英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【秋田】男鹿半島「海と入り陽の宿 帝水 」宿泊記-施設編

2024年(令和6年)2月3日(土)

 

今週のトクたびマイルで秋田に3,000マイルで飛べたことから、3日前に予約してやってきた男鹿半島。前回は、旅館の送迎バスで海岸線沿いを走ってくれて、男鹿半島のミニ観光もできたという話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

おが潮風街道は40分ほどの道のりでも目まぐるしく天候の変わるところでした。到着したのは男鹿半島の中でも評価の高い「海と入り陽の宿 帝水(画像は当日と翌日のものが入り混じっています)。

 

想像していたよりもずっとモダンな建物です。2月の週末、宿泊客はそう多くなさそう。

 

玄関を入ると、打ちっぱなしのコンクリート造りの建物がぐんと雰囲気を帯びて迎えてくれました。

 

まったく外観とは異なる屋内。畳敷きと板張りが温かみを添えています。

 

フロントもシンプルですが、海の青さをイメージしているような配色。

 

全体を俯瞰して見ると外観を思い起こすことが出来ます。確かに四角い箱だった。

 

要所要所にこんな置物があって、雰囲気を和らげてくれるのを手伝っています。

 

そのまま先へ長い廊下を進んでいくと、お土産処とラウンジスペース。

 

ほら、ここにもミニチュアのなまはげが並んでいます。

 

お土産処のチョイスは悪くありません。どかどかとやたら置いていないところも好印象。

 

入口にはなまはげ柴灯(せど)まつりの紹介が書かれていました。私にあるあるなのですが、翌週の週末に開催だったわ(笑

 

お土産処の向かいにはどっしりとしたソファが置かれています。

 

昭和44年、昭和天皇皇后両陛下が滞在されており、ソファはそのときの部屋に置かれていたものだそうです。

 

翌45年には現上皇上皇后両陛下もご訪問。木造だった当時の建物が見えています。

 

建物の突き当りにはラウンジコーナー。

 

コーヒー、蓮茶、お水などが自由に飲めるようになっていました。

 

浴衣や帯は、このごろよくあるスタイルですが自分で好みのサイズと色を選んで持って行きます。部屋着の上下スタイルも置いていました。

 

アメニティ類と靴下もここから取っていきます。全員がチェックインしたあとは空にしてありました。それがいいよね。

 

エレベーターの中にはこの旅館の名にあるとおりの夕陽の写真がありました。

 

エレベーターを出ると、まさにそんな光景が撮れそうな海がそこに見えています。

 

いい造りだなぁ。打ちっぱなしだからこそ確保できる大きな開口部から、外の景色をよく取り込んでいて素晴らしい。

 

部屋に入るときもそうでした。海がお出迎えしてくれるのです。

 

一歩入るごとに感嘆の声が上がる景色。

 

掘りごたつ式のテーブルが海に向かって配されていて、誰だってここには向かい合ってではなく隣合って座るよねという空間が用意されていました。

 

ベランダから見える目の前の戸賀湾の入り江。

 

少し左側の下に見えるのは男鹿水族館GAO。徒歩でも10分ほどで下りられます。男鹿半島人気の観光地。

 

和室にベッドを置く和洋室。

 

窓の外が眺められる位置で部屋には本当に満足しました。

 

バスルームの洗面所を使わなくても、ここで水を使えるのも嬉しい。

 

冷蔵庫にはミネラルウォーターが用意されています。

 

クローゼットにはバスタオル類が置いてあります。温泉へ下りていくときには持参が必要。

 

窓辺のテーブルが絶景だからここに座ることはないと思うのだけど、テレビを見るならこっちになるかな。

 

お菓子は帰りに駅売店で同じものを見つけました。美味しかったけどどこのなんのお菓子かわかりにくかったのは、ちょっと失敗かもしれません。やっぱり買って帰りたい人って、いるよね?

 

テレビとセキュリティーボックスも完備。

 

バスルーム側の洗面所はツインボウル。

 

温泉があるからここには入らないけど、一応バスルーム。

 

トイレも独立しています。

 

評判どおりの旅館です。入り陽が美しく見えれば満足度もさらに高くなることでしょう。