2019年(令和元年)8月7日(水)
バルト三国への旅に出発です。
いつもラウンジでまったり飲みすぎて、優先搭乗できないことが多々あります。今回は羽田空港のラウンジも慣れたし、優先搭乗できる時間ぐらいにはゲートへ行くことにしました。
そうそう。この案内板を見て思い出しました。もし、ロサンゼルス行きを決行していたら、ファーストクラスでの登場だったのでANA SUITE LOUGEを使えたのでした・・・ それだけは残念。
シドニー、シンガポールに続き、3度目のビジネスクラス。もう戸惑うことはありません。でも、ANAしか乗らないので変化がなくて面白くなーいと思っていたら、ちょっとだけ違っていました。
ここです。前回までのテーブルの位置は肘掛のところにあって、硬くて引っ張り出しにくかったのですが、こちらはディスプレイの下にあります。
ほら。これだと、テーブルを開いたままでも座席を離れることができそう。
ただ、私のは大丈夫でしたが、相棒のはテーブルがじゃーんと自分の方へ動いてきて止まらないので、食べるときに迫り過ぎていて困っていました。探したけど、ストッパーはなさそう。
ジャックはこちら。でも、ヘッドフォンはどこに差し込めばいいんだろう?
ヘッドフォンは手元の明かりの下に差し込み口がありました。ヘッドフォンはSONY製のノイズキャンセリングヘッドフォンです。
リクライニングやコントローラーは肘掛のところ。初心者にもやさしいつくりです。
アメニティポーチは英国グローブトロッター。雪肌精の洗顔料、化粧水、クリーム入っています。アイマスク、イヤープラグのほか、歯磨きセットも入っていました。ちょっと厚みがあってトランクっぽく硬くて、汎用性が低そうなポーチは微妙・・・
食事は、夜中発だったのでお好きな時にから選びます。
私は、ブロ友さんお勧めのフォンダンビスキュイを忘れずに注文しました。こういう細かいところもチェックしている人って慣れているなぁと思います。しっとりしていてめちゃウマでした。
引き続き赤ワインとチーズの盛り合わせも頼みました。でも、このボリュームで出てくるとは思っていなかったので、少ししか食べなかったつもりのラウンジ食が響いていて完食できず・・・うぇーん、美味しそうなのに~ これ、絶対にリピしたいです。
映画は、3本観られただけでした。やっぱり寝ちゃうんですよね。居心地がいいし飲んでるし。もはやフライト疲れなんてビジネスクラスではないかも。一度乗ったらやめられないのがわかります。
最後のお楽しみは朝ご飯。ビジネスクラスって出されるのが遅いんですよね。ゆっくりお休みくださいってことでしょうか。でも、個々にも受け付けているのか、特別食を注文済みなのか、何人も早くから配られていたので、言わなくちゃ食べられないかとちょっとソワソワ・・・いやいや、そんなはずはないはず。
きっと旅慣れた人たちが、それぞれのペース注文していたということなのでしょう。それが一段落したあと、注文を聞きに回ってくれました。
私は和食で。
メインの鰆の伊勢醤油焼き、とても美味しかったです。この手の食事についてくる白身魚はあまり好きではないのですが、上手に出来ていました。
お味噌汁には茄子が入っていましたが、これも悪くない。お腹は食べる前からいっぱいだったぐらいなのに、香の物まで完食しちゃいました。
そしてさらに・・・ちょうど朝食を注文したあと、どこからかコーンスープのいい匂いがしてきたので、つい頼んでしまいました。
うぅ、多い。しかも、甘過ぎで好みの味ではありませんでしたが、そこそこビジネスクラスを楽しめたと思います。
乗り継ぎはフランクフルト空港。3時間ほどラウンジで過ごします。このセネターラウンジは、ビジネスラウンジよりも上のクラスのラウンジで、SFC会員なら使えますがビジネスクラスでは使えません。これって嬉しいけどどうよね?
奥の森の中のような壁紙は、光を映してとても寛げる雰囲気に仕上がっています。奥にもソファーやテーブルがあり、とても広い空間です。
なんといっても嬉しいのがこのアルコールの品揃え。私はほとんどがスパークリングワインと赤ワインですが、ドイツなので生ビールも2種類あります。帰りに飲んだ相棒曰く、ひとつは私の好きなペールエールだろうと言っていました。
食事はそう種類はありません。ソーセージ、ポテトケーキ、スクランブルエッグ、豆の煮込みと、マッシュルームのソテー。
ハムやチーズも揃っていますが、全体的にホテルの朝食といった感じです。夜の利用だと、もう少し違うのかもしれませんね。
今回、驚いたのはトイレです。自己注射する人のために捨て針入れがありました。こういうところまで行き届いているのにはびっくりです。
3時間はさすがに長かったので、少し早めにラウンジを後にしました。
子どもたちのために、こんな空間があります。楽しそうですよね~
お土産もよくよく見ると案外充実しているなぁと思いました。左はアルコールではなくオリーブオイルです。なにやら上等のウィスキーみたい。
右はもちろんチーズ。こうやって見ると、なかなか高いチーズですね~ ワタクシ、この旅行中にチーズは格安で仕入れちゃいましたよ。バルト三国、バンザイでした。
バジルペーストや、ドライトマトのオリーブオイル漬けなどもおしゃれなビンで揃っています。ただしこの瓶、うまく積み重ねるための工夫かもしれないけど、めちゃ上げ底。
さて。タリン行きの飛行機に乗るときにも、優先搭乗ができました。スターアライアンスゴールドメンバー特典、いいじゃないの~
ところが、搭乗券をかざすとピンポンピンポンと鳴って通れません。地上係員曰く、非常口席だけど英語は大丈夫?と。乗継便の座席は、私が選んだんじゃありません。羽田空港のカウンターで発券してもらったんですが、英語、ペラペラ顔に見えたのかしら?いや、まさかね。
年始のスペインからの帰りに a littele と答えたらそのまま座るハメになったことはありますが、いやいやダメでしょう。
今日は満席だという話も聞こえて来ていたのでどうなるかと思っていたら、なんと、ビジネスクラスに座席を変更してくれたんです!!!
え~ 乗継便でビジネスクラスなんて、ふつうないよね~ 気前いいじゃないですか~
座席はエコノミーとおんなじっぽい。でも、もしやまた食べ物でも出てくるんでしょうか。こういう場合は、座席だけで他はスルーとか?カーテンで仕切られた前に座るなんて、テンション上がる~
既にお腹はいっぱいなんですけど、シリアル、チーズ、ちゃんと温めたクロワッサンが配られました。ミルクをかけていただきます・・・ハイ、食べちゃいました。
パンは他にも2種類あって、途中も聞きに回ってくれました。でも、そもそももらうか?ってハナシですよね。でも温めたクロワッサンは美味しかったです。この席で食べるからというシチュエーションもあるかもしれませんケド。
お、おまけに・・・アルコールまであるじゃないですか!赤ワインは今日は積んでいないと言われたんですけど、えぇ、棚ボタですから白でもなんでもっ
めちゃんこ快適じゃないですか~ しかも、隣の席も空いてたしゆったり。
でもね、すぐ後ろのエコノミーだって席をばらせば空いてたんです。ほんと、太っ腹なルフトハンザ航空でした。ありがとう~
上空からは、タリンの街が見えます。地図そのものの形が見えますね~ 弧を描いた湾の向こう側が旧市街の位置です。
着陸直前。右側に港が見えます。ヘルシンキへ行く船が停泊しているようです。小さくいくつか尖塔も見える・・・ ブラボー!
素晴らしいフライトで始まったバルト三国駆け足の旅、参りま~す。