行場所になることを突き止める。犯人を見つけるためホテルのフロントクラークに成りすまして潜入捜査に乗り出した新田は、教育係である優秀なフロントクラーク・山岸尚美長沢まさみと衝突を繰り返しながら、事件の真相に近づいていく。(映画com.より転載)

なかなか面白かったです。ホテルってほんといろんな人が宿泊していて、いろんなドラマがある、そこをうまく活かしてミステリーにひっかけていく。謎解きが主題ではなく、さまざまな人の人生を切り取って見せていくところに魅せられます。個人的には奈々緒のプロポーションに驚愕。単独でポージングしているのは見ていても、大勢の中で動いている姿は見た覚えがないので、ただただ見とれてしまいました~(私の家にはテレビがない)


映画『マスカレード・ホテル』予告

masquerade-hotel.jp

 

以上、シンガポール旅行記を終わります。