ライアンエアー搭乗機を先に書きましたが、チェックインしたあとに話を戻します。
身構えていたものの、さっさとチェックインできてしまったライアンエアー。2時間も前に行っているので時間があったので、朝ご飯でも食べようということになりました。
ホテルでもヨーグルトなどを食べてきたのですが、娘はとにかくフライトハイになるので、搭乗前はやたらとおなかをすかせます。
まずはGATEを調べてから、お店を物色しましょう。
ファウミチーノ空港は広いので、油断は禁物です。
あちこちまわっても、たいしたお店はないなぁ・・・
ワインが置いてあるのを見つけたので、通路の真ん中にドンと構えているこちらで食べることにしました。
陽気な店員のおにーさん、「朝からワインかい?いいねぇ~」と声をかけてくれます。日本人が朝から飲むというのが、ちょっと意外そう。
クリーム入りのコルネとリコッタチーズクリームのクロワッサン
ハムを挟んだピザは薄いローマ風。温めてくれました。
ローマ発は8時15分。
バーリへは、定刻の9時20分より少し早く到着しました。
ここはプーリア州。PUGLIAの文字が見えます。
次の地下鉄は9時56分発なので、荷物が出てくるのが遅くてもこれなら大丈夫。
空港で順番にトイレへ行っているあいだに、 プライオリティだった受託荷物は、さっさと出てきました。
それより、空港というのにトイレに便座なし。私たちはこれを「エアートイレ」 (中腰のまま空気椅子状態で使用するので)と呼んでいます(泣
僻地へ向かうので現金がないと不安。キャッシングの必要があります。
空港のATMは出口と反対方向に1機ありました。
200EUR≒27,100円 1EUR=135.502円
出口をでると、すぐに地下鉄の入口。
ちらりと右手に「SHU・・・」とシャトルバスの文字見えます。
ちょっと気になったものの、地下鉄を目指しました。
入口を入ってすぐにエスカレーターがあり券売機が見えました。
使い方に迷っていると、カウンターから案内のお姉さんが、切符ならこちらと声をかけてくれました。
地下鉄のホームページはこちらです。
事前に購入できますが、出発時間を確定しなければならないようだったので現地で購入しました。
地下鉄はまだ新しいので、こちらでトイレに行っておけばエアーではなかった・・・
地下道をかなり歩きます。
駅へ到着すると待ち時間が15分。バーリ中央駅への所要時間は20分です。
もしや、シャトルバスに乗っていれば、もっと早くに着けたんじゃないだろうか?
調査不足が悔やまれます。
同時刻に上下線とも到着しましたが、地下鉄に乗る人はそう多くありません。
もしやみんなシャトルバス?でも、あとで調べると1時間に1本、所要時間約1時間とあったのでホッとしました。
バーリ中央駅は意外と大きな駅でした。
そういえば、スッド・エスト鉄道の駅はどこだろう?
帰りのアップロ・ルカーネ鉄道は飛行機に間に合うか心配で調べましたが、スッド・エスト鉄道のほうはすっかり記憶から抜け落ちています。
中央駅の駅員さんに聞くと、ホームの端にあるということでした。
地下道を端まで歩いて行くと外に出てしまうので、そのひとつ手前の階段を上がると、アルベロベッロ行きのホームでした。
確か緑色の機械が券売機のはずですが、なにやら手書きで書いて貼ってある・・・
なんだかわからないので、うしろの駅舎で係りの人から購入しました。
日祝は電車は運休してバスになるのですがそれも含めて調べられます。
バス停のMAPもちゃーんと載っていますが、それでも不安なのがバスですね。
アルベロベッロへは4.9EUR(670円)ですが、ひとつ向こうのロコロトンドまで買ったので、5.6EUR(770円)でした。
ロコロトンド、マルティーナ・フランカ、さらに先のオストゥーニ、それら白い町のキュートな姿にすっかり心を奪われてしまったのです。
ただ私の日程には日曜日と祝日が含まれており、その日は電車が運行せずバスでの代替運行で1日5便程度になります。
今回の目的地へのアクセスは次のとおり。
バーリ ⇔ マテーラ (アップロ・ルカーネ鉄道)
実はバーリからタクシーを使えば、アルベロベッロへもマテーラへもそれぞれ1時間で行けます。でも、鉄道を利用するとバーリを拠点に移動するしかありません。
しかも、いずれも片道2時間。
アルベロベッロ ⇒ バーリ ⇒ マテーラ
(2時間) (2時間)
待ち時間を入れると5時間以上かかるでしょう。そこで、アルベロベッロ → マテーラ は所要時間1時間のタクシーを手配しました。
この日は土曜日。翌日は日曜日で代替バスの日になるので、他の町へも行くなら今日しかありません。
いくつかの町をまわりたかったのですが、チェックインしてからでは遅くなるので、ロコロトンドとマルディーナ・フランカを迷ったあと、いかにも美味しい食事にありつけそうな「マンマの町」と呼ばれるロコロトンドへ、スーツケースを持ったまま直接向かうことに決めました。
列車は10時49分発。ロコロトンドまでは2時間あまり。
乗客はそう多くありません。日本人はカップル1組を見かけただけです。