モンテネグロのコトルへ行かなかった理由のひとつに、宿の朝食がかなり美味しいらしいというレビューを読んだこともありました。
だいたい9時ごろと遅いみたいで、予約サイトによっては8時と書いてある。
夜、早々に寝たので早朝から目覚め、時間が有り余っているので散歩に出ました。
宿の位置は地図のど真ん中にある矢印のところです。
メインのプドヴァ通りは ①ピレ門から入って⑦ルジャ広場まで、プラツァ通りから地図の上側はすぐに急な階段になります。下側は宿よりちょっと向こうまでフラットで、いずれにせよなだらかです。
時刻は5時半。かなり明るくなっていますよね。
翌日、4時45分発のバスに乗るので、バス停も確認しに行かなくてはなりません。
行くまでは不安だったんですよね~ 真っ暗な中、海外で4時台の出発って。
しかも、行きに降りた①ピレ門前ではなく、地図の一番上にある43プジャ門から出て、スルジ山のケーブルカー乗り場傍にあるバス停。
他の日のを見て予測は付きますが、出たとこ勝負なんて不安過ぎっ
アトラス社の時刻表はココで発表。
あと、観光案内所にも貼ってあるとか?
まず、16グンドゥリッチ広場。朝市の場所。
銅像の後方の建物に灯りが見えますが、こんなところにスーパーがありました。
右手にはレストランが並んでいるのですが、そこには・・・


もう、我が物顔の猫がいっぱい。

城壁廻りのときに上から見たカフェの場所へ行き、海を見ようと思いました。
その道中もやっぱり・・・


こんな路地をいくつも通っていきますが・・・
会合にお出かけかしら。お散歩の邪魔をしてごめんなさいね。
でも、海には出られませんでした。
場所は定かではありませんでしたが、鍵がかかっていて営業時間しか無理みたい。
また後で出直すことにします。
だぁれもいない聖ヴラホ教会と左奥に大聖堂。
この時間でも、お掃除の人は早朝から仕事をしていました。
旧総督邸には、早朝散歩のお仲間さんが写っています。
座り込んでいたのでよく見ると、猫を撮影中でした。
この鐘には時計があるのですが、時刻は円盤の下の四角いところに数字が出ます。
Ⅴ 55と出ているのは、拡大すれば見えるのかな?
あんなに賑わっていたプラツァ通りもだ~れもいません。
でも、右側のお店に明かりがついており、パン屋さんです。
平日は6時半から営業開始。もうすぐ開店です。
さて。ケーブルカー乗り場の傍にあるバス停を確認しに行きましょう。
階段は急なので、スーツケースを持って上がれるかな。
プジャ門。
プジャ門の脇には内戦の被害状況地図がありました。
プジャ門を潜って上っていくと、ケーブルカー乗り場に到着します。
真っ暗な中を行くと思っていたので不安でしたが、5時には明るくなっていたし、ケーブルカー乗り場はプジャ門から見ても確認できるので、安心して出発できることがわかりました。
写真が暗くて分かりにくいですが、ケーブルカー乗り場の左に緑の屋根があり、それがバス停です。
あとは荷物。あの階段を上がるべきか、行きにバスが通った城壁の外の道を通るか。
城壁の外の道を見ながら考えると、遠回りなだし暗いかも。
ピレ門まで戻ってくると、行きに降車したバス停傍の広場から海はすぐそこに見えました。

きのう、途中まで上ったのに入れると知らず引き返したロヴリイェナツ要塞もそこ。
ピレ門をくぐると、また猫のお出迎え。
オノフリオの噴水にもいるんですよ。
ほらねっ
宿まで帰ってきました。
お掃除のおばちゃんはもう出勤してきています。
朝食時間を聞くと「知らないけど、10時ごろじゃないかなぁ」だって。
え~ それ、遅すぎ。まだ6時半なのに~
結局、この話。 もうしばらくしてやってきた違うおじさんに尋ねると、朝食を食べるには、前日予約が必要だったんです。
もう、大ショック。コトルすら諦めたほど楽しみにしていたのに~
仕方がないのでグンドゥリッチ広場のスーパーを見に行くと、朝市の準備が始まっていました。そこで、イチゴとイチジクのサラミとやらを購入しました。
開けると、ほんと一見サラミでしょう?
さらにパン屋へ戻ってツナサンドとチーズのパンも調達。
右のチーズのパンはあまりに美味しいので調べてみると、ブレクと言うんだそうです。細長い生地にチーズを巻き込んでから、さらに巻いて焼き上げている感じ。
私が選んだのはチーズですが、ミンチを使ったものが一般的らしい。
あとで店で撮った写真を見ると、いろんな種類があるのが見えました。
下の段が全部それ。もっと食べればよかったなぁ~