2022年(令和4年)3月
今年初めての旅行は、去年最後まで回れなかったベネッセアートの続きを見学しようと、豊島と犬島を巡りました。
無事ツアーは終了したものの、最後の難関は乗り継ぎ。犬島から豊島、直島と渡って解散のところを豊島で離脱し、豊島から岡山県宇野港を経て岡山空港へ行く予定を立てていました。ベネッセのツアーに参加した場合、高松港から高松空港へ行くにしても、空港バスの乗り継ぎには10分程度しかなく、タイトなスケジュール必須です。
豊島の家浦港に到着しました。港は固定ではないようで、今回は到着も出発も遠い方のの発着で、チケットセンターは向こうに見える白い建物です。
そうでなくとも犬島からの船は四国汽船、次に乗る船は小豆島豊島フェリーで会社も違い、まったく双方の事情は無視。船は若干の遅延はふつうにあるので、13分の乗り継ぎは危うい。しかもチケットは出発1時間前しか発売しないので、事前準備も無理。
私以外にもスーツケースを引きずりながら走っていた人もいましたが、結果的には問題なく第一関門突破。次は宇野港から宇野駅への移動が待っています。
家浦港から宇野港へは高速艇で25分、フェリーだと40分で繋いでいます。小豆島から乗っている人もそこそこいたので、船内は賑わっていました。
次の宇野港から宇野駅の移動は、GoogleMapで見ると徒歩5分の距離。でも、方角がわかりにくいのと駅舎が目立たないので、16分の乗継時間は若干の不安がありました。
岡山側でもベネッセの展開する瀬戸内アートに参加していて、正面に見える宇野駅もそのひとつ。エステル・ストッカーの作品で、線が見えるのはフェンスが立っているのではなく、駅舎に描かれたものです。
駅前広場のオブジェも白井美穂「海からの贈り物」という作品。海の生き物やサーファーなどが乗っかっています。
その向こうにもドルヴァ・ミストリーの「海の女神」。ほかにも、宇野港には地域のごみや不用品を利用して作った魚のアート「宇野のチヌ」などもあるので、もう少し時間があると良かったな。
宇野駅のすぐ近くには2021年7月にオープンしたばかりのUNO HOTELがあり、とても雰囲気が良かったです。3年に1度開かれる瀬戸内芸術祭は、今年2022年は開催年。春タームは5/18まで続き、夏(8/5-9/4)・秋(9/29-11/6)にも会期があるので、ここを拠点に回るのもいいんじゃないかな。
電車は途中の駅にもアートがあったり、高架線のところもあったりで、思いの外、変化に富んでおり、退屈しない道中でした。
岡山駅にはお土産物やフードコートが揃ったさんすて岡山があって便利でした。特色に欠ける点もあるけど、時間のないときには助かりますね。
空港バスは、減便中の今、18:40が最終。乗り遅れのないよう、繰り返しアナウンスがありました。座席はほぼ満席。
岡山空港にはANAラウンジがあります。夕食を食べる時間はなかったし、戻ってからでは遅すぎるので、さんすて岡山でお弁当を調達しました。
帰りはビールも飲めるので嬉しい。これなしにお弁当はキツいもの。バス同様にラウンジも満員で、座席に荷物を置かないよう、何度もアナウンスがありました。でも、あくまで譲らない人っているのね。
岡山なので、ままかり、鰆、黄ニラのお寿司1,080円とごま鯖しらす丼810円。ままかりはニシンっぽい癖があっていまひとつ。黄ニラが予想外の美味しさでした。このお弁当をどちらか選ぶなら、断然、ごま鯖しらす丼。源ちゃんの店内でも食べられるのだけど、ちょっと微妙な価格帯のお寿司やお弁当系の割に、及第点だったな。
2度目のアートの島を巡る旅で感じたことですが、解説なしにここを訪れたとしたら、私の場合は各1分で立ち去っていただろうと思います。それぐらい、謎。でも、ほんの少しの背景やヒントがあると、自分の中の感性が呼び起こされるかのように、深い興味が湧きあがってくるというのを感じました。
もちろん、もともと芸術への感性が高い人であれば、自分で見て回るのといいと思います。でも、もしそうでない人でもこんな現代アートへの入口が開かれている、そして、それはおばあちゃんしかいないような島でもその住民たちが感じていました。言葉ではなく伝えるものって、人を繋ぐんだなぁ・・・
お土産編
サンポート高松にある四国ショップ88で購入したのは、ままかりのオリーブオイル漬け2種(各594円)、山椒ちりめん360円、鬼びっくり一味唐辛子200円。いずれも前回からのリピート。ままかりはオリーブオイル漬けだと癖もなく、オイルサーディンと間違うぐらい。残念だったのは是非リピートしたかった四万十川青さのり入りつまみのりがなかったこと。あれ目当てだったのに。


思いから避けていた讃岐うどん550円はやっぱり必須と思い直してGET。業務用500g、こんなにたくさんどうすりゃいいのって感じだけど、日を開けずに食べれば大丈夫。思った以上に讃岐うどんを感じさせるコシがあって美味しいです。讃岐うどんはしっかり茹でるほうがいいのだけど、それでもくたらないのが魅力。
小豆島オリーブ園で買ったのが、ランチのひしお丼で使用したオリーブ香草塩370円、おりーぶぐらっせ3個1,080円、完熟オリーブ漬け600円。香草塩はなにに使ってもしっかり味が出るのでアクセントになるので利用率高し。おりーぶぐらっせは、オリーブを砂糖漬けに仕立てるというのが目新しい。案外オリーブの味に甘さって合うんだね。
マルキン醤油では、つぶもろみ320円と生しょうゆ363円。まだ使っていません。まだ去年に行った柳井の甘露醤油も使ってるしね。
小島酒造で買った本醸造酒びびび1,361円は、まったく口に合わず。火入れだから余計に私たちには難しいのもあるんだけど。
金両醤油で買ったがぁりっく油1,728円は、あんまりガーリックを感じないので残念。塩を入れたオリーブオイルも興味深かったので、そういう使い方に発展させた方がいいかも。
お醤油を作っているということは佃煮も美味しいと思って買ったこの2点(各320円)は大失敗。まぁ値段から考えて当然かな。
道の駅では、娘へのお土産にハーブクッキー540円、オリーブマヨネーズ540円。マヨネーズはどう使えば味の違いが実感できるだろうかと、未だ思案中(笑
ギリシャ風車の絵葉書2枚(各120円)。でも、小豆島ってわからないね。
オリーブハンドクリーム660円は、まだ使用していません。
豊島港のショップで買ったレモンの塩650円は、香草塩に比べて効かせるのが難しい。れもんげ430円は名前のまんまレモン風味のメレンゲなのだけど、ちょっとした酸味が美味しくておススメ。


さんすて岡山では岡山銘菓ということで大手まんじゅう340円をGET。でも、餡の味がいまひとつ。
お土産がつい調味料に偏りがちな私。そのくせ買った後、活用できているかといえば、手こずるものも多々あり。未使用のものについては、またアップして記録を残しておこうと思っています。