英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【クロアチア】6日目-1 リエカの空港バスはかなりの難関

 

さんざん悩んだ今回の旅行、最大の悩みどころが大晦日からの日程でした。カウントダウンをロヴィニと決めたあと、プーラからザダルへ飛ぶか、リエカからリュブリャナを回ってザグレブに入るか、スプリトへ飛ぶかなかなか決められませんでした。

リエカへはトリエステからバスで2時間だったので、何度も有力な候補となっていたのですが、残念なことにほとんどが食事なしの民泊SOBE。年末年始を挟む冬の宿泊には朝食は重要なので、止む無く候補から外れました。

 

ロヴィニの早朝5時。前日にリエカへ移動して止まるほうが安心でしたが、リエカの宿泊はSOBEしか残っていなかったことと、ロヴィニの滞在が中途半端になることを考えて、早朝発を選択しました。

早朝発も不安はありますが、前回のクロアチア旅行でドゥブロヴニクが安全だったこともあって、ポーランドバルト三国でも経験しています。 

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約束どおり朝食は5時には用意してくれていました。チョコレートのクロワッサンとハムとチーズを挟んだソフトタイプのバゲット、あとは果物と飲み物を入れてくれていました。バゲットは巨大でしたが、めちゃうま。このホテル、ほんとおススメです。

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ホテルの前の広場は、早朝でもこんなに明るくて歩くのに不安はありません。

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ちょうどホテルの向かいの位置にある時計台の右手に青く見えるのが、初日に水とビールを買ったコンビニです。

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バスターミナルまでの道もこのとおり明るくて、危ない雰囲気はまったくありませんでした。

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バスチケットはオンラインで購入していました。85HRK(1,445円)。所要時間は2:20です。驚いたことに、このバスはリエカからザグレブを経由し、リュブリャナミュンヘンからドイツに入り、Ulm(ウルム) シュトゥットガルト、Karlsruhe(カールスルーエ)マンハイムを経てフランクフルトまで行くというバスでした。何時間かかるんだろう~!!!

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バスは前日行ったプーラを通ったあとは、広い道に入りました。リエカまでの道は地道ではなさそうです。パジンでは一瞬停車しましたが、すぐに発車しました。誰も予約していなかったのかなぁ・・・なんとなく気にしていたら、そのうち電話が入ってきていてパジンと言っているのが聞こえました。やっぱり積み残した・・・よね?

夏のリゾート地であるオパティアあたりで夜が明けてきました。

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海岸線に沿って通る道は絶景。見飽きることなく車窓にかじりついていました。

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定刻より少し早くリエカに到着しました。リエカは25年以上前から神奈川県川崎市姉妹都市で、クロアチア最大の貿易港です。毎年1~2月には、中世から続いているといわれるリエカ・カーニバルが行われ、華やかな仮装行列を見るために各地から大勢の観光客がやってくる場所でもあります。2020年はちょうど真っ最中、1月17日から2月26日の開催みたい。

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リエカのバスターミナルは鉄道駅の傍です。

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まわりには雰囲気のよい建物が建ち並んでいます。こちらはCapuchin Church of Our Lady of Lourdes。1904年に建築が始まり1929年に完成した美しいネオゴシック様式の教会です。

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Palace Ploechは、オーストラリア人のAnnibale Ploech(アニバレ・プレーク)邸で、リエカの魚雷工場で富を築いたそう。トリエステの若い建築家Giacomo Zammatti(ジャコモ・ザンマッティ)によって1884年に建てられています。f:id:fuwari-x:20200128144829j:plain

 

これまでのクロアチアの小さい港町に比べ、リエカは大きい街でありながら落ち着きがあって、観光するにも適しているように思いました。

でも、ここでは大事なミッションがありました。バスの乗り場が特定できていなかったことと、バスチケットの買い方がわからなかったことです。

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バス乗り場は長距離バス停から10分ほど先に行ったところに、地元のバスターミナルがあるはずでした。ところが、リエカ空港のHPを見ると全然違う場所が地図に出てくるのでとても不安でした。

バスターミナルはすぐに見つかりました。どなたかのブログで自動券売機があると書いてあった記憶がありましたが、まったく見つかりません。右隣のビルに人の出入りが多いドアがあったので、入って聞いてみました。順番を待って荷物を送っているような雰囲気でしたが、郵便局ではなさそう・・・ただそこの人は、向かいのビルにクロアチア航空の事務所があると教えてくれました。

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青の縦じまのある場所がクロアチア空港のオフィスです。聞いてみると、バスのチケットはドライバーから直接とのこと。ただ、予約はしてあるか?と聞かれました。オンラインではできなかったけど・・・と思っていたら、代わりに電話してくれました。

娘がいたからそんなやり取りも無事に済んだけど、そうでなければもっと大変だったろうと思います。

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無事にバスに乗れることがわかったので、クロアチアでは有名だというチョコレート屋さんに戻りました。え?でもなんか不二家程度っぽい(笑

でも、このBonbonnière Krašはその後、あちこちで見かけたので有名店であることは間違いないのでしょう。一応、一粒チョコをひと通りと、オレンジピールの入ったチョコレートは買ってみました。なかなか美味しかったです。

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さらにもう少し先の市場へも行きました。外にも露店がありましたが、中へ入ってみましょう。

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中はそんなに広くなくて、チーズ屋さんが結構多そう。そういえば、クロアチアではまだチーズを買っていないので、ここで買うのもいいかも。

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既にパルメジャーノ・レッジャーノとリコッタチーズを買っていたので、それ以外のハードタイプのチーズをお願いしました。

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そして、イストラ半島を離れるならトリュフのペーストもあるといいよね。ここで、赤井二のヨーグルト18.99HRK(320円)とマッシュルームの入ったトリュフペースト70HRK(1,190円)を買ったものの・・・この後のスプリトのスーパーで見たら、なんと3割も安かった!!!がーん。市場のほうが高いなんて。しかもこのヨーグルトがまた山羊。臭くて飲めない~

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時刻表はHPにも乗っていたとおり9:15。トレイも気になるので、近くのカフェでカプチーノを飲んで少し時間を潰してから、バスターミナルへ向かいました。

バス停からはトルサット城塞が見えます。どこ?って?

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ズームすると見えます。あそこへも行きたかったな~

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バスターミナルには空港行きとわかるように表示があります。ところが、バスが到着してびっくり。

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ふつうのバンじゃないの~!!!そりゃ、予約も必要だわ。たぶん、予約なしでも乗れたと思うのですが、知らなかったら停車していてもバスとは思わないでしょう?先に立っていたおにいさんが教えてくれたからわかったものの・・・びっくり。

バスの料金は50HRK(850円)と荷物代が別に10HRK(170円)必要です。全部で8人乗ったかな?リエカ空港って、一応国際空港なんだけど・・・

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リエカ空港までは40分ほど。でも、この後、もっと驚くことがあるんです!!!