2023年(令和5年)6月10日(土)
毎月訪れている安曇野。前回のマサヒロ・ニシムラでのランチは超絶美しく美味しいお店だったけれど、夕食差し障ってほとんどまともに食べられませんでした。今回は食事目当ての宿なので、ランチは軽く済ませる必要があります。
お蕎麦で済ませるなら、2店候補がありました。穂高駅徒歩7分、もしくは徒歩1時間だけれど宿へは15分のお店のいずれかです。今回の宿は送迎がないので宿に近い方にしようと決め、のんびり歩いて行くことにしたのだけれど、あいにく蒸し暑い初夏の日差し。
まずは駅から20分ほど歩いたところに、前回も購入した高級食パンのお店「歓びのプレリュード」があります。
前回はプレーン食パンを購入したので、今回は季節限定のブルーベリークリームチーズパン1,134円をGET。
もうひとつ気になったのが、手前の袋に入っている土曜日限定の牛乳パン324円。
ブルーベリークリームチーズパンは、前回のプレーンパンに比べるとかなり小ぶり。牛乳パンは賞味期限3日。こちらも大きさの割にお高めの印象。
でも、それぞれ理由がよくわかりました。ブルーベリーもクリームチーズもしっかり練り込んであって、かなり食べごたえがあります。
牛乳パンは牛乳を練り込んだパンだと思っていたら、まさかのクリーム入り。これで賞味期限3日って、長いかも。ボリューミーで甘くてふんわりしてて、美味しい。
さらに歩くこと40分。いつもならサクサク歩く道でも、暑いと遠さが身に染みる。この時期になると観光客向けに数本バスも通るので、乗るべきでした。安曇野では流しのタクシーはないので、残りはもう歩くしかない。しかも到着した蕎麦屋は約1時間待ちと書いてある・・・
ここ、そば処 時遊庵 あさかわのレビューを見ると予約必須と書いてあったのですが、当日到着前でも優先されるとは思っていなかったのです。近くに他のお店があるといえども、また同じハメに陥るかもしれず、待つしかありません。
告知通り約50分待ってようやく席に通されました。さっきは庭から見ていたその席に案内され、逆方向から庭を見ます。
私たちが通されたあとは、座席が空き始めて待ち時間はほぼナシ。相棒は待たされるのが嫌いなのでご機嫌斜め。そもそも、オペレーションが悪すぎるというところも気に入らないらしい。
ビールやお酒もあるけれど、天ぷら以外に肴になるものはほとんどなし。なーんだ。今日は夕食目当てなのでそれでいいのだけど、楽しみは少なめのラインナップ。
天ぷらでは多過ぎるので、人気メニューのうちわさびの花芽・茎・薬味ざるそばにしました。
扉を開け放ち、自然光と風を取り入れた空間は心地いい。
お蕎麦は、ちょっとミスしたと思いました。せっかくの安曇野なのだから、純粋に山葵を楽しむ方がいい。花芽や茎を肴にするならまだしも薬味として入れるのであれば、ざるそばの楽しみはちょっと減るかなと思いました。
お蕎麦の量は多め。都会のお蕎麦はそれだけでは物足りないけれど、こちらでいただくときちんと一食分として成り立つ量です。
おまけにと持ってきていただいたのが、お蕎麦に田楽味噌をのせて焼いたもの。お蕎麦を切るときに端を残したものということでしょう。
暑くなければ歩くことは苦にならないので、このお店の評価ももう少しよかったかもしれません。でも今回は蒸し暑い初夏の日差しが降り注ぐ中を歩いたのが失敗。お蕎麦の美味しいこの地で、他よりも特に勝るというほどのお味は感じられませんでした。でも、庭の雰囲気はとても素敵で落ち着いて食事できる点が、人気店の理由かも。がっかりさせられることはないと思います。
ランチの後は、5分ほど歩くと産直のお野菜などを販売しているvif穂高に到着。蕨350円と、ジャム用にルバーブ289円を購入。蕨は自分であく抜きする必要がありましたが、その分、高知で購入したよりも少し多め。またもや大好きな山菜を楽しめました。
チェックインまでまだ少し時間があったので、八面大王足湯で休憩。
今回は八面大王の画像を撮りそびれていたので、前回2月の画像を拝借。お湯は熱めで、足だけなのに割と早くにのぼせてきます。
弧になった足湯に座ると石楠花の花をイメージしたという排水溝が見えます。vif穂高は右に見える建物の下に位置しています。
さらに10分歩いて、にし屋別荘に到着。昨年12以来の再訪です。