英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【アイスランド】世界最大の超高級露天温泉「BLUE LAGOON(ブルーラグーン)」

2023年(令和5年)8月9日(水)

 

去年娘が旅行したアイスランドを訪ねる夏の旅。前回はその前に訪れたアイルランドのダブリン空港からPLAY航空の搭乗記を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

やっとアイスランドへ到着しました。タクシーに乗るときにクレジットカードの利用ができるかどうかは尋ねましたが、料金について確認していなかったことに気づきました。メーターもありません。中心地のレイキャビクへは2万円ぐらいという口コミ情報は見たから、半分の距離のブルーラグーンへは1万円ぐらいと見込んでいたのだけど。

 

それにしてもこの道中の道のそっけなさ。ドライバーさんに聞くと11月から半年ほど雪に覆われているそうで、ほとんどが雪の下だからこんな大地なのかと思いながら見ていました。

 

20分ほどでブルーラグーン到着。12,200ISK≒13,616円でした。たぶん、円が弱いせいだよね。でも、空港からのバスを利用しても私の購入時のレートで4,343円(3,995ISK)だっただから、もし3人で行っていれば同額という程度。時間を効率的に使うには悪くない選択だと思います。

 

到着したこの待合室にしっかり大型荷物を預けるコインロッカーの表示がありましたが、そのときはまったく気づいていませんでした。

 

13時過ぎに到着してしまったけれど、私たちの予約は14時。荷物を預けて散策できるといいのだけど。

 

安価なコンフォート入場で夏場は15,550円(8,990ISK)もしたブルーラグーン。しかも予約制で、出発10日前にやっと予定が決まったので空いている時間も限られていました。ここでもなぜか公式HPからは決済できなくて、Guide to Icelandというツアー会社を通さざるを得ませんでした。

 

中に入ると、受付時刻が来たら並ぶようにロープが張ってあります。でも、13時を過ぎたところなので、今は誰もいません。

 

荷物だけでも預けたいと思って受付へ行きましたが、予約時間まで不可とのこと。がーん。駐車場入口にあることを教えてくれたらよかったのに。まさか見落としているとは思わなかったんでしょうね。

 

受付の隣にはショップがあり、ブルーラグーンの泥を使ったパックなどが売られています。入場したら、このうちのひとつは試せることになっています。

 

相棒と交替で散策に出掛けます。入口左側から始まる遊歩道。

 

思っているよりもずっと広いブルーラグーンアイスランドは日本と同じく火山国で、温泉が湧き出ています。でも、この温泉は自然に湧き出ているのではなく、隣接のスヴァルスエインギ地熱発電所から汲み上げた地下熱水の排水を再利用した施設で、要は地熱利用の副産物として作られています。観光施設としてオープンしたのは1987年のこと。

 

さて。苔の上を歩かないように注意が気がありますが、ブルーラグーンへの道中の大地に生えていたのは、どうやら苔だったようです。この話は翌日からのツアーでもっと詳しく知るところとなりました。

 

遊歩道を歩きます。BLUE LAGOONと名がついているとおり、一面ブルー。

 

このあたりは温泉なのか水なのか、みんなが気になるところ。何人かが触っていましたが水のようです。

 

振り返るとブルーラグーンの施設が見えます。あまり目立つようには作られていません。

 

橋を渡って延々と進みます。8月上旬というのに本当に寒くて、私は薄手のダウンを着ていました。暑がりの私でコレ。さらにもう1枚羽織るぐらいがちょうどかも。

 

これよりさらに大回りできる道もあったのですが、相棒と交替する都合もあったので、最短距離の方を選びました。

 

先に進みたかったのは、地熱発電所まで行けるかなと思ったのです。

 

でも行ったところで見学不可の施設だったようで、このルートはどうやらホテルへの道に過ぎなかったみたい。地熱発電所を見学したい場合は、車で1時間ほど行ったヘトリスヘイジ発電所があり、ここもこにゃくうさんのブログで紹介されています。

 

あそこに煙を上げている見える地熱発電所、いつかここも見学できるようにしてくれたら、もっとブルーラグーンの観光も充実するように思います。なんといっても入場料だけでも高いもんね。

 

地熱発電所からの煙が見えるその手前にホテルがありました。ブルーラグーンにはSilica HotelThe Retreat Hotelのふたつのオフィシャルホテルがあって、宿泊者は専用の温泉へも入れるみたい。高額でも泊まりたい!と思って調べましたが、当然そんな直近に空きはありませんでした。

 

さて。施設へ戻って奥の休憩所へ行きます。

 

CAFÉコーナーがあり、軽食を購入することができます。長時間滞在するので、レストラン予約か軽食の調達は必須だもんね。

 

なにも購入していなくてもテーブルは利用することができ、温泉の様子を見ることができました。

 

おお~右手には、入場料に含まれているドリンクバーが見えるわ。

 

ここからの3枚は窓越しなので全体のブルーがより濃いですが、橋のあるところが入場するところ。バスローブがかかっているのが見えます。

 

思ったほど人は多くありません。水深は浅いところもあれば深いところもあるそうで、お湯の温度も場所によっていろいろ違うらしい。

 

煙が上がる地熱発電所からの供給による温泉。もう少しで予約時間です。入場時に知ったことには、私はPremium(11,490ISK)で予約したつもりが最安値のComfortでした。Premium(8,990ISK)だったらバスローブも借りれ、ランチタイムはレストランにもそのまま入れたし、食べたあとにまた戻ることもできました。しかもスパークリングワイン付き。2,500ISKの差なので、このころのレートだと2,800円ぐらい。たぶんオンライン予約が何度挑戦しても決済できなかったので、最後に間違ってしまったのでしょう。大ショック。それでも15,550円払ってるから超高級温泉です。

 

さて。入場に際しては、ロッカーを借りてシャワーを浴びてから中に入ります。私たちはとにかく時間がなかったので先へ急ぎましたが、ここへ来るまでにいろいろ手間がかかるルールがあります。この旅行に際して多くの情報はブロ友のこにゃくうさんから得ましたが、とてもわかりやすかったので丸投げします^^;それから、ツアー会社のここも必見 ↓ 。予習していても、とにかくロッカーの操作が難しかったです。

guidetoiceland.is

 

そのこにゃくうさんがブルーラグーンへ行かれたのは1月のこと。まずシャワーを浴びて濡れた体で外へ出るのはさぞ寒かっただろうと思います。8月に行った私ですら、何を置いてもまず温まるために浸かりたい!!!と大急ぎで身を沈めましたから。

 

時間のない私たちは、まずドリンクコーナーへ急ぎます。なんとなくすっきりしない天気に見えるのは、防水スマホケース越しに撮っているから。防水機能は優秀でしたが、ケースに入れたまま撮るのは至難の業でした。ちっとも反応してくれないんだから。

 

スマホケースから出して撮影するとまぁまぁきれいでしょ。人を避けて撮ったわけではないのに写っていないのは、適度な人数だったからだと思います。

 

入場の際に手首につけてもらったバンドですべて管理できるようになっています。入場料に含まれているワンドリンクをこの中から選びます。追加で飲めるのはアルコールは3杯までらしい。温泉だもん、過度の飲酒はアブナイものね。

 

私たちはスパークリングワインを選びました。追加で頼んだら1,990ISK(2,200円)だって。そうそう、かつてアイスランド旅行を計画したとき、世界一安全だけど、世界一物価が高い国だということで断念したんだっけ。あ-あ、Premiumだったら、このあとの食事でも飲めたのに。しかもほとんど飲み物でペイできるやん。

 

たまにはデッキに上がってゆっくりするのもアリなんだろうけど、なにしろ寒くて首までしっかり浸かったまま移動しています。次に探すのは泥パック。

 

なかなか見つけられませんでしたが、スタッフに聞いて辿り着きました。ちょうど入口から見ると右端にドリンクバー、左端に泥パックバーといった位置になります。

 

スタッフだから顔出し、いいかな。北欧チックなのが印象的な美女でした。あと、手前の黒水着の女性のスタイルの良さも際立っているでしょ。見とれるわ~ でも、他は誰の水着姿も気になりませんでした。私なんてスポーツクラブで10年ほど前に使っていた競泳用だったもんね。水着を着ているだけでOKでしょ。

 

スタッフがお玉で手に落としてくれた泥パックを塗り、10分ほど放置して流します。温泉でじゃぶじゃぶ、そしてこの水も使いました。飲用かしら。

 

慌ただしくも私たち、ふたつのタスクを終えたらそろそろもうブルーラグーンからは失礼しなければなりません。レストランの予約が15時なのです。16時の予約が取れていたはずでしたが決済できなかったので、ツアー会社を通してお願いしたところこの時間になってしまいました。こんな流れ。

ブルーラグーン公式HPから予約 × →ツアー会社で入場予約 〇 → ツアー会社からもらったIDでレストラン予約 × → ツアー会社に依頼してレストラン予約 〇

 

もちろん、食事の後に再入場することも可能です。でもまた着替えてシャワーして入るのは大変。しかも時間も遅くなるので30分ほどで退場することになった超高級露天風呂。食事を諦めるべきだったかも。

 

入口にかかっているのがバスローブ。あとはビーチサンダルも必須かなと思います。バスタオルは退場時にもらえました。こにゃくうさんのときは入場時だったそうですが、寒さのために途中で体を拭きたいことを想定してだったのかな。

 

ブルーラグーンの全景を見られる屋外テラスがあるようなのですが、焦り過ぎてすっかり忘れていました。いろいろ失敗でしたが、アイスランドまでやって来てブルーラグーンをパスするのもナイと思っていたので、まぁいいことにしましょう。

 

ブルーラグーンらしい画像があまり撮れなかったので、娘の画像を3枚拝借しました。ほぼ同じ位置から2022年7月23日のものです。

 

そしてこちらが、ずっと向こうまで行ってレストランなどの施設を撮ったもの。雨女の親友に晴れを約束したとおり、晴れ女の娘らしい天気。

 

右が更衣室などのある入場箇所、次が受付のある棟、そして左がレストランです。娘は15時の予約で入場し、親友とさんざん写真を撮り合っても16時半には退場していたようなので、駆け足の私たちもあとほんの少し時間があれば充分だったのでしょう。

 

次回は、こんなにも急いでブルーラグーンを出ることになってしまったLAVA Restaurantでのランチの話です。