大興奮の遊覧飛行を終え、スプリット空港に到着しました。でもここ、空港バスについての情報が少なかったんですよね。スプリット空港infoの記載によると、到着後30分で出発としか書いていない・・・うーん。
だだっ広い空港1階には、特にインフォメーションもなくて聞けそうなところもありません。
外に出てみると、左手をグル地と回ったところにシャトルバスの記載があるし、人も待っていたのでここにいるのが良さそう。
でも、右側にも地面にBUSと書かれた場所があって、ちょっと迷う・・・
しかも、タクシーの客引きがあって、その人曰くバスが来るまで1時間ぐらいあるとスマホを見せて言うんですよね。なぜその人はバスの時間がわかるんだろう?なぜ私はそのサイトに行きつけなかったんだろう?
相棒も娘ものんびり待っていますが、シャトルバス乗り場にいた人たちもなぜか次々いなくなり、待っているのは私たちだけ。調査係の私としてはリサーチ不足に焦りがあります。そういえば、路線バスも使えるという話をどこかで読んだ気がするな・・・空港の前の道路は頻繁にバスが走っているし、これに乗ればよかったんだろうか?
心配になってバス停へ見に行くと、時刻表はないけれど人がいました。聞いてみると、それでも行けるけど、シャトルバスを待っているといいと言われたので、地理もよくわからないし待つことにしたところ、ようやくバスが入ってきました!
心細かったよ~(泣
今になって調べてみると、スプリット空港のHPはあれじゃなかった。あちらはインフォメーションで、スプリット空港公式HPにはシャトルバスのHPのリンクがありました。そこから時刻表を検索するとちゃーんとわかりました。やっぱり移動手段はとことん調べておくに限るわ~
バスは現金で直接ドライバーに支払いです。30HRKか4EUR。500円ぐらいです。
定刻より20分早く着いたために、逆に1時間待つことになったシャトルバス。この日は12:30に出発しました。
出発直後に1人の乗客が地図を見せて、ここで停めてくれとドライバーに交渉した模様。実は私は道もちょっと遠回りしたんじゃないかと怪しんでいますが、何でもないある場所で降ろしてもらっていました。いいね、そういうローカル感。
バスターミナルから旧市街までは10分ほど歩きます。フェリーが見えますが、冬場は国際線は運休しているので、クロアチアの離島への運航なのかな。
旧市街はすぐに見えてきます。青い空と穏やかな海、そして気温は高めです。
フェニックスが並ぶことからも、ここが温かい土地であることがわかります。観光客の多い街らしく、駐車場は満車。
旧市街に入る門のひとつが塔の下あたりに見えます。スプリトの旧市街は、かつてディオクレティアヌス宮殿だったところを数百年後に市民が改造して住むことになった街で、確か門は4つだと読んだ記憶がある・・・
目当てのホテルは、もうちょっと向こう・・・この広場を突っ切ったところにあるはず。
果物広場と呼ばれるここは青空市場が出るようですが、シーズンオフだからか気配もありませんでした。
果物広場に建つ像は、マルコ・マルリッチ。ルネサンスの非常に有名なヒューマニスト、作家、詩人です。
ここからいくつか道が分かれていますが、ホテルの位置はこの建物の左側の細い通路を抜けたところのはず。
スプリトのホテルは、小さな海辺の町だったロヴィニに比べいいホテルが安価なのが魅力的でした。今回選んだホテルはPalace Judita Heritage Hotel。2泊朝食付きで35,878円です。ロヴィニの44,466円よりもぐんと安いですが、スプリトだともう1万円ほど安くてもいいホテルがあったのですが、ちょっとグレードの高めにしてみました。
4ツ星ホテルです。ヘリテージホテルと名乗るということは、ここもディオクレティアヌス宮殿の一部だったのでしょう。
ちらりと見える長身の彼はここのスタッフで、強面のゲイ。あの風貌でなよなよ系のおねえなのには愛嬌がありました(笑
笑ったのがリエカでわざわざ寄ったチョコレート店Bonbonnière Krašが、この右側にあったこと。なんだ~
でも、スプリトでも人気のようで、いつも人が入っていました。お手頃価格でそこそこ美味しいところがいいのかな。
ホテルの門を入るとカフェスペース。シーズン中はここも賑わう場所なのかもしれません。
奥に見える階段を上るとフロントです。
こういう緑の使い方、好きです。
右側がフロントなのですが、狭い場所でもろに写真を撮れなかったので通路のほうを撮りました。私たちの部屋はこの奥を左に曲がったところです。
奥へ入って右を見ると朝食会場のスペース。
天井がガラス張りのスペースもあり、明るくていい感じ。まだクリスマス飾りがあります。
部屋は思ったよりも狭かったです。
クローゼットにはスリッパが用意されていました。あら。ここもあるのね。
入口すぐにデスクがあり、その奥にベッドを入れてくれていました。エキストラベッドではなく同じベッドです。ちらりと左に見えるテレビの下に冷蔵庫が入れられていました。中もぎっしりで、チーズなどを入れる隙間を作るのに苦労するほどでした。
椅子がここにしかないのが残念でした。そういう意味ではパドヴァのホテルはとても使い勝手が良かったです。
バスルームは広め。継ぎ目のない洗面ボウルは好きです。
バスタオルの位置、高過ぎて届きません(笑
タオルウォーマーがあるホテルは助かります。以前はなんの意味があるのかと思っていましたが、今は靴下など持参する枚数を減らせるので重宝しています。冬は家にもほしいぐらい。
14時を回っています。ランチを急ぎましょう。