2023年(令和5年)12月29日(金)
年末年始、ルクセンブルクを皮切りにヨーロッパ10日間の旅行です。前回はルクセンブルク旧市街のクリスマスマーケットやランチの話を書きました。
ルクセンブルクでは2泊します。中央駅から徒歩2分のCity Hotelは3.5星ホテルです。旧市街に泊まりたかったのですが、航空券を予約したのが11月30日。そこからホテル探しをしたので、旧市街の手頃なホテルはすべて埋まっていました。
レセプションでパスポートとデポジット用のクレジットカードを渡しチェックイン。
エレベーターホールの左右に扉があり、それぞれ3,4部屋ずつぐらい配置されています。その左右の扉ごとに明かりが点く、逆に言うと時間が経つと照明が消えてしまうので、エレベーターを出るとパチパチっと明るくなるという、エコな仕組み。
ピンボケなのが残念ですが、ドアを開けて進むと左側がベッドルーム。
4つ星を選んだと思っていましたが、3.5星でこれなら申し分ないホテルだったと思います。コンパクトに見えますが、他の空間がゆったりしていたのでとても使い勝手が良かったです。
USBジャックがベッドサイドにあり、今回泊まった中ではもっとも近代的だったかも。
テーブルにはウエルカムフルーツがありました。
洋梨は食べたかったのに、お腹がいっぱいで食べる機会がありませんでした。残念。みかんはいただきました。酸っぱめだけど美味しかったです。
冷蔵庫にはサービスのミネラルウォーター。ヨーロッパでは瓶が主流です。
ドアを開けて突き当りがクローゼット、右側がバスルームで左側がベッドルームという造りで居住性が高いです。
タオルウォーマーがあると、洗濯物が乾くので助かります。
シンプルな造りですが、ベッドルームと離れていたので落ち着いていました。隣の部屋の音が聞こえることもなく、快適なホテルです。
ただひとつ難点は、この仕切りだけでシャワーをするのは難易度高し。1度目はかなり床を濡らしました。
部屋からの景色。右へ行けば中央駅、左へ行くと15分ほど歩けば旧市街です。旧市街よりは安めの価格帯になるのですが、他国との電車移動がないならば旧市街の方が利便性はぐんと高いと思います。ただ公共交通機関が無料なので、トラムなどを駆使すれば不便ではありません。
朝食会場は地下1階。7時オープンでしたが、日の出が8時半ごろなのでゆっくりめに7時半ごろ行きました。
でも、だーれもいません。2日間とも誰とも会わなかったので、ヨーロッパの朝は遅いんでしょうか。今まで一番を競うように並んで待つことも多かったのに。
ビュッフェスタイルで壁際に並んでいます。
嬉しかったのがオレンジジュースマシーン。どう使うかわからなかったのだけど、注ぎ口にグラスを当ててプッシュすれば、上にあるみかんがぐるぐる動き出すという仕組み。
ホットミールはこの3点のみ。ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ。
ハムやチーズ類は3種類ずつ。右端のパテのようなものがめちゃうま。拡大して撮ったと思っていたのに忘れていました。ミートローフなのかな、肉の旨味が凝縮されていてとても美味しかったです。
そのミートローフに強い味方がこれ。シャンパンがあったんです。これだけでこのホテルの評価は上々。
地元ルクセンブルクで2021年に創業100周年を迎えたというワイナリー、BERNARD-MASSARDのシャンパン。
野菜がほとんどないのはヨーロッパではしょうがない。フルーツのひとつは柿でした。珍しい。
ヨーグルトとピクルス、オリーブ。豆乳やアップルジュースも。
パンの種類はこれだけ。でも、クロワッサンもロールパンも美味しかったよ。パンはどこでいただいてもハズレなしでした。
デザートのうち、右側がりんごのタルト。これがまた美味しかった。しっとりしていてクラムもしっとり。左側のチョコレートケーキは大き過ぎるのではじめから予定しておかないと食べられない。2日目にいただきました。軽めのスポンジとチョコレートクリームで、大きさほど重くない。
シャンパンがあったので、2日ともゆっくり楽しみました。種類は少ないけど、どれもこれもシャンパンで、許す(笑
Hotels.comから2泊朝食付きで52,448円/2人でした。直前にキャンセル不可プランに変更してちょいケチりましたが、他が4つ星と5つ星だったためもあるのか、今回のホテルではここが最安値。アイスランドはもっと高かったけど、コロナ直前のイタリア・クロアチアは1EUR=125円だっただけでなく、もっと安かったんだけどな。ちなみに今回のレートは1EUR=161円ぐらいでした。