うちは410リットルのそう大きくない冷蔵庫を使っています。
冷凍食品を買わないので、いまどきの冷凍庫充実タイプの冷蔵庫は我が家のスタイルに合いません。
大量のワインを取り寄せるので、ワインセラーは持っています。
購入時にはよくわからずにペルチェ式にしたら、これがもう外気の温度にめちゃくちゃ左右されるので、真夏は19℃まで上がるし、冬になると5℃以下になってしまい使い物になりません。
幅410mm×高さ810mm×奥行525mm
いいワインを持っているわけでもなし、32本入ってこのビジュアルならOKと思っていたのに、内部の水漏れまでし始めました。
冷蔵庫に入り切れない野菜を潜ませたりしていたから?と思ってやめてみても、やっぱり同じ。
2016年12月に購入して、まだ4年半。この不具合は早過ぎだよね。
手放すとしても、ワインセラーもリサイクル回収対象製品。
しかも、今回調べたところによると、170リットル以下の冷蔵庫が4,320円なのに、この製品は5,200円もするのです。
さらには運搬費も加算され、計7,900円!!!
次は失敗したくない。
ワインも日本酒も保管できて、キャベツや白菜といった嵩高い野菜も入れられるとなおいいという使用目的をもとに検討しました。
そんな贅沢な希望をかなえてくれそうだったのがこちら。
無骨だけど、冷凍庫にも冷蔵庫にも常温にもできるという三温度帯ストッカー。
飲みかけの日本酒は立てて保存するほうが劣化が遅いし、大量にお肉などを取り寄せるときには冷凍庫にすればいい。価格も24,530円という手頃さ。
幅554mm×高さ886mm×奥行578mm 100ℓ
ところが、この製品を購入しても普通に配送されるだけなので、ワインセラーは引き取ってもらえないのです。引き取りもしてくれる家電量販店で扱っているのは冷凍タイプだけなので、回収だけをどこかへ頼まなくてはならない。
やっぱり入れ替えるほうが効率的だよね・・・
調べていくと見つけたのがこちら。
日立 HITACHIのR-K11Rは、冷蔵庫にも冷凍庫にもなる優れもの。しかもスタイリッシュで、部屋にでも堂々と置けそう。
ただ、最安値でも67,520円(上位機種のR-KC11Rは74,905円)とお値段もなかなかのものです。(2021.5.27 価格.com)
幅460mm×高さ1110mm×奥行585mm 113ℓ
相棒が日本の大手家電メーカーを希望しているので候補から外れていますが、AQUAのAQF-GS13J冷凍庫も三温度帯です。ビジュアルは冷蔵庫テイストですが、最安値で40,500円。(2021.5.27 価格.com)
三温度帯ストッカーよりは高いものの、日立 HITACHIのR-K11Rに比べると、ぐんと手が届きやすい。最上段を除きすべて引き出し式なのが好みの別れるところ。
本来の目的であった日本酒の貯蔵には向かないなぁ・・・
幅503mm×高さ1185mm×奥行598mm 134(88)ℓ
AQUAにはもうひとつ引き出し式のAQF-GD10Jもあって、こちらは高さは抑えられているものの幅はかなり大きく感じました。最安値で45,000円。(2021.5.27 価格.com)
高さの圧迫感はありませんが、これはもう冷凍庫にしか使えないかも。本来の目的からはどんどん逸脱していきます。
幅557×高さ882×奥行651mm 100(50)ℓ
どうしても大手家電メーカーにこだわるなら、いっそ2ドアの普通の冷蔵庫にすれば4万円程度で購入できるし、よっぽど汎用性が高いかもしれません。
でも、いざ実物を目の当たりにするとワインセラーと比べるとかなりかなり大きい。見た目でいくと相当の迫力がある割に冷凍庫の容量は少ないし、なんといってもビジュアルも悪すぎる。
AQUAのAQF-GS13Jよりも若干スリムなはずなのに、まったくそうは見えないし、、見た目の悪さでまったく購買意欲がわきません。うーん。
三菱MR-P15F 幅480×高さ1213×奥行595mm 122(98)ℓ/46(33)ℓ
そもそも、もう少し冷蔵スペースの広い冷凍冷蔵庫があればそれで済むのに、今は野菜室もどんどん冷凍庫に侵食されて、小さくなる一方。買い足すならセカンド冷蔵庫よりも冷凍庫にするほうが、よっぽど選択肢も広がるのに。
そう思っていたら、ありましたよ。
またしても日立 HITACHI!!!
498リットルのR-KX50Nと、567リットルのR-KX57Nに搭載されている機能で、引き出し部分を冷蔵庫にも冷凍庫にもできるちゃうんです。
ん?画期的だと騒いでいる私って、もしかして遅れてる?
テレビがないと、こういう情報に疎くなるからね。
今の冷蔵庫がもうすぐ丸5年。
さんざん検討しましたが、次回の買い替え時には一層の技術革新があるだろうと期待して、とりあえず見送ることにしました(笑
だって、次回大きい冷蔵庫にしたらセカンド冷蔵庫なんてきっと不要になるもの。
家づくりのほうは、先日私にとってはまたとない候補地が見つかり、業者の方と見に行ったのですが、基礎工事にかかる費用が割に合わないと指摘されて断念。
前回、給湯器が故障した話を書きましたが、この土地の話が進むようなら交換せずに修理で終わらせようと思っていました。
でも、こうして土地の購入は断念することが決まり、だったらいっそのことガスコンロも食洗機も調子が悪いし、一度に交換してしまおうと張り切って機器も選定し、何社か見積もりも取りました。
そうなるとキッチン自体を入れ替えるのもいいんじゃないかと欲も出て(笑
というのも、土台が合板でできているシステムキッチンはそう持たないと言われたので、だったら少しでも若くて台所仕事を楽しめる年齢のあいだに買い替えるのもいいと思ったのです。
猪突猛進型の私は、ショールームを予約して見学に行ったのですが、そのときに換気扇も家電と同じ消耗品だから、10年を過ぎると交換対象になると言われてしまいました。
なんだって???
10年ごとに、給湯器・ガスコンロ・食洗機・換気扇を交換???
やってられん。
やめたやめた!みんなやめた!
給湯器のように放っておいても順次壊れていくなら、使えるあいだは使おう。
刷新して気分転換なんて贅沢な考えは、きれいさっぱり捨て去ろう。
そんなわけで、給湯器と15年になるエアコンを交換することにしました(笑
エアコンは去年買い替える予定だったのだけど、コロナ禍で持ち越しになっていたので、いよいよ今年は危ない。猛暑で動かなくなったら大変。
これでたぶん、【家づくり】シリーズは終了。
身の丈に合った結論でしょうかね。