英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【長野】朝の散歩で熊に遭遇&上諏訪の鰻の老舗「うな藤」再訪

2023年(令和5年)6月18日(日)

 

毎月訪れている安曇野、6月は2週間連続です。これで最後の全国旅行支援の利用ですが、夕食を楽しみにできるホテルはもうなさそうなので、ランチをしっかり食べて夕食は部屋で軽く。そうなると宿のチョイスは送迎があってそこそこきれいであること。前回はそうした候補の中から選んだ、会員制のダイヤモンドあずみ野温泉ホテルをご紹介しました。

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朝、朝食前には散歩をしています。ホテル前の道には「鐘の鳴る丘集会所」などの看板があったので、そちらへ向かって歩いていると犬を連れたご夫婦に手招きされました。熊がいるわよ、と。右手前の斜めになった木の奥に見えているのですが、わかりませんよね。

 

犬がやはり興奮すること、そして耳を澄ませていると木々が揺れる音、折れる音などがするのでわかるそうです。どうやら親に連れられた子熊がサクランボを食べにやって来ているんじゃないかと。下の画像ではど真ん中の木のところに見えています。

 

ご夫婦と別れて歩き始めましたが、親熊が近くにいると聞けばちょっと心配。先へ進むのはやめて松尾寺と書かれたすぐそばのお寺を覗きました。

 

鎌倉時代から室町時代にかけてこの地方を治めていた仁科盛政によって1528年に建てられたと言われる松尾寺本堂。屋根の上には赤い鬼がいるのですが、知らなかったな。でも、てっぺんの右側にちらりと赤く見えるのがそれです。

 

桁行三間、梁間三間、寄棟造りのこのお堂の特色についての説明も添えられています。

 

正面からお参りしていないので、逆に本堂から下りて行きました。高野山真言宗のお寺です。階段から振り返って本堂を見ると緑が美しい静かな空間です。

 

熊を目撃しているので、静かな空間というのがまた心配。このあたりの熊はツキノワグマで狂暴ではないようですが、それでもやっぱり気になりますよね。

 

最後に門をくぐって終わり。御本堂は1959年に国の重要文化財の指定を受けています。

 

さて。9時半の送迎バスで穂高駅へ戻りました。曇っていても常念岳が見えれば山の名前はもう覚えています。

 

今回は、旅行支援の地域クーポンを持って上諏訪駅鰻屋を再訪することにしていました。松本にも鰻屋は数店あるのですが、今回は上諏訪にある酒蔵巡りもしておこうという計画です。各駅停車で上諏訪駅へ到着し、昨年10月に訪れたうな藤を再訪。

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車は長野県のほか、千葉県柏や静岡ナンバーが停まっていました。さすがは人気店。

 

12時45分着。ほぼ待つことなく通されましたが、満席でした。

 

うな重の種類は4種類。ひとえに鰻の量の差かと。

 

う巻きや馬刺し、もつ煮などもあるので、お酒を飲むにもうってつけのお店。

 

前回と同じうな重「松」3,025円は数量限定で終了していたので、今回は「中」3,245円を注文します。

 

これだけあれば、充分過ぎるほど。

 

うな藤の良さは、追いダレが置いてあることです。前回の古畑はタレが少な過ぎて残念だったので、タレが好きなように追加できるのはかなりポイントが高い。

 

でも、残念なことに今回の鰻は、なーんとなく皮部分の弾力の強さが気になって、感激度は少なかったんだよね。鰻の問題なのか、焼き方の問題なのかは不明。こうなると古畑のほうが好みかなぁ・・・でもタレがなぁ・・・前回はもっと美味しかったと思うのだけど。