うちには、8年ほど前に植えてもらったレモンの木があります。
そこそこ大きな木で、収穫をとても楽しみにしていたのですが、生ったのは植えた翌年のみ。
どこかに写真はないかと探してみると、2014年のものが見つかりました。右奥に見える明るい照り葉の木です。
淡いピンクの花はポールズヒマラヤンムスクというつるバラなのですが、アーチに誘引し2mほどの高さで咲いていました。それに匹敵する樹高があるレモンなのに生りません。
もう1枚、2017年の写真にもありました。
先ほどとは反対の位置から、同じくポールズヒマラヤンムスクを見上げて撮った写真の右下に、明るい照り葉が見えている、それです。(右上はお隣の柿)
毎年数回、欠かさず施肥をしているのに、わずか数個の花をつけるかどうかなので、すっかりレモンには期待しなくなりました。
一方で、同じ柑橘系でも、それよりあとにホームセンターで買った花柚子は順調に生育し、昨季はゆうに300個以上収穫できるまでになりました。柑橘系は一般的に1年おきに豊作と不作を繰り返す隔年結果らしく、今年は30個程度しか生っていませんが、それでも来年はまた期待できるしょう。
2015年に植えたプルーンでさえ今年は結実し、プルーン酒を漬けられたのに、なぜにレモン・・・(涙
しびれを切らした今年、ホームセンターでレモンを見つけたので買ってしまいました。2本あれば、実付きも良くなるのではないかと期待したのです。
品種は書いていませんでしたが、おそらくユーレカレモンだと思います。でも、先のレモンがリスボンだったら、混植しても意味ないのかな。
狭い庭のどこに植えればいいのかさんざん悩み、9月末の記事でカミキリムシ害のために抜く予定だと書いていたバラの跡地にしようと決めました。
抜くことになったバラ、ノックアウトは、8年間初冬になるまで繰り返し花を咲かせてくれていました。マメに剪定をしても樹高は1.5mほどになる木立の強健種で、カミキリムシにやられているとはいえ、それはそれは立派な幹と根に育っており、伐根は大変な作業でした。
そんなある日、相棒がライムの果実を買ってきました。レモンと違うその香りのなんと魅力的なことか。植えよう!と、またもや盛り上がってしまいました。でも、場所がありません。こんなことなら、2本目のレモンをやめておけばよかった。
諦めきれず、さんざん悩んでシンボルツリーのイロハモミジを抜くことにしました。庭師の剪定の好みがそれなのか、そもそもの樹形が悪いのか、毎度短くちんちくりんに仕上がるモミジにげんなりしていたのです。
このモミジを植えたのは、レモンと同時期。枝ぶりは悪くても8年も経てば幹も育ち、根も相当張っていて、下の画像に見えるお隣の駐車場の壁下にまで進出していたりで、かなり神経を使う作業となりました。(でも、いつも自分たちで抜いちゃう。前科も相当数あります^^;)
柑橘系の植え付け適期は3月以降の春なのですが、ネットで注文。これから寒くなるというこの時期なのに、待ちきれず植えてしまいました。藁でマルチして、さらに今はビニールもかけて保温していますが大丈夫かな・・・
樹高は70cmほどでしょうか。この左手には、その生らないレモンが植わっています。相互作用で、どちらもうまくいくといいんだけどな・・・
とはいえ、うちの柑橘系には、花柚子、レモン2本、ライム、シークワーサー、あと生るには生るけれどなかなかおいしく食べられるまでには至っていない9年目のせとかというミカンがあります。これら全部が豊作だったら、はて、どうしよう?(笑