英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シンガポール】日本は果たして先進国と言えるのか。円安を再び嘆く。

2024年(令和6年)7月11日(木)

 

夏休みに予定していたヨーロッパ行きから、特典航空券でシドニー往復に変更することになり、ダイヤモンド会員継続のためのプレミアムポイント稼ぎにシンガポールへ飛ぶことになりました。前回はANA LOUNGEビジネスクラス搭乗記などを書いています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

機内で入国書類の話をしているのが聞こえてきたのですが、その人は「デジタルで」と答えていました。え?入国になにかいるの?調べたつもりだったのに、ちっとも気づかなかったよ。到着後、入国審査前に手続しなくては。6:40に到着後、そのSG Arrival Cardの入力をして荷物を取りに行くと、とっくにコンベアから降ろされて放置されていました。プライオリティの意味ないやん(笑

 

蘭を活かした空港の様子もくっきりと覚えています。ここは、乗り継ぎに焦って走ったこともあったな。

 

シンガポールを訪れるのは3度目。前回は2019年のことでした。あのときは、空港の新施設JEWELを見るのも目的だったんだよね。

 

ブンガワン・ソロの店舗をチェック。帰りに買って帰る予定にしています。

 

え?こんなに高かったっけ?思わず目を疑います。

 

Pandan Chiffon7.6SGD(約930円)。こんなに高かったっけ?なんのことはない。ここでも円の下落が原因です。もちろん値上がりもしていたのですが、5年前の前回は1SGD=81.2円だったのが、今回は1SGD=122円だったんだもの。

 

JEWELもまだ開いていないし、荷物を置きにまずはホテルへ向かいましょう。

 

地下鉄MRTでは、交通系ICカードかシングルチケットを購入するんだったと記憶していましたが、今回はシングルチケットは廃止されている代わりにVISAカードでも乗れるようになっていました。

 

安さでは交通系ICカードのEZ-Linkが有利なのだけれど、ほとんど交通機関を使う予定がなかったのでクレジットカード利用ができるなら、それに越したことはありません。

 

清潔で広い地下鉄チャンギ空港駅。ホームドアどころか、完全に駅とホームは分離されていて、安全面でも問題なく冷房もきいて快適です。

 

もったいないと思うのは、空港から市内へ向かう地下鉄は必ず乗り換える必要があるところ。2駅向こうのTanah Merah駅は屋外で暑いし、このときは乗り継ぎ時間30秒ぐらいだったので、慣れていない人は置き去りでした。

 

City Hall駅で下車。St Andrew's教会が目の前です。

 

印象的な円柱形の建物はSwissôtel。隣接するショッピングモール、ラッフルズシティへは何度も出掛けてましたが、近づくと目に入らなくなるので、このビルのそばを歩いていたとは気づきませんでした。

 

ラッフルズシティで気になったのはこのお店、BACHA COFFEE

 

四角い缶を見ると紅茶を連想するのですが、コーヒー専門店でした。気になっていたのになぜ買わなかったんだろう。たぶん、空港でブンガワン・ソロがあまりに高くなっていたので、潜在的に怖気づいていたのだろうと思います。

 

ランチはあれこれ迷って結局、ラッフルズシティ内のフードコートで食べました。早めの時間だったので空いていたのですが、食べるころにはほぼ満席。

 

SPINACH BENEFITSWanton Spinachi Koka Mee 6.9SGD(846円)をチョイス。真ん中の画像がそれです。

 

出てきたのはこれ。違うやん。確かにワンタンは6つぐらい入っていて美味しかったんだけど、麺は即席の乾麺だったよ。しかもチャルメラクラスの麺。

 

もひとつはODEONで注文。

 

右端の辛ラーメンSpicy Beef Thick Bee Hoon 9SGD(1,103円)です。

 

いかにも辛そう!!!

 

ラーメンではなくビーフンですが、断然こっちの方が美味しい。めちゃくちゃ辛かったです。牛肉の塊が入っていて具材は充実していますが、1杯千円前後というのはシンガポールの印象からすると、やっぱり高い。あぁ、ここでも円安を感じるよ。

 

食後、チェックインまでまだ時間があったので、オーチャード駅へ行きました。ショッピングモールが集まった場所です。

 

前回泊まったのはオーチャード駅近くだったので、何度も通ったここはよく覚えています。

 

クアラルンプールに引き続き、伊勢丹で物価のチェックをしようじゃないの。

 

前回、これと同じ鍋を購入しています。当時セールで113SGD(9,169円)だったものが、178SGD。1SGD=122円だったので、21,716円もするよ~ 

 

その他、娘が持っていたSTAUBオーバル498SGD60,756円って、誰がこんなもの買うの~?

 

必需品のワインクーラーは、家にあるル・クルーゼではなくプジョーのものだったけど、79SGD(9,638円)!!!

 

OXOのグレーターもにんにくや生姜をすりおろすのに愛用中。25.8SGDということは・・・3,147円。日本でも私が購入した当時からは値上がりしているけど、楽天市場なら1,980円で買えるよ。

 

JosephJosephは5月にクアラルンプールでもチェックしたぞ。35SGD(4,270円)。これだけがシンガポールの方が安かった・・・輸入元のイギリスとの関係だろうか。

 

もうぐったりして、リサーチ終了。あとは、こちらでしか買えないカヤジャムをチェックするのみなのでした。

 

カヤジャムはお店によって品揃えが違うところが興味深い。下段のXO KAYAは数店で見かけましたが、XOというあたりが上等っぽいので注目。5.4SGD(658円)というのも、カヤジャムの中ではまぁまぁいいお値段だし。

 

ここでも、下段の4.43SGDがまた別の種類のXO KAYA

 

Durian Kayaなんていうのも見つけました。ん?カヤジャムの定義っていったい何?フレーバーカヤってことかしら?

 

物価の高いヨーロッパを避けて東南アジアを選択しても、もはや割安感を得られることはあまりありません。ただ、カヤジャムのように現地ならではのものは、安く感じられるので、そういうものを探すくらいしか楽しみはないかも。残念です。