英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【高知】看板のない隠れ家フレンチ「Annata(アンナータ)」再訪

2023年(令和5年)10月7日(土)

 

突如特典航空券の空きを見つけ浮上した高知行き。ホテルとディナーの予約ができたら決行することにしていたのですが、前に行ったラ・プリマヴォルタに電話をすると満席、次に前回訪れたアンナータに聞いてみると空いていたので飛んできました。アンナータは美しい料理だけど、いまひとつ相性は良くなかったんだけどな、どうだろう。

fuwari-x.hatenablog.com

 

予約時に「場所はわかりますか?」と尋ねられたので「前に伺っています」と答えると、いつごろか尋ねられました。メニューが重ならないように考えてくれるのかな。

 

看板がないお店ですが、今回もタクシーでやってきた人たちがいました。むしろドライバーが凄いかも。はりまや橋から5分ほどの場所なので、旅行者ならたいてい歩いて来られるでしょう。GoogleMapには載っているので大丈夫。

 

店内の写真は料理以外はNGです。だからこれは外から撮ったもの。カウンターの前に椅子が見えます。ガラス窓のそばには荷物置き。

 

靴を脱いで入るスタイル。こちらは入って右側にある個室。椅子はカウンター前にあるのと同じじゃないかな。

 

飲み物はボトルワインの中で最安値のCAVA(4,950円)にしたんだけどね、最後にちょっと腑に落ちないことになりました(後述します)

 

スペイン、カタルーニャ地方で良年にのみ作られると書かれていました。

 

スタッフはいなくて、完全なるワンオペなので自分たちのペースで飲めるのは気兼ねなくていい。

 

カトラリー好きなので、いいフォルムだとチェックしちゃいます。これはポルトガルCutipol(クチポール)のもの。

 

山北のフルーツトマトと柚子のジュレ 秋田のじゅんさい

ここのお料理は盛りつけがいつも美しい。トマトが入っているのに透明。でも、トマトの味はしっかり感じられました。

 

愛媛の鱧のフリット 山椒と柚子 キノコのスープ

紫玉葱とマリーゴールドとのメモが残っています。

 

マリーゴールドって花だよね?小さく緑が見えるのがそれなのかな?

 

カリッとしたフリット。大好きな鱧。これはプロならでは。

 

温かいサラダ

前回もいただきました。

 

酸味のきいた乳清スープをサーブしていただいています。

 

ぱっと見はコスモスやペンタスなどのエディブルフラワーに目がいきがちですが、具材はかなり多岐に渡っています。

 

全粒粉のパンをスープに浸して召し上がってくださいとのこと。

 

次に三品運ばれてきました。右から醤油と味噌で味付けした手羽菊芋と北海道の筋子、スモークしたクリームチーズを魚醤で味付けしたもの、そして食用ほおずき

 

食用ほおずきはトマトのような甘酸っぱい美味しさで、箸休めとしての位置づけ。

 

北海道の鰤の炭火焼と白人参 サフランソース&ハーブソース

 

このお店の炭火を使った料理は絶品です。店内の画像が取れないのでご紹介できませんが、カウンターからちらりと見えるキッチンに熾した炭火には、鉄製のような枠組みがのせてあって、シンプルだけどすごい装置が見えるの。

 

カトラリーが変わりました。あ、まだ肉料理が出るんだ。ナイフはフランスのJean Dubost Le THIERS(ジャン デュボ ティエール)のもの。

 

高知産黒毛和牛ウデの炭火焼マデイラ酒ソース バルサミコに漬けた茗荷のマリネ

 

いつまで料理が続くかを読み間違えて、ワインが不足していたのが残念。グラスワインをプラスすればよかったです。外だけをカリッと焼き、レアだけど冷たい生ではない技術には毎度感心させられます。

 

愛媛のイカイカ墨のリゾット

そうでした!!!ここの〆のリゾットは絶品なのです。正確にはカルドソというスペイン料理で、年末年始のスペイン旅行中もこれを思い出し、メニューにないかずっと探していたのです。

 

ごくごく小ぶりの土鍋。こういうふうに使うといいのね。うちにあるのは3合用なので大き過ぎ、小回りがききません。

 

グラグラに煮立っていて熱々なので、もちろん取り分けていただきます。

 

単品で注文できるならお代わりしたいぐらい美味しい。前回の渡り蟹も美味しかったけど、イカ墨もそれを凌ぐぐらいの美味しさだよ~

 

山北の青レモン レモンクリーム

 

珈琲と紅茶から、たぶんコーヒーを選んだんだと思います。

 

メモにはいろいろ残してあり、レモンバームレモンタイムレモングラッセなどとも追記してありました。レモンクリームとシャーベット状のものが認められるから、レモン味満載だったのは間違いない。

 

私たちとあともう一組がこの日の客でした。相変わらず店主は寡黙で、楽しむというよりは少し緊張感があります。独創的で目で楽しめる料理の数々は魅力的ではありますが、他を開拓するほうが私たちには向いているかもしれません。また、今回のコースは11,000円ですが、29,150円という謎の金額だったことも疑問として残りました。現金払いのみなので、レシートもなくて確かめられないし。

コース11,000円×2+ワイン4,950=26,950円 → 29,150円(2,200円) 

あ、そうか。外税にしたかサービス料を加算するようになったのね。そういうことも聞きにくいところが難点なんだけど・・・でも、味は確か。見た目も素晴らしい。気難しいっていうわけでもなく寡黙なだけなので、こういう人とうまくやれる人には是非お勧めしたいです。料理人が寡黙でなにが悪い、ですもんね。