英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【長野】侮るなかれ「休暇村リトリート安曇野ホテル」ー館内施設編

2022年(令和5年)1月

 

今年最初のお出掛けも、やっぱり安曇野。もちろん、新しく泊まるところは徐々に減って来ていて、今回チョイスしたのは2020年4月にオープンしたという休暇村へ向かいます。

時間が中途半端だったので、行きの特急あずさを昼食時間に充てることにしました。

 

百貨店で調達したのは、九州から出店していた博多すいとうとの鯖の棒寿司やアナゴの押し寿司などが入った寿司弁当。稲荷寿司は詰めるんじゃなくて巻くのね。

 

松本駅から大糸線に乗ると、常念岳と横通岳が出迎えてくれました。前回のように地上に雪は積もっていません。

 

北アルプスだけが冬の装い。神々しい山々。

 

刻々と見える山が変わっていくので、どの駅からどの山が見えるのか電車内にも紹介されていました。下から上へ北上しており、雪の量もまったく違います。

 

15時のチェックインに間に合うように、送迎バスを予約しました。この日は混んでいて、2台配車されていました。予約の遅かった私は2台目。

 

保養所だった施設を買い取り2020年4月にオープンしたという休暇村。

 

私たちは到着が遅かったために夕食時刻と重なってしまって参加できませんでしたが、入口前の屋外ファイヤースペースでは星空観察のイベントもあるの。しかも、マシュマロを焼いて食べるんだって。

 

中に入ってもなかなか贅沢な造りです。どこの保養所だったかは、なぜかスタッフによって言うことが違ったのでどちらが正解かは不明。この雰囲気からすると、ひとつ聞いたハウスメーカーのほうが合っているような気がします。

 

チェックインの順番まで好きなソファに座ってお待ちくださいとのこと。休暇村といえば、もっと昭和のカオリがするかと思っていたら、なんのなんの。

 

中庭を見ながら座っても落ち着く。

 

さらに、暖炉の前ならばもっと雰囲気がいい。冬の寒さが厳しい安曇野のホテルはどこもマントルピースが必須です。

 

火はわずかにしか起こされていませんでしたが、やはり人気は火の周り。皆がここを陣取っていました。

 

傍らには、コーヒーや紅茶も自由に飲むことができるコーナーも用意されており、チェックインの順番待ちへの工夫もされています。

 

奥には、願いを託して鶴を乗せツリーも用意されていました。久しぶりに千羽鶴を折ると、忘れているのね。あれだけは覚えていると思っていたのに。

 

 

ショップもそこそこ充実。ただ、帰りに松本駅に到着して同じ商品を見たら、休暇村価格がオンされていたのにはぐったり。なんだ。やっぱりこういうところで購入するのは損なのね。そう思わせるほうが損だと思うんだけどな。

 

外に用意されたハンモックに揺られるのもOK。座ってみると案外寒さも感じずにゆったり過ごせます。これまでのこじんまりとした宿とはまた違う充実度に、期待が膨らみますね。

 

ハンモックの向こうに見える庭にも、少し趣向を凝らしていました。ちょっと過剰な演出かも^^

 

ハンモックのほかにも椅子が置いてあります。休暇村から歩いてすぐのところに農産物の直売所や日帰り入浴施設などもあり、便利な場所です。ただ、直売所は早い時間に閉まっていたし、翌朝の開店時刻も送迎バスの時間に重なってしまって行けなかったのは残念だったけど。

 

この場所は、夜になると明かりが灯されていてまた違う表情を見せてくれていました。

 

厳冬下だからそそくさと戻りましたが、違う季節にはいいかも。

 

夜のラウンジも素敵でした。でも、私は最初に泊まった安曇野穂高ビューホテルのラウンジの落ち着きが好きだったかな。

 

「休暇村」という名前からくるイメージをいい意味で壊されて、ちょっとワクワク感が増しました。特に相棒は泥臭いよりもスマートであることを好むので、こういうホテルのほうが好み。部屋も満足してくれるといいのだけど。