リドー運河を見終えたのがお昼過ぎ。
バイワードマーケットを通り抜けつつランチの場所を探しましたが、外からはあまり雰囲気がわからない。食べたいものはイタリア料理で一致したので、部屋に戻ってネットで検索してから出直そうということになりました。
でも、戻るとつい飲みますよね。え?飲まない?呑兵衛の私たちはついワインを開けます。すると、落ち着いちゃってランチに出そびれる・・・毎度そのパターンです。
ホテルへ戻る前にワインを買いに行って気づいたのですが、朝食で美味しかったマフィンは手作りではなく、スーパーで仕入れている気がします。この紙包みと同じものがあったんだよな~ ちょっと笑っちゃいました。でも、だとしたら逆にスーパーのクオリティは高いかも。
部屋からテラスを見ていると、リスが遊びに来ています。そういや、前の英会話の先生がトロントにいたころ、部屋に入り込んでいたことがあったと話してたな~
端の方に2匹いるのが見えるかしら?
夕方になって候補地のレストランが決まり、午前中に行ったビジネス街の方へ行くことにしました。
ん?バイワードマーケットってこんな文字もあったんだ。うしろには階段が見えるけど・・・
階段を上がってみると、なーんだ。この道路を渡るとメジャーズ・ヒル公園があります。ちょうどフェアモントホテルの隣に位置し、リドー運河の上にある公園です。
Canadian Tulip Festivalは来週からなんだから、もしかしたらちょっとは咲いているかもという淡い期待は、この公園を見て霧散しました。葉っぱばっかりだけど、これ、チューリップだ。
リドー運河を挟んで向こう側に国会議事堂が見えます。下にはバイタウン博物館もありますね。
リドー運河の段々もちらりと見える。
ここも主な会場のひとつだけど、来週にはほんとにチューリップでいっぱいになるの?それとも、どこかで栽培しているのを植え付けるのかな?・・・1週間前とは思えないほど片鱗なし。
相棒曰く店先のプランターを見て「ここだってちゃと準備してるんじゃないの?」だって。そうね、来週には咲いてるわ。


ディナーはビジネス街にあるtosca。私たちにしてはかなりゆっくり目の20時前に到着すると、店内はかなり座席が埋まっていました。
外から見るよりもぐんといい雰囲気のレストランです。
アペタイザーはオリーブ。
ラビオリのよう詰め物をしたパスタ、トルテリーニをゴルゴンゾーラで絡めたもの。21CAD(1,780円)。
これは頼んだ覚えのないアトランティック・サーモン(泣
たぶん、私の発音では伝わらなかったか指差したメニューの段が違ったんだろうという話になっていたのですが、たぶん合ってます。例えば「本日のおススメ」を私たちが選んでて、それがサーモンだった、みたいな。26CAD(2,200円)。
この大きさを見てすっかり食べる気が失せてしまいました。これ、写真で見るよりずっと大きいんです。切り身なんてかわいいサイズじゃなくて、ド迫力。え~ん。
でも、隣のテーブルの人がパスタを残したまま会話に熱中してて、気づいたら帰りにドギーバッグに入れてもらっているのが見えました。そっか~!!!ここはそれがポピュラーなのね。グラスワイン+チップで計81.87CAD(6,934円)。
1時間足らずでレストランをあとにして、ひと気のまったくないダウンタウンを歩きます。このスパーク通りはレストランやおしゃれなショップが集まった通りのはずだけど、週末だからかビジネス街のこちらは閑散。
そういえばこのあたりには地下鉄の表示もありましたが、それらも駆使していたらもう少し遠出もできたかな。
夜のリドー運河が眼下にかすかに見えるここは、フェアモントホテルの傍の通路。
そこを抜けるとメジャーズ・ヒル公園へ戻ります。ライトアップされた国会議事堂。
バイワードマーケットに戻る道はライトアップがさらにくっきりきれい。
来るときに撮ったOTTAWAの文字がライトアップされて見えます。こうやって見ると、バイワードマーケットって、案外いい場所だったかも。アプローチを間違えたせいでいい印象を残さないっていうのは、私によくある話・・・(ナポリの散策もそうだった)
明日は空港近くのホテルへ移動。当初はByward Blue Innで3泊の予定でしたが、直前になって空港までのアクセスを調べると、日曜日はバスの始発が遅くて、7:15発のフライトには間に合わないとわかったのです。最後までホテルを悩んでいたので、キャンセル可のところを選んでいてよかった。