英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【スペイン】首都マドリード 5つ星ホテル「Hotel Villa Real」宿泊記

2024年(令和6年)1月3-4日(水-木)

 

年末年始、ルクセンブルクを皮切りにヨーロッパ10日間の旅行です。今は2ヶ国目のスペイン滞在中。前回は世界遺産セゴビア旧市街でのランチで名物の仔豚の丸焼きをいただいた話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

マドリードーチャマルティン駅へ戻ってきました。ホテルを移動する前に、スーパーでワインを調達。スペインは本当にワインが安く、2EUR(320円)なんていうのもふつうにあるの。日本でも500円以下の料理酒のようなワインもあるから、飲むにはどうかなとは思うのだけど。

 

トマトの種類の多さには本当に驚いたな。

 

りんごも種類が多いけど、どこが産地なんだろう。やっぱり冷涼な北部だよね。あとはユーロ圏だから他国からも入ってくるかな。

 

ルクセンブルクでも南国フルーツが揃っていたし、食文化の充実した国らしいスーパーマーケットでした。

 

魚介をよく食べるのも日本と通じるところがあるかな。右手前は海外でいつもハズレを引いてしまう私の天敵、BACALAO=鱈!!!そのうしろはアンコウだと思うのだけど、これも食べるのか。

 

ムール貝イカ。日本人と食文化は割と共通していると私は思います。だからこそ、クエンカのパラドールで食べられないものが出てくるとは想像だにしなかったのよ。

 

さて。ホテルで荷物を引き取ったあと、地下鉄に乗るのが正解でした。でも、空港へ行くときに空港バスか国鉄かを決めきれていなかったのと、クエンカから戻ってきたときに無料で乗り継げたので国鉄で次のホテルへ向かうことにしました。これが失敗。

 

クエンカは中距離か長距離の部類になるのでしょう。それに比べ、特急といっても30分足らずのセゴビアは近郊列車の括りになるのか無料にはなりませんでした。前回降りたと同じRecoletos駅で改札が開きません。外に警察官か警備員がいたので助けを求めると、端にあるインターホンを押して話すと良いと教えてくれました。地下鉄なら10回券が残っていたのに、この窓口で2.2EUR(351円)払うことに。これがここでの2度目のトラブル。でも、こんなのはたいした話ではありません。

 

駅からプラド通りを南下してシベーレス広場まで来ました。出発日のフライトが早朝で、空港バスの始発がこの広場にあるバスターミナルだったので、下見をしたかったのです。バス停はいくつもありましたが、空港行きはたぶん北西の角。

 

この立派な建物は1917年完成したコムニカシオネス宮殿と呼ばれる旧中央郵便電話局で、今はマドリード市庁舎となっています。1777-1782年にかけて作られたシベーレス噴水も見えているんだけど、はっきりしないのが残念。プラド通りとそれに沿って建つプラド美術館やレティ―ロ公園などを含めて世界遺産に認定されているのにな。歴史、自然、芸術を調和させた計画都市という点で評価されたのだそう。

 

駅からホテルへは18分と書いてありましたが思った以上に遠く、相棒がすっかり不機嫌になってしまったのが誤算。地下鉄でも最寄駅が3駅あるのに、どれも6,7分はかかるという中途半端な場所。今回はこちらも5つ星のHotel Villa Realを予約しています。ざっくり言うと中心部のSol駅の隣駅付近。

 

クラシカルなホテルですが、その分、全体的に暗め。

 

部屋も暗め。そして部屋には段差があるの。これが難点で。

 

上段はベッドルーム。

 

下段がリビングルーム

 

サイドテーブルにはコーヒーの用意。センターテーブルはガラス製。

 

とにかく暗いの。つるつるの光沢ある独特の鏡面仕上げの家具って、なんて言うんだっけな。全然好みのインテリアじゃない。

 

ほら、あのクローゼットの鏡面がすべてに通じているの。薄暗い部屋でつるつるで、冷たい感じ。しかも寒い中を長々歩いてきて相棒も不機嫌だし、部屋に入ればもっとテンションが下がるしで、最悪。

 

たぶん、クローゼットはここだけだったんだと思う。スリッパはなかなか良質でした。

 

冷蔵庫においてはどこにあった顔記憶なし。金庫があるならクローゼットの中だったのかな。ドアのそばだったかも。スペインではどこもドリンクが入っていました。

 

洗面所はツインボウルなのはいいんだけど、ビデがそばにあるのでふたつあっても立てないという謎。

 

ほら、これね。立つほどの空間なし。しかもこのトイレットペーパーの位置も大弱り。

 

それでもツインボウルの色が違うということは、お手入れをして取り換えているのでしょう。

 

アメニティは、ネイルケア・シューミット・シャワーキャップ・バスソルト・バニティセット(開けていないが綿棒とコットン?)・ボディローション。

 

シャワーヘッドは可動式で問題なし。

 

翌朝の朝食も続けます。

2泊朝食付きでしたが、2日目は早朝発なので食べられず。でも朝食をつけたほうが安いという奇妙な料金設定があったのでそちらで予約。それでも65,320円という今回の最高値でしたが、マドリードの中心部だから仕方がないよね。

 

朝食会場は7時半からだったと記憶しています。一番客でした。平日なのにほんとみんな遅い。

 

鏡張りなので奥行きのある雰囲気に仕上がったレストラン。お好きにどうぞという雰囲気ではありません。

 

なるほど、ここはハーフビュッフェなのね。今回はクエンカのパラドールもこのスタイルでした。

 

ハムやチーズなど、ヨーロッパお決まりの品揃え。違いは種類ぐらいね。

 

野菜やフルーツもあるのは高ポイント。でも、私たちしかいないので、視線が注がれていてなんだか取りにくい。

 

スイーツもあったのに行き着かなかったのには理由がある・・・

 

これです。オーダー式のメニュー。

 

相棒が頼んだオムレツは良かったの。

 

私の頼んだポーチドエッグが大問題。だってこの量なんだもの。卵はふたつ来るかもという予感はあったんです。いつもそうだから。確認すればよかったのに、再度のベーコンなども付けてくれたので、これをこなすのに精一杯。

 

ただし、良かったのはCAVAがあったこと。注ぎに来てくれるので2杯のみにしたけれど、それでなんとか食べ切れたよ。翌朝も食べられなかったのは残念でした。BOXを聞いてみるべきだったかなと思います。ただこのホテルのフロントがいまひとつだったのもあって、尋ねる気になれませんでした。前泊を思うと残念な2日間だったかな。

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