2024年(令和6年)2月3日(土)
今週のトクたびマイルで秋田に3,000マイルで飛べたことから、3日前に予約してやってきた男鹿半島。前回は、宿泊した「海と入り陽の宿 帝水」の部屋や施設についてご紹介しています。
今回は、温泉と食事。温泉は3度入りましたが、毎度ほぼ貸切状態だったので画像が撮れました。
脱衣所の洗面ボウルは3つ。基礎化粧品類はこちらに揃っています。総部屋数17室だから、そんなにかち合うことはないと思います。
脱衣かごもコロナ禍で減らしているようですが、これでもじゅうぶん。
大浴場の入口にウォーターサーバと体重計があります。
ガラス張りで海に面しているので、開放感のある大浴場です。
カランの数もじゅうぶん。
入り陽が見える方角のはずなんだよね。どういうタイミングだときれいに見えるんだろう。ちょうどいい時間帯を狙ってやってきたんだけど。
大浴場は広くないものの狭さも感じませんでした。ここでもゆったりして、じゅうぶん。
なまはげくんもここにいます。
ドアがあるということは、露天風呂もあるってことよね。直前に決めた旅行なのでリサーチはまったくしてませんでした。
2,3人でいっぱいかなというサイズの露天風呂ですが、ロケーションが抜群。
ほら。日没時刻の雰囲気がとても素敵。
入り陽が見えないのは、単に天候の問題だったのかしらね。残念だったけど碧い海の色も悪くなかったよ。
続いて夕食タイムです。
夕食の開始時刻は18時。お腹を空かせて待ちかねてやってきました。
先に書いておきます。一番入口に近いテーブルだったこともあるためか、めちゃくちゃ寒かったんです。きりたんぽ鍋で温まれるかと思ったけど、そんなハナシじゃなかった。
はじめは、そこまで寒くないだろうと思ってクラフトビールを頼んだんだけどね。
秋田美人のビールと名付けられたすっきりとした地ビールから開始です。
今回のプランのウリは、きりたんぽ鍋も稲庭うどんもおじやも食べられる冬季限定の献立。秋田に来ての寒い季節にぴったりのメニューです。
テーブルの上には野菜のミニプレートが置かれていました。彩りのよい組み合わせです。
パプリカとズッキーニのマリネ・椎茸とこんにゃくの旨煮・かぼちゃのゼリー寄せ
菊菜の菊花和え・トマトのコンポート・そら豆の白和え
生麩のみたらし・菜の花のからし和え・根菜の紅白見立て
どれも、見たとおりの味だけれど悪くありません。
きりたんぽ鍋は比内地鶏のお出汁。芹が入っていてね、そういや秋田も芹が有名だったな。きりたんぽ鍋には必須なんですよね。三関せりを取り寄せたことがありました。
ちょっと寒いことは伝えましたが、日本酒でも飲んだらいけるかしら。飛露喜を頼みます。
お造りはソイと鮃。どちらも活きが良くて美味しい。
真鯛は脂がのっていて美味しい。魚醤しょっつるで漬けてあるので菜の花と合わせるとさらによし。器に入っているのはハタハタ寿司。酸味が効いてこれも好み。
きりたんぽを食べ終えたら、稲庭うどんを入れてくれます。だから具材は食べ切らなくてOK。でも、これで稲庭うどんが入っているのよ。ほんのひとくち。これじゃこの寒い部屋では温まらなーい。
鍋はさらにあきたこまちを入れておじやになって戻ってきます。これだけ鍋尽くしなのに寒いという残念さ。ただ、お料理はどれも美味しいの。お酒ももっと進んだはずなのにな。
いぶりがっこは1枚食べてから撮っています。秋田では必須だよね。
デザートはいちごの熱々ココット焼きとりんごのコンポート。
敷かれていた紙には海に浮かぶ島の名前が書かれていました。寄り島とか、電柱島、さば島なんて変わってるわ。そして、そこに入り陽なのね。
朝ご飯のときは、暖かい部屋の奥に通されました。こうしてゆったり食べたかったわ。目の前で炊き上げるあきたこまちは熱々でめちゃくちゃ美味しかったです。湯豆腐も小鍋で。お造りはカツオだったような気がします。とんぶり入りのひきわり納豆、鮭など朝ご飯も美味しくいただきました。
寒い寒いと書いていますが、食事の満足度は高かったです。今回は楽天トラベルからの予約で、1泊2食付2名42,400円でした。今は本館が改修工事に入り2024年12月末まで、新館「西の風」の5室のみ営業中です。楽天トラベルからにはプランがなく、一休.comだと2名77,400円からでした。高っ!