2023年(令和5年)4月
去年の11月末、初めてお泊まりでの高知行きを予約していましたが、急な出来事があり直前でキャンセルしました。4月末以降は身動きが取れなくなるので、久々に飛んでみようとフライトを探すと、特典航空券に空きがない。日曜日がマストですが、ずーっと先まで朝イチしか空いていないんだもの。泊まったって無理。
そこへ全国旅行支援を利用することを思いつき、ANAの航空券+宿泊で1万円補助金をもらうことにして予約。去年使いきれなかったアップグレードポイントをSKYコインに交換していたので、合わせて16,000円引きで103,000円。たっか。でも、いいや。
秋に予定していたのは、去年4月と6月に出向いたのに酒盗が売っていなかったから。冬じゃないとダメなのかなと考えたのです。めちゃ美味しかったんだ・・・
高知の日曜市へは、2021年12月・2022年4月・6月と3回日帰りで行っています。そのたびランチは座屋へ行っていましたが、もう飽きた。でも、高知で美味しいものにありつくには、ランチでは無理なのです。そこで泊りがけで行こうとしていたのが去年11月。今回はそのリベンジでした。
いつもよりゆっくりの出発。そのせいだけではないのでしょう。空港は大混雑でした。街中でも外国人観光客率が日に日に増えているので、日本人だってそりゃそろそろ動くよね。


夕食の予約が17:10と早いので、昼ご飯は軽く済ませましょう。ANA FESTAで購入すると同じものになるので、今日はショップも開いている時間だしいつもと違うものを選びましょう。あなご棒寿司は金沢からのもの。


ビールはビール大手4社が揃っていますが、ラウンジでのお気に入りは最近パーフェクトサントリービールです。
早く出たつもりが、途中駅で電車から降りてきた若い女性がすれ違ったあとにドア傍で倒れるという緊急事態が発生。一部始終を見ていた相棒によると、貧血を起こしたようでしたが、真っ青な顔でピクリとも動かず驚きました。
1時間足らずでラウンジを後にして、ほぼ満席のANA高知行きに搭乗します。機材到着遅れでフライトは15分のディレイ。座席は非常口前の2人席。快適でした。
高知ではずっと牧野植物園へ行きたいと言い続けているのですが、今回も雨天で無理でした。一番最初に行ったときに入っておけばよかった。神木隆之介くんで朝ドラ「らんまん」も放映中だし、人も増えているだろうな。
あちこちの電車やバスが値上がり中ですが、高知空港⇔高知駅の往復チケットは1,380円で据え置かれていました。
チェックインにはまだ早いので、ひとつ目の目的地へ向かいます。2021年10月に購入した榧(かや)のまな板を削りに出すため、出店している日曜市か販売先の種苗店へ持って行く予定にしていました。雨で牧野植物園へは行けないので先に渡してしまいましょう。うちのまな板立てには3cmの厚みがきつかったのです。
道中通りがかったのが「かね寅」というどら焼き専門店。変わり種ではマヨネーズとたくあんの入ったマヨタクがあり、案外ハマるそうです。
週末限定の黒豆大福やとくるみ大福は14時にして既に売り切れ。ほかに最中などもありました。
私たちが買ったのは、粒あんとカスタード(各180円)。でもどら焼きは普通かな。むしろ翌日までが賞味期限だというので持ち帰ったわらびもち(750円)が絶品でした。
まな板を預けた高知前川種苗店は、かね寅からすぐ。大きなビルで驚きました。削り代は無料。着払い1,210円で1週間以内に送ってくれます。
高知八幡宮を通り、ひろめ市場でお酒を買うと、そろそろチェックイン時刻になるでしょう。
ひろめ市場の酒屋に置いてある一升瓶は美丈夫のみ。ホテルで飲むために松翁を購入しました。世界ではじめて6,200mの深海に沈めた酵母と土佐麗100%使用した香南市松尾酒造のしぼりたて生です。
肴は通りがかった練り物屋の大竹ちくわ2本入り440円。このお店の向かいに酒屋を見つけたので、そこで持ち帰り用の一升瓶を選びました。これで今後はひろめ市場にもう行かなくていいね。
フライトに空きがないように、ホテルの空きも少なく、半月前の予約では目ぼしいところはすでに満室。高知城に近い新阪急ホテル系列のザ・クラウンパレス新阪急高知を予約しました。ほんと高知っていいホテルがないのがネックです。
とりあえず、中に入ってホッとしました。高知のホテルはどこも評価が低いのですが、最低限のレベルは保っていそう。
室内も古さは否めないものの、それなり。
一休.comから予約すると、土曜日泊ツイン22,800円といったところ。まぁまぁ高め。
もう少し魅力的なホテルがあれば、もっと高知に足を運びたくなるんだけどな。次の狙い目はJRクレメントイン高知か、前回予約していたリッチモンドホテル高知。
冷蔵庫は空。保冷剤を持ってきているので、このレベルの冷蔵庫でもとりあえず凍ってくれたのには助かりました。
ドアの傍にあるクローゼットには、ズボンプレッサーもありビジネス利用に便利。そういえばANAのCAさんとエレベーターが一緒だったので、ここが指定ホテルかな。
優秀だったのがハンガーレールで、服を掛けてから楽に動かせるのが思いの外、快適でした。
バスルームは狭いけれどビジネスホテルとしては許容範囲。
要注意がアメニティ。コスメ類はありません。男性向けにシェービングクリームやシェイバーなどがありました。
シャンプー&コンディショナー類はあるので、こちらは持参しなくても大丈夫です。
部屋から真正面に高知城の追手門が見えました。黒屋根がそれです。
ということは・・・と、もう少し左を見ると高知城本丸も!
日本酒とちくわで少し休憩してから、雨上がりの高知城前を通り、17:10予約のレストランへ向かいます。
前は「リョーマの休日」と書かれていたのに、今は「牧野博士の新休日」になっていました。ドラマが終わったらどうなるのかなぁ。