【お土産編】
今回は、お土産に持って帰られるものについて自分の認識間違いがあったので、きちんと調べてみました。
● 英会話の講師と話をしていると、よくチーズの持ち込みは不可と言われること
● 毎回買って帰るタイ米の持ち込み制限
特にチーズが持って帰られないとなると、我が家の場合は重大問題です。これまではざっくり調べた認識のまま続けていましたが、どうやら変更されたり強化されたりしている部分があるらしいので、もう一度調べてみました。
まずは、シンガポール空港のブンガワン・ソロで買ったパイナップルケーキ8.8SGD(280円)。しっとりしていて美味しいです。切り落としのシフォンケーキ6.4SGD(200円)も買いましたが、私はそちらの方が好み。日本のものよりもしっとりしていて気に入っています。
右の緑のは機内食の焼き菓子ですが、ちょうどこれがシフォンケーキとほぼ同じで、ちょっと東南アジアっぽい癖はありますが、私はなかなか美味しいと思います。
チョコレートは2種類。マレーシアブランドのBeryl'sのほうがどこでもちょっと高く、レーズンが入ったタイプが21.75MYR(690円)。
そして、シンガポールブランドDaianaのアーモンド入りが18.8MYR(600円)。
私はチョコレートの味よりも、アーモンド入りの方が好みだと気づきました。
紅茶はどれも美味しいですね。どれも350円前後。9.3・10.5・11.4MYRです。
こちらが大失敗のタイ米。右のはもち米でした。ニョニャ料理でだされるようなデザートに使うんですかね・・・中国語が少しだけわかる相棒は糯米と書いてあるんだからそりゃそうだとあとで気づいたようですが。
で、お米については、2018年10月以降は検査証明書が必要になっていたんですね。それまで自家消費については年間100kg以下の免税範囲であれば数量の申告だけでよかったのに、植物検疫も義務付けられていました。
左の5kgのは、インディカ米の中でも特に安く18.95MYR(600円)で入手できたのに・・・がっくし。2kgのもち米の方が割高で12.9MYR(410円)でした。
台湾からだと検査証明書をWEBからダウンロードして記載し、空港でスタンプをもらって持ち込む方法が紹介されていたので、いつかやってみたいです。そのうち他国も同じ方法ができるようになるといいな。
前回も買ったインドネシアで人気のellipsのトリートメント。私も一度試したいと思いつつ、まだ使ったことはありません。45.2MYR(1,200円)でしたが、ネット販売で1,500円ぐらいからあるのでそうたいして安くはないかな。
ニュージーランド産のバター9.98MYR(270円)は、日本の半分ぐらい?
ワインは日本の2倍ぐらいするので到底買えませんでしたが、このビールは4.9MYR(130円)で安かったです。
チーズがダメだとしたらバターも乳製品では?と思って調べました。
2017年11月以降動物検疫に加わるようになった乳製品は、細かく分類されて動物検疫所のHPに掲載されています。ざっくり言うとプロセスチーズ以外は検疫対象ですが、以下のものは検疫対象から除外されます。
- 携帯品(別送品を含む。)として輸入及び輸出されるもの
(ただし、販売又は営業上使用するもの、10kgを超えるもの、飼料用のものは、検査証明書の取得が望ましい。) - 缶詰加工品、瓶詰加工品、レトルト加工品
(いずれも、容器に充填後、加熱滅菌されているものに限る。) - 乳等省令で定める常温保存可能品
- 販売又は営業上使用することを目的としていないものであって、10kg以下のもの(飼料用のものを除く。)
つまり、
お土産用のチーズやバターは10kg以下ならOK
ということになります。
フランスでエシレバターを買うという人をよく見かけますが、それでもなかなか10kgは買わないよね。というわけで、普通に持って帰る分には大丈夫。ホッとしました。
ただし、もともとNGだった生乳はダメ。それから、バターなどは機内持ち込みにすると液体扱いにされてしまうので受託荷物にする。開封済みのものはNGと言われることもあるようなので、それも念のため注意しましょう。
ついでに、同時期にトロントとシカゴへ行った娘のお土産。
トロント出発日を間違えて予約し、空港へ到着したものの乗れなかった話はすでに書きました。
当日、現地で航空券を買い直していますが、なぜか受託荷物にしてもらえなかったそうで、既に買っていたメープルシロップとバターは液体扱いとなり、没収されてしまったそうです。
新たシカゴで買い直した、メープルシロップ19.99USD(2,230円)とマヨネーズ4.99USD(550円)。
バター2種類5.29USD(590円)・7.29USD(810円)と、パンなどに塗るスプレッド3種3.99USD(440円)・4.99USD(550円)・3.99USD(440円)。
10年近く前に娘が母の日にくれた鍋つかみがボロボロになっていたので、300度まで使えるらしいよと買ってきてくれました。 19.95CAD(1,695円)・7.57CAD(643円)。
【機内映画編】
今回は珍しく邦画を中心に見ています。一番楽しみにしていた映画から開始しました。
● 蜜蜂と遠雷。
ピアノの天才たちが集う芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に参加する若き4人のピアニストたち。
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなったかつての天才少女栄伝亜夜は(松岡茉優)、7年の時を経て再びコンクールへの出場を決意する。音大出身だが現在は楽器店で働くコンクール年齢制限ギリギリの高島明石(松坂桃李)は、家族の応援を背に最後の挑戦に臨む。名門ジュリアード音楽院在籍中で完璧な演奏技術と感性を併せ持つマサル・C・レビ=アナトール(森崎ウィン)は、優勝候補として注目されている。そして、パリで行われたオーディションに突如現れた謎の少年・風間塵(鈴鹿央士)は、先ごろ亡くなった世界最高峰のピアニストからの「推薦状」を持っており、そのすさまじい演奏で見る者すべてを圧倒していく。熱い戦いの中で互いに刺激しあい、それぞれ葛藤しながらも成長していく4人だったが・・・(映画COM.より転載)
いやもうね、すごくよかった。今話題の実力派ピアニストが弾いているというピアノの音もさすがに素晴らしいし、演奏もうまく合わせているし、臨場感たっぷりでそれぞれのキャラクターも魅力的。ただ、あえて言うなら残念なのが松岡茉優。演技はそう悪くないのだけど、ピアノに向かっているときだけ、そのオーバーアクションがめちゃくちゃ気になる。たぶん、ふるまいよりもあのサラサラの髪がわざとらしさに拍車をかけてしまってる(笑
でも、楽器の演奏シーンというのはなかなか難しいと思いますが、それぞれかなり良かったです。しかもどろどろのコンクールの裏側はほんの少しで、みんながいい人というところがまた良かったな。
● アイネクライネナハトムジーク Little nights,little love
仙台駅前で街頭アンケートを集めていた会社員の佐藤(三浦春馬)は、ふとしたきっかけでアンケートに応えてくれた女性紗季(多部未華子)と出会い、付き合うようになる。そして10年後、佐藤は意を決して紗季にプロポーズするが・・・
佐藤と紗季を中心に、美人の同級生由美(森絵梨佳)と結婚し幸せな家庭を築いている佐藤の親友一真(矢本悠馬)や、妻子に逃げられて途方にくれる佐藤の上司藤間(原田泰造)、由美の友人で声しか知らない男に恋する美容師の美奈子(貫地谷しほり)など周囲の人々を交えながら、不器用でも愛すべき人々のめぐり合いの連鎖を10年の歳月にわたって描き出す。 (映画COM.より転載)
ちょっとしたすれ違い、ちょっとしたきっかけをうまくつなぎ合わせた10年の歳月。いまひとつ思考や行動が的外れの三浦春馬は、女性側から見るとあるある。そんな彼の相手が多部未華子というのがとてもマッチしていました。そして、脇役の矢本悠馬がいいスパイス、うまい役者ですね。誰もが自分の10年を重ね合わせながら思いを馳せられるような、そんな作品でした。
● マチネの終わりに
パリでの公演を終えた世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)は、パリの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子(石田ゆり子)と出会う2人は出会った瞬間から惹かれ合い、心を通わせていくが、洋子には婚約者である新藤の存在があった。そのことを知りながらも、自身の思いを抑えきれない蒔野は洋子へ愛を告げる。しかし、40代の2人をとりまくさまざまな現実を前に、蒔野と洋子の思いはすれ違っていく。 (映画COM.より転載)
うーん、同世代のはしくれとしては、ありというべき映画なのかなぁ。大人の恋として描けているとは思うけど、なーんとなく切ないというよりは暗く、それが年齢によるものなのかという疑問がふと頭をもたげてしまった・・・奇跡の50代と言われているふたりだけど、私はいつも石田ゆり子の疲れた顔がどうしても気になってしょうがない。
この年代の恋愛が映画になるって、これより下の人たちにはどう映るんだろう?欧米のように恋愛に年齢はないという時代になってきているのかなぁ。
● Annie アニー
ニューヨーク、マンハッタン。1歳になる前に両親に捨てられ、横暴なハニガン(キャメロン・ディアス)が営む施設に引き取られた少女アニー(クワベンジャネ・ウォレス)。10歳になった現在も両親が迎えに来てくれると信じている彼女は、かつて自分が置き去りにされたレストランに通い続けていた。そんなある日、アニーは事故にあいそうになったところを市長候補の男スタックス(ジェイミー・フォックス)に助けられる。アニーの存在が選挙戦に有利になると考えたスタックスは、彼女を引き取って一緒に暮らしはじめるが・・・ (映画COM.より転載)
映画『ANNIE/アニー』本予告 2015年1月24日(土)公開
ミュージカルでもたびたび上演されるアニー。実はストーリーをまったく知りませんでした。話自体はお定まりで、論ずる余地はないでしょう。でも、史上最年少のアカデミー主演女優賞候補となったというアニー役、こなれすぎていてみなしごの切なさは感じられないし、かわいげもないというのが私の印象。
● JUDY 邦題「ジュディ 虹の彼方に」
「オズの魔法使」で知られるハリウッド黄金期のミュージカル女優ジュディ・ガーランド(レニー・ゼルウィガー)が、47歳の若さで急逝する半年前の1968年冬に行ったロンドン公演の日々を鮮烈に描いた伝記ドラマ。
1968年。かつてミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨したジュディは、度重なる遅刻や無断欠勤によって映画出演のオファーが途絶え、巡業ショーで生計を立てる日々を送っていた。住む家もなく借金も膨らむばかりの彼女は、幼い娘や息子との幸せな生活のため、起死回生をかけてロンドン公演へと旅立つ。 (映画COM.より転載)
「オズの魔法使い」もジュディ・ガーランドも知らずに見ました。今、調べてみてびっくり。 47歳で亡くなったというジュディを描くには女優が歳を取り過ぎだと思いながら見ていたのに、いやいやほぼ実年齢。私には70歳ぐらいに見えたんです・・・だから、若い恋人と結婚するシーンなんて違和感でしかなく、いくらなんでもこれはひどいだろうという想いしかなかったのですが、ご本人にも激似。
「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックは本人からかけ離れているので、当時のファンの人にはたぶん評価も分かれるだろうし、その違いも相まって到底映画を観れない人もいるんじゃないかと思います。決して帰って来ないフレディの喪失感を埋めることはできないから。
その点において、このジュディは耐えうるし、自堕落に落ちぶれていく姿も含め魅了されるものだったかもしれないと思います。
ところで作品中に出てくるジュディのマネージャー役ジェシー・バークリーを、私はボヘミアン・ラプソディのメアリー役ルーシー・ボイントンだと思っていました。年齢もまったく違うのに、ほんと人の見分けがつきません・・・
さて。次に旅行に繰り出せるのは、いつになるんでしょうかね。