2022年(令和4年)8月
2年半ぶりの海外旅行。今回のシドニーの主目的は、まだまだ感染者の多いコロナ禍、ホテル滞在にしようと、珍しく5ツ星ホテルを予約しています。前回は後半に宿泊したThe Fullerton Hotel Sydneyについて書きました。
このホテルにどうしても泊まりたかった理由のひとつに、朝食の評価がとても高かったことがありました。ほかに検討したホテルはgoodなのに、ここはexcellent。気になるじゃありませんか。5ツ星ホテルの朝食なんて似通ったビュッフェで、そんなに違いはなかろうに。
2階の朝食会場。なかなか素敵。赤い椅子の見えるところは旧館と新館を繋ぐ廊下で、吹き抜けになっています。朝食会場の入口は左側。
右側にはソファーがあるので、グループ出来たらここで待ち合わせて朝食というのもあり。
部屋番号を書き、予約があるかチェックしてもらってからの案内。そうスムーズな対応ではないのが、なんとなく気になる・・・
食事内容は、特にexcellentと評価するほど目新しいものはありません。
あれ、こんなのあったっけ?という感想。
この画像は立て続けに撮ったわけではないのですが、なーんとなく、やめておいたほうがいいかな?という気配を感じました。
ホテルでは特に断ったことがなかったのですが、これは私のミス。そこまでバシャバシャと無遠慮な振る舞いはしていなかったとは思うのですが。
アジア系の食材は、中華粥。
この飲茶はいまひとつ。翌日はシュウマイだったそうだけど、期待していなかったので覗きもしませんでした。
朝食会場は、不慣れなスタッフがいるのを差し引いても非常にオペレーションが悪く、ギスギスした雰囲気が漂っていました。私はまったく気づかなかったのですが、監視役のスタッフが目を光らせていて、従業員がとても委縮しているように見えると相棒が言っていました。
ホテルの入口でもそうでした。杖をついた高齢のスタッフが1人常に立っているのですが、いかにも経営者層。そんなにも監視して人を動かすようなホテルにいいところはないというのが、相棒の再訪ナシの理由。箱はとてもいいんだけどね。
そんなわけで、2日目からはスマホも持たずに朝食会場に行っています。でも、どうにも寛げない感はたぶん私たちだけではなかったよう。飲み物を頼めなかったり、一方で席に戻ると頼んでもいないカプチーノがあったり(隣の席の人が頼んだものだった)、監視役がいる割に客には気を配るわけではない尖った雰囲気が、とても居心地悪く感じました。でも、オムレツは美味しかったな。
新館と旧中央郵便局を繋ぐ渡り廊下から見た朝食会場はとてもいい場所にあります。もっと気持ちよく過ごせるようにするには、ぎっちぎちに管理しようとする体制を改めたほうがきっといいと思うよ。
次回はこの館内で行われているヘリテージ・ツアーについて取り上げようと思います。