2024年(令和6年)2月10日(土)
大阪ミナミ界隈には、有名なうどんすきのお店が3店舗あります。夏に「美々卯」のうどんすきを持ち帰り、11月に「道頓堀 今井」のうどん寄せ鍋を取り寄せ、残すところ「にし家」のうどんちり(10,260円)。こちらの取り寄せは11月から2月までの限定。3店舗それぞれが、うどんすき、うどん寄せ鍋、うどんちりと違う名前をつけているところに決して元祖とは言わない自己主張が感じられます(笑
店舗にも行ったことはありますが、大阪はおうどん屋さんが多いのであまり記憶に残っていません。他の2店舗の本店に比べると雰囲気はあるけど庶民的だったかと。
それでも、お取り寄せをしようと考えたのは、食べログの評価がそこそこ高かったからで、後塵を拝している分なのか包みはなかなか格調高いものでした。
パッケージも三者三様。それぞれの個性が感じられます。「うどんすき」の美々卯と同じく「うどんちり」で登録商標を取っているあたりがこだわり。
色合いもいいですね。2段重ね。
開けるのが楽しみです。
にし家の取り寄せでもっとも気に入ったのがお出汁の容器。他の2店舗と違いパウチに入れられていて、ゴミが少ない工夫が凝らされているところがポイントの高い理由。美々卯も店舗からの持ち帰りではなく取り寄せした場合はパウチ容器です。
2段重ねの箱を開けると具材も工夫が見られました。
ぱっと見の華やかさがあっていいですね。メインとなる焼穴子、車海老、鶏肉、鶏つくねのほか、大きな蛤が入っていたのが目を惹きます。
季節によって若干変更はあるかもしれませんが、今回の具材は鶏肉・白菜・大根・ひろうす・焼穴子・鶏つくね・車海老・人参・はまぐり・椎茸煮・湯葉・糸こんにゃく・あわ麩・もみじ麩・みつば・きぬさや
見えていない具材もあるけれど、かなりボリュームがあるので食べごたえがあるはず。
そしてもうひとつ気に入った点は、おうどんが茹で麺か生麵かを選べるところでした。HPからは、手間を感じない場合は生麺がおススメというふうに読めました。断然生麺派です。
予め13分茹でて、スタンバイ。茹で麺の手軽さもいいけど、それは他の2店で楽しめばいいかと。せっかくにし家で取り寄せるなら、是非一手間掛けましょう。
食べ方は、いいお出汁のできる蛤だけをまず入れ、次にメインの食材で旨味を出してから野菜へと移っていきます。今井では鶏肉とおうどんを先に入れましたが、にし家では〆の扱い。私もこっち派です。でも、先に入れる食べ方も良かったな。
3店舗の特色をまとめてみました。
● 美々卯 10,800円 (店舗からの持ち帰り8,800円) ホタテ風味真丈 / パウチ容器 (プラ容器)
● 今井 12,420円 鰯つみれ・帆立・鳴門巻き / プラ容器
● にし家 10,260円 鶏つくね・はまぐり・餅なし / 茹で麺or半生麺 / パウチ容器
もっともボリュームがあったのは、鰯つみれがたっぷりで、うどん3玉だった今井。生麺の良さが光ったのがにし家。店舗から持ち帰りで格安にできるのが美々卯です。
どれも関西ならではの美味しい出汁が効いていて甲乙つけがたいので、ローテーションを組んで取り寄せたい!次回は、にし家の「厳選国産牛のすきしゃぶ」(10,800円)を注文予定です。