2023年(令和5年)8月8日(火)
去年娘が旅行したアイスランドを訪ねる夏の旅。前回はその前に訪れたアイルランドの西部の港町ゴールウェイの話を書きました。
いつもぐずぐずしていてお店を決められず、かといってさっさと決めた場合はダブリンのテンプルバー地区での夕食のようにいまひとつだったりするので(でもここは人気店で、私たちが看板メニューのBOXTYのことを認識できていなかったためもある)、ずらりと軒を連ねるレストランを前に決断を迷う私。でも、目指すはシーフード。
今回は、ポケットWi-Fiもモバイルバッテリーも持参しているので、がんがん調べます。気になるお店は裏路地に位置しているよう。ここだ!と見つけたときはちょうど開店時刻。外観の画像を撮り忘れていたのでGoogleMapから拝借しましたが、ビニールに囲われていて実際に見るとちょっと怪しげでもありました。でも、迷っているうちにいつも満席になってしまうので、えいっと入ってしまいました。

シーフードのお店を探していた私たちにとってはベタな名前過ぎるかと思った、その名もThe Seafood Bar at Kirwan's。昼間でもほの暗い店内は雰囲気があると言うべきか、怪しげというべきか。

一番客だったのでちょっと不安でしたが、若いスタッフの応対がとてもいいので期待が持てそうな気がしてきました。

レモンの入ったお水が運ばれてくるところも、好感度が高いです。

ランチメニューはこちら。他にもセットメニューなどもありましたが、ダブリンで食べたといってもやっぱり気になるのが牡蠣なので、アラカルトから選びます。

このお店の素晴らしかったことは、私たちがチョイスした3品を、スターターにするか、メインにするかを聞いてくれたことでした。このお店は当たりと決めて、ボトルでワインを選ぶことに決定。

シーフード中心なのでイタリアのスパークリングワイン、Furlan Frizzante Prosecco, Glera 32EUR(5,120円)を選択。スパークリングワインで、口径の広いグラスというのは初めての経験。

まずはGalway Bay Rock Oysters 17EUR(2,720円)。このソースが何だったか残念ながら思い出せませんが、レモンを絞って食べるのが一番よね。

オーツ麦かなにか雑穀が入ったパンも美味しい。

Summer Caprese Salad-Heirloom Tomatoes, Buffalo Mozzarella, Aged Balsamic Vinegar, Basil Pesto-12.5EUR(2,000円)

このカプレーゼはとても楽しかったです。よく見てください。チーズに挟まっているのは、いろんな種類のトマトなの。ミニトマト、グリーントマトなど、4種類のトマトとモッツァレラチーズをバジルペーストでいただくというもの。

続いて仰々しくセッティングされたのが最後のムール貝。

思わずグラスワイン7.95EUR(1,272円)を追加してしまった私たち。

Steamed Fresh Mussels 14EUR(2,240円)は、確か味付けをどれにするか聞かれたような気がするのだけど、もはや記憶になし。でも、ここでの食事は大満足でした。これぐらいの量にしておくのが私たちにとってはちょうどなのです。

トイレは上の階にあります。これから長い道中、またバスに揺られるので必須。

きれいに保たれているトイレのお店は、美味しいお店のバロメーターと思っていますが、ここもばっちりでした。

お店を出る前に、隣のテーブルの女性にどこから来たのかと尋ねられました。それもそのはずで、日本語が少し話せるそのご夫人は、私たちの会話にとても興味を持っていたようでした。スパークリングワインの画像の向こうにちらりと見えるピンクのシャツがその方です。どこにいても会話には気をつけねばと思いましたね。
ランチを終えて、バスステーションへ戻ることにしました。この日は夜にもイベントが待ち受けていました。

ゴールウェイは音楽の街として有名です。アイルランドが輩出したミュージシャンは、ハードロックカフェでもギターケースを見たU2、enya(エンヤ)、先日亡くなったSinéad O'Connor

そしてゴールウェイはEd Sheeran
街を歩けば、あちこちで演奏している人たちを見つけられます。

時間ごとに割り当てがあるのか、空いていれば演奏できるのか、食前食後で違うアーティストがいました。

こちらの角にも。

バケツで演奏中の彼は異色。

アコーディオン奏者も。

人の輪ができていたのは大道芸。梯子に乗った男性が手前の男性から投げられた松明を見事キャッチしたところでした。

The Browne Doorway(ブラウン・ドアウェイ)は正面から撮っておかなくてはいけませんでした。13世紀から19世紀にかけて、ゴールウェイで最も権力を有していた14の商人一家のひとつであったブラウン家の門で、1627年に建てられた彼らの邸宅は、その地位と権力を象徴する建物だったそうです。

すぐそばにはEyre Square(エア広場)のオブジェ。市民の憩いの公園といった感じでした。

公演を抜けてバスステーションへ向かいます。ランチも大満足だったし、夜のイベントに向けて早めに戻りましょう。

バスチケットは往復で購入し、帰りは空いていれば乗れるというスタイル。14:45発で戻れば17:15着。軽く夕食を食べて出掛けるにはちょうどいい感じの時間帯となりました。

ゴールウェイの街を歩けばあちこちで音楽が流れ、センスのいいレストランが軒を連ね、アートも楽しめる。小さい街なので日帰りで充分というところも逆に魅力的。港まできちんと行けなかったし、博物館も見学できなかったので、もっと時間があればさらに充実したと思います。少し足を延ばせば競馬場もあるので、宿泊してそういう楽しみ方もありかな。