英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【香川】1日目-5 アートの島を巡る旅 JRクレメントイン高松

2021年(令和3年)10月

 

緊急事態宣言が解除され、余っているANAマイレージを活用中。今回は、英語講師に勧められたアートの島を巡る旅を計画しました。当初、オリンピック時の3連休を利用する予定でしたが、たぶん暑くてバテるだろうと秋まで待ちました。

前回は、男木島のアートをご紹介しました。

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男木島からフェリーで高松へ戻りました。

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高松駅方面へは通路を歩いて行けば7,8分で到着します。

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途中のマリタイムプラザ高松1階には、四国の特産品が揃えられた四国ショップ88が入っています。

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讃岐うどんはもちろん四国の特産品が勢揃いしているので、お土産はここで買うのが正解。

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お酒もこのとおり。

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四国の地ビールの取り扱いもありました。

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高松駅の駅前広場から撮った画像です。右のいびつな形の建物が宿泊先のJRクレメントイン高松。その隣がJRグループのもう少しグレードの高いJRクレメントホテル高松です。

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さらに左側には、高松で一番高いその名も高松シンボルタワー、そして四国ショップ88の入っているマリタイムプラザ高松があります。

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JRクレメントイン高松の入口は、建物の中ほどにあります。

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突っ切っていくと向こうへ抜けてしまいますが、まずはこの自動ドアを入ります。

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中ほどに入口があるので、エレベーターか階段を使ってフロントへ向かいます。

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2階フロントはガラス張りで、その向こうに高松城跡の玉藻公園が見えます。

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まずはチェックイン。

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ロビーには、香川県の工芸品が置いてありました。

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小豆島オリーブクラフトオリーブ染め、日本三大うちわのひとつ丸亀うちわ(あとのふたつは房州うちわ、京うちわ)

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庵治産地石製品後藤塗象谷塗(ぞうこくぬり)。黄色のかぼちゃは草間彌生の台風で流されちゃった有名な作品、南瓜ですね。

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エレベーターはカードキーをかざさないといけないタイプ。最上階に大浴場があるのがこのホテルのウリです。

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部屋は21.5㎡のコンパクトなツインルームですが、1泊食事なし4,900円/人というリーズナブルなホテルなので、なんの不満もありません。

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2018年10月に開業したので、まだ3年。室内は新しくてきれい。

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コーナーにソファーもあり2人でもくつろげます。

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ポットも置いてあるし、USBでの充電などビジネスマンにも親切。

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バスルームはコンパクトですが、大浴場があるので問題なし。

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シャワートイレも完備。ドライヤーは大浴場にもあるので、ここも問題ありません。アメニティは、歯ブラシ、剃刀、ブラシとボディタオル。

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テレビモニターでホテル案内を検索すると、大浴場の混み具合も見られるようになっているのが便利です。

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意外と人気だったのがエレベーターホール脇にあった枕が選べるサービス。到着時にはすでに3タイプぐらいしか残っていなかったのですが、食後戻ってきたときにはこのとおり空でした。

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アイロンの貸し出しや、製氷機などもあり、安価な割にかなり充実したホテルでした。また高松へ行くことがあれば、ここへ泊ると思います。

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大浴場はそう広くありませんが、部屋のユニットバスを使うことを考えれば充分なサイズ。ビジネスホテルの難点は狭いバスルームなので、この大浴場があるだけでもかなり価値が高いと思います。

ロッカーは人数制限をしていたので、6,7人しかいなかったと思います。備え付けの部屋着を着て行っていいのか、スリッパを履いて行っていいのか悩んで事前に偵察に行ったのですが、全員が部屋着にスリッパでした。

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画像は公式HPより

 

JRホテルグループは屋久島でも泊まりましたが、どこもそこそこ評判がいいと思います。中でもこのホテルの良さは、第一に大浴場、そしてまだ新しくてリーズナブルなところだと思います。特に離島観光には最適な位置。おススメです。

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次回は予約して出掛けた夕食をご紹介します。

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【香川】1日目-4 アートの島を巡る旅 男木島は車も入れない細い小道と坂の島

2021(令和3年)10月

 

緊急事態宣言が解除され、余っているANAマイレージを活用中。今回は、英語講師に勧められたアートの島を巡る旅を計画しました。当初、オリンピック時の3連休を利用する予定でしたが、たぶん暑くてバテるだろうと秋まで待ちました。

前回は、時間がなくて下船観光できなかった女木島アートのうち、船上から確認できたものをご紹介しました。

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さて。いよいよ男木島上陸です。出迎えてくれるのは、男木島の魂。スペインの現代芸術家ジャウメ・プレンサの作品で男木交流館として使用されている男木島のシンボルです。

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タコツボル TEAM 男気

町に移住者が増えつつあり、休校中だった学校も再開した男木島。数少ない子どもたちの遊び場として作られた作品。

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なにしろ、62%が高齢者という男木島。島民の少なさにも驚かされますが、高齢者の割合の高さもすごい。

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下りてすぐ、海征食堂を見つけました。緊急事態宣言解除直後でほとんどのレストランは休業中。あれこれ探していると時間がなくなってしまうので、ここで食べることに決めました。

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ふむ。名物はサザエめしですと?なんでもワンコインですが、時間も遅かったのでサザエめしは最後のひとつ。もうひとつタコ天を頼みました。

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このタコ天が美味しい!!!柔らかいしタコの旨みも出ていて、予想外の美味しさ。サザエめしもまずまず悪くありません。どちらもワンコインなら上出来です。

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島の地図はざっくりで行ってみるしかないという感じでしたが、まずは豊玉姫神社の参道から歩き始めました。

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男木島は車が通れる箇所はごくわずか。ほとんどが狭い路地裏のような小道です。

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フェリーが到着したときに見ていたところ、住民は荷台をつけたトラクターに高松から買い出してきた大きな荷物を預け、徒歩で帰宅していました。それもそのはず。急な階段や坂道ばかりなのです。

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だから、観光も徒歩のみ。もれなく全員が歩いて島を巡ります。

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アートがどこにあるかはあちこちに案内がありました。でも、入り組んだ道はいまひとつわかりにくい。しかも、どれがアートか民家か区別のつかないような作品も多いのでs。

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無用な立ち入りを防ぐために、あちこちに民家につき立入禁止の看板も、このスタイルで作られていました。自衛するのではなく、揃っているのでわかりやすくていい。町興しとプライバシーを守ることとの共存を町全体で図った成果でしょう。

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さて。豊玉姫神社の参道は階段に移っていきます。先にも鳥居が見えるということは、かなり上。

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ひとつめの階段を終えたところで振り返ると、男木港が見える絶景がありました。男木交流館の男木島の魂の屋根も見えます。

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さらに鳥居が待ち受けています。日本の初代天皇となる神武天皇の祖母にあたるのが豊玉姫豊玉姫を祀る神社は無数にありますが、私が印象に残っているのは、宮崎県の青島神社です。

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豊玉姫神社に到着しました。上がり切ってしまうと逆に景色は望めません。島の南部には豊玉姫の夫である山幸彦を祀った加茂神社もあります。f:id:fuwari-x:20211119152945j:plain

 

豊玉姫神社の階段を上がる前にあるこの小屋は無料の休憩所として開放されていました。ここからの景色も素晴らしい。

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似たような外壁の家はほかでも見かけました。ここは開放されていませんでしたが、休業中だったのかもしれません。

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ほとんど壊れかけの家にアートを施したこちらは、路地壁画プロジェクト wallalley(眞壁陸二)前のふたつもこのプロジェクトの一環なのかもしれません。島で集めた廃材などに風景のシルエットを描いていたものだそうです。ただ、こちらは強風のためか壊れてブルーシートをのせている箇所もありました。

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どれがアートか、どれが民家かわからない代表的な作品がこちらの生成するウォールドローイング 日本家屋のために(村山悟郎)

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もともと駄菓子屋だった家屋だそうです。アクリル絵の具で描かれているのは植物などのモチーフだそう。

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でも、私にはまったくこのアートは理解できん・・・ただ、日本家屋の良さがあるこの空間は特に外国人が好むようです。

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島の反対側へ行きましょう。フェリーから確認したアートを見に行かねば。

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それがこちら、歩く方舟(山口啓介)ノアの方舟をモチーフとした作品です。

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沖合にボートが接近してきていました。海上から見るプライベートツアーもあるのかもしれません。私のように点にしか見えない距離ではなく、これぐらい近づけたらまた印象深いことでしょう。

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接近して前からの姿を見てみました。方舟が歩くのかぁ・・・芸術家って奇想天外な発想を持っていますよね。

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後ろからの姿。笑えるような、物悲しいような、なんとも言えない感じ。だって、方舟は海を渡っていこうとしてるんだもんね。

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瀬戸内海にはいくつか猫島として有名な島がありますが、この男木島は世界的に有名な動物写真家・岩合光昭さんが取り上げたことで一躍有名となっています。

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どこの島とも同じく、こちらも去勢手術、避妊手術を行う活動をしているようです。

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島民より猫の数の方が多くなれば、猫同士の争いやその鳴き声、排泄物などそりゃ大変ですもんね。

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ゆっくり回って2時間、男木港まで戻って来ました。水に映える男木島の魂はなかなか映える。こんな小さな島で当たり前のようにアートに囲まれているとは。

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さらにその後ろには、図書館や診療所施設も備えた新たなコミュニティーセンターの建設が佳境に入っていました。小さい島ですが、公共施設はまぁまぁ充実していると言えるんじゃないでしょうか。

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民家の連なる最後に、豊玉姫神社の鳥居が見えます。あとの見どころは、面積1.34㎢のこの小さな島の北端にある1895(明治28)年に建てられた全国でも珍しい総御影石造りの灯台。見に行きたかったのですが、思ったよりも暑かったこの日はここで終了となりました。

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男木島の防潮堤が見えます。女木島の石垣オーテに比べてこんなに低くて済んでいるのは、なにか地の利があるのかもしれません。

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男木港にめおん号が入港してきました。女木島を経由して高松港へ戻りましょう。

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次回は、高松での宿泊先についてご紹介します。

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【香川】1日目-3 アートの島を巡る旅 船上から眺める女木島アート

2021(令和3年)10月

 

緊急事態宣言が解除され、余っているANAマイレージを活用中。今回は、英語講師に勧められたアートの島を巡る旅を計画しました。当初、オリンピック時の3連休を利用する予定でしたが、たぶん暑くてバテるだろうと秋まで待ちました。

前回は、飛行機の遅延でフェリーに間に合わなかったので、高松城跡である玉藻公園を回ったところまでご紹介しました。

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玉藻公園を抜け、フェリー乗り場へ向かいます。フェリー乗り場までは徒歩3分。

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高松港からは、小豆島をはじめとする香川県岡山県の離島行きのフェリー、高速船が多数出港しています。

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女木島・男木島行きの切符売場はここ一ヶ所。ずらりと並んでいたので、時間に余裕をもって現地へ行った方がいいと思います。

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今回行くのは男木島(おぎじま)のみ。先に女木島(めぎじま)を経由して男木島へ行くのですが、どちらもプチアートの島。両方行きたかったのですが、飛行機の遅延でひとつ前のフェリーに乗れなかったので、徒歩で回れる男木島だけに行先を絞ります。運賃は往復1,020円片道510円なので往復割引はありません。両島とも行く場合は途中下船できないので、別途購入する必要があります。

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女木島・男木島行きのフェリーに乗り込みます。2時間に1本なので、今回のように1本遅れると1日で両方回るのはちょっとタイトになります。

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客室へ上がる階段はこちら。定員280名のめおん号です。

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フェリーから見た高松港高松駅バスターミナルそばから2階へ上がると、濡れずにここまで来ることができます。f:id:fuwari-x:20211119130520j:plain

 

高松港⇔女木島、女木島⇔男木島もともに20分という近さなので、客室もあっさり簡素です。でも、背後にはきちんとアクリル板で感染対策がしてあります。

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船上から見た瀬戸内の島々。瀬戸内海には700以上もの島があるので、どれもこれも陸続きにすら感じます。

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20分でまずは女木島へ到着。

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女木島で見たかったアートは、船上からも確認できます。まずは、このふたつ。

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20世紀の回想

帆が見えるのが上海出身の禿鷹墳上(本名リュウシュン)の作品で、こちらよりも上の写真だとちょっとわかるかな?グランドピアノの上に帆がはためいています。ピアノはオブジェではなく、自動演奏もできるんだって。

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モアイ像

高松市のクレーンメーカー㈱タダノは、イースター島の倒れたモアイ像の修復活動を行っています。その吊り起こし実験に使用した復刻像がこちら。後姿なのが残念だけど。

奥に見える石垣はオーテと言って、アートではないけれど女木島の見どころのひとつ。冬の強風で波しぶきや海水が家にまで入ってくるのを防ぐために築き上げられています。

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女木島は、別名鬼ヶ島。桃太郎伝説が残っている島です。だから、観光案内所の名前はおにの館

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おにの館はなかなかモダンな建物です。しかし、注目すべきは石垣の上に並んでいるもの。はて?

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それがこちら、カモメの駐車場(木村崇人)

石垣の上に風見鶏状態のカモメが並んでいます。ここだけではなく、港の防波堤にもずらりと300羽並んでいるようですが、残念ながら気づきませんでした。

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風向きでくるくる方向を変えるカモメを見ているのは楽しい。こちらは向きが揃っていますが、上の画像ではあちこち向いていますよね。

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女木島では鬼が住んでいたという洞窟まで路線バスで行くこともできます。1/5に乗客が女木島で下船した印象だったので、人気はこちらなのかな?

でも、私たちはそのまま男木島へ向かいます。船上からは屋島が見えます。台地上の形状が特徴的。

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小学生のときに山頂の展望台まで行った記憶が残っています。記憶力に難のある私にしては珍しい(笑

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左が女木島、右が男木島。乗降時間を入れても20分という距離なので、泳いで渡れそう。最も接近したところでは700mぐらいしかありません。実際はあいだに潮流が急な海峡があり危険だそうですが、昔の子どもたちは泳いで渡っていたのだとか。

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男木島に近づいてきたとき、これから行くアートを海上から確認しました。うん。ちゃんと見える。これについては次回、ご紹介します。

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男木島は女木島との間をぐるりと回って西側に港があります。後尾からは女木島と男木島のあいだに屋島が見えるルート。屋島は江戸時代に始められた塩田開発や干拓水田が埋め立てられて陸続きになりましたが、かつてはその名のとおり島でした。

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男木港が見えてきました。さっき確認したアートとは、島を挟んでちょうど反対側です。

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男木島着は12時20分。遅めのランチを食べ、15時のフェリーで戻る予定です。

 

【香川】1日目-2 アートの島を巡る旅 高松城跡玉藻公園

2021年(令和3年)10月

 

緊急事態宣言が解除されました。ANAマイレージが余っているので、活用中。今回は、英語講師に勧められたアートの島を巡る旅を計画しました。当初、オリンピック時の3連休を利用する予定でしたが、たぶん暑くてバテるだろうと秋まで待っての出発でした。

前回の記事はこちら。

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もともとフェリーへの乗り継ぎはタイトだったので飛行機の15分の遅延は致命的。2時間も高松で時間ができてしまいました。商店街を歩いてもつぶせる時間は知れている。高松城跡へでも行きましょう。

血屋敷井戸趾から数分で、高松城跡が見えるところまで出てきます。香川県の私鉄、通称ことでん沿いを歩いているとカメラを持った中高生ぐらいの2人が線路脇に立っているので、これは撮り鉄だと私もスマホを構えてしまいました。

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動いている電車をベストポジションで写すって案外難しい。取り敢えず、両方収めただけで私の場合は上出来(笑

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高松城跡は玉藻公園として公開されています。入場料は200円。

私が高松城跡を歩いて感じたのは、石垣の積み方の美しさ。大小の切石が精巧に組み合わされていてどこもぴったり合っているのです。

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入ると右手に見えるのが高松城埋門(うずみもん)。石垣や塀の下に穴を開けるように抜いて作られている門を埋門といい、現存しているものが少ないのでこれはとても貴重なものだそうです。そしてここも、ビシッと組み合わされていますね。

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撮り鉄くんたちと撮ったのは、旧東之丸艮櫓(うしとらやぐら)。櫓が所在する場所が高松城丑寅(うしとら)にあたることに由来した名前です。三重三階の総塗籠で、初重には二重の屋根を貫く千鳥破風が見られ、城外側の隅には袴型の石落としが設けられています。ここを記念写真スポットにしているのは、艮櫓だけでなく美しく積み上げられた石垣も撮ってほしいからなのでしょう。

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さらに奥に入ると、ひときわ広い庭園藩主の生活の場所であった披雲閣があります。

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現存する建物は1917年(大正6年)に高松松平家12代当主松平賴寿が松平家別邸及び香川県の迎賓館的役割として再建したものです。

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披雲閣の隣に資料館である陳列館が見えたので、覗いてみました。

なんだかナマズっぽい高松城天守(しゃちほこ)

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海に面していた高松城の模型を見ると、今とあまり変わっていないことがわかります。天守閣は海上からはぐんと存在感があったことでしょう。

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さぬきで有名なのが、和三盆。砂糖や塩の製造図が展示されています。

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陳列館を出て、天守台に向かってみました。この天守台は、崩壊の危険があるということで積み直して再建されました。

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さらに、天守閣も復元しようという取り組みがあるようです。そのイメージ図が置かれています。

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日本三大水城のひとつと言われる高松城(あとのふたつは今治城と私の行けなかった大分県中津城)。そのお堀には、瀬戸内海の海水が引かれ、鯛などの魚が泳いでいます。約370年前の江戸時代の古図に描かれた船に見立てた和船の上から、魚へのえさやりが楽しめる上船体験もあります。

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城舟体験は、この水門のところから。3月1日~11月30日30分おきに運行しています。所要時間は15~20分。舟から見上げると天守台はかなりの迫力のようです。

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お堀の水位は干潮によって変わりますが、こちらの水門でも調節できます。海上から見ると、高松城の威容は素晴らしいものだったようで、与謝野晶子も「わたつみの 玉藻の浦を前にしぬ 高松の城 龍宮のごと」と詠んでいます。

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水門の傍には盆栽の展示がありました。ふだんはまったくその良さがわからない盆栽ですが、なんとなくいい感じ。

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そそり立つ岩場を連想させるような、なんとなく素人にも雰囲気のわかる盆栽に、思わず足を止めてしまいました。

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続いて天守台へ向かいます。天守台へ上がるには、お堀にかかっている鞘橋を渡ります。

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この鞘橋がまた美しい。ここが天守閣へ渡れる唯一の通路になっています。

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屋根が設けられたのは江戸中期のことのよう。

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城としては珍しく、景観的要素をも加味して庭園構造物を城郭に取り入れたことを示す珍しい橋となっています。

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再建された天守台は上ることもできます。

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2005年度(平成17年度)から2012年度(平成24年度)にかけて再建工事が行われた天守台。

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さらに上がると、瀬戸内海まで見渡せます。

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北側は外海を外堀に見立てた高松城は難攻不落の水城と言われていました。瀬戸内海の島々も見渡せ、絶好のロケーションです。

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天守台から見た鞘橋です。鞘橋と並行して向こうにも白い屋根が見えますが、そこはもう城外で高松築港のバス停です。聳え立つ白いホテルはJRホテルクレメント高松。その左側の白い低めの建物が、本日の宿JRクレメントイン高松です。

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高松築港バス停の隣には、ことでん高松築港駅もあります。いずれも、玉藻公園西門を出てすぐ。バス停は空港行きも通るので、高松城跡を見学するときにはこちらで乗降するのもおススメ。

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でも、私は今回の目的のひとつであるアートの島を巡るために、そろそろ高松築港フェリー乗り場へ向かいます。

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次回の女木島アートの記事はこちら。

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【香川】1日目-1 アートの島を巡る旅 ANAプレミアムクラス

2021年(令和3年)10月

 

緊急事態宣言が解除され、余っているANAマイレージを活用中。今回は、英語講師に勧められたアートの島を巡る旅を計画しました。当初、オリンピック時の3連休を利用する予定でしたが、たぶん暑くてバテるだろうと秋まで待ちました。

 

今回も往路はプレミアムクラスにアップグレードできました。緊急事態宣言も解除されて数週間。空港はかなり活気がありました。

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保安検査場も混んでいます。やっぱり空港はこうでなくっちゃ。

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プレミアムチェックインを使って保安検査場を通過します。

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そろそろANAラウンジのアルコール提供も元に戻っているかと思いましたが、やっぱりまだ11-20時に制限されていました。がっくり。

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自席は撮り損ねたので、お隣の席を撮っています。1列目に相棒と並んで取れました。

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離陸までにはずいぶん時間がかかりました。こりゃ、予定変更だな。

やっと上がった羽田上空。立て続けに飛行機に乗っているので、今日の天候ではどこが眺められるかも楽しみにしています。

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今回も富士山とは逆側の席だったので、代わりに楽しんだのが南アルプス付近。山頂には雪を頂いています。ふむ。これを登るなら確かに厳しい。かなりの登山スキルがいるだろうことが素人目にもわかります。

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前回、秋田からの帰りにエコノミークラスにも各自にモニターがあったので、プレミアムクラスはどうなっているのだろうかと気になっていました。肘掛けのところにしっかり収まっていました。

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朝の食事はサンドイッチなので楽しみが少ないのですが、スパークリングワインが飲めるのは嬉しい。

●キャベツとフライドオニオン、ベーコン風味のスープ(茅乃舎野菜スープを使用)

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白身魚のフライおかかマヨネーズサンドイッチ  ●コロネーションチキンオープンサンドイッチ

●炭火焼チキンと白髪葱添え ●マッシュルームのムース ドライレーズン

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続いて赤ワインもいただきました。1時間のフライトで忙しい(笑

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上空からの景色も楽しみましたが、気になる光景も見かけました。島の多くが削られています。調べると瀬戸内海に浮かぶ男鹿島で、採石場なのだそうです。それにしてもかなり丸裸で痛ましかったです。こういったことは、どう考えればいいのか難しいですね。

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瀬戸内海に浮かぶ島は700以上もあるそうです。美しく見える海ですが、各地で埋め立てが行われており、この閉鎖水域では水質汚染も深刻になってきています。最近、プラスチックごみでの海洋汚染の記事を読みましたが、2050年には魚の数よりもプラスチックごみの方が多くなる試算。なんと恐ろしいことかと思います。

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高松空港上空から瀬戸内海の方向。あとで海上からも何度も見る屋島が見えます。

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香川県といえばうどん県。空港にもさっそく麵がお出迎え。

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高松空港から終点のJR高松駅までの所要時間は45分780円です。飛行機の離陸に時間がかかったので、到着は定刻より15分遅れ。予定していたフェリーには乗れなくなったので2時間も時間ができてしまいました。

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何が目的だったか忘れましたが、ブログを始める前の2014年(平成16年)に高松を訪れており、栗林公園の写真が残っています。その記憶を手繰って途中駅で下車後、高松中央商店街を歩きました。この美しいアーケードは確かに覚えてる!ナポリのガッレリアを彷彿とさせる・・・え、違いすぎ?

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アーケードはこの先いくつもの商店街を跨いで1.5kmも続き、あと500mもあれば栗林公園の端に到達するほどの長さを誇っています。南北のみならず、東西に延びている箇所もあり、雨の日は本当に便利です。

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まだまだ時間があるので高松城玉藻公園へ向かいます。その途中の駐車場ビルに奇妙なものを見つけました。

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血屋敷井戸趾と書かれています。心霊スポット?なんだかおどろおどろしい。

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調べてみると、この駐車場を建設するための発掘調査で桃山時代と思しき遺構が発掘されたんだそうです。

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江戸時代の東讃高松絵図血屋敷井戸趾と書き込まれている位置と重なっているので、歴史愛好家からその名で呼ばれているようです。東西4m、南北6mの大型の井戸ですが、生活用に使われていたもので保存に値すべきものではないと結論が出ていました。でも、取壊し直前になって施主の地元商店街の組合が思いとどまり、石を保存し同じ場所に復元したのだそう。なんとも曰くのありそうなスポットです。

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先人たちの築いた井戸を地域資源として活用しようという考えがあるようですが、でもねぇ・・・

私たちは、このすぐ先にある高松城跡へ向かいます。

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【秋田】47都道府県コンプリート!「秋田比内地鶏や」できりたんぽ鍋/最後は千秋公園

2021年(令和3年)10月

 

緊急事態宣言が解除されたので、47都道府県コンプリートの最後の県となる青森を制覇しにやってきました。前回は3度乗車したJR東日本のってたのしい列車のひとつリゾートしらかみからの車窓をお届けしました。

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13:26秋田駅に到着しました。ちょっとランチには遅い時間なので、駅ビルのトピコに入りました。やっぱりきりたんぽ鍋が食べたいと秋田比内地鶏やへ。

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すっかりピークを外れた時間だったので、店内には私たち以外2人しかいませんでした。

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がっつり食べた朝ご飯が効いていたので、頼んだのはきりたんぽ鍋とハタハタ寿司のみ。

比内地鶏きりたんぽ鍋1,800円は、複数人で注文してもひとり分ずつ運ばれてくるようです。

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今回は比内地鶏の卵がない代わりに、比内地鶏が入っているという説明でした。口コミによると、このメニューは単に比内地鶏のきりたんぽ鍋であって、決して比内地鶏が入っているわけではないのだとか。紛らわしい・・・比内地鶏は決してそのへんの鶏と同じではなく、めちゃ美味しかった。

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ハタハタ寿司520円は前回も食べているのにまったく記憶になし。熟れずしは好きなので違和感なく食べたせいか?酒の肴にうってつけ。

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食後は、前回先に次の目的地に発った相棒のために久保田城跡の千秋公園へ行きました。

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まず迎えてくれるのが御物頭御番所。一度焼失したあと1778年に再建されたとされ、久保田場内で唯一、旧場所のまま残っている建造物です。

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番所の南側14畳の部屋に物頭が詰めて、登城者を監視していた場所です。

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御物頭御番所の前から階段を上がると、久保田城表門が待ち受けています。1603年(慶長8年に)築城して以降、何度か焼失したのですが、絵図や文献資料など基に再建しています。

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こちらは裏側から。木造二階建て瓦葺き櫓門で、佐竹20万石に相応しい壮大なものになっています。

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久保田城跡は1880年(明治13年)に本丸が全焼したあと、明治23年に公園として開放されています。園内には最後の藩主である第12代秋田藩佐竹義堯像が建立されています。f:id:fuwari-x:20211104134901j:plain

 

御隅櫓へ上ってみましょう。

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前回入場料を支払った記録は残っていませんでしたが、今回は100円必要でした。維持費に協力するには安すぎるぐらいです。エレベーターで3階まで上り、まずは大平山を眺めます。

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遠く向こうには男鹿半島も望めます。前回来たときも晴天で、遠くまで見渡せたことを覚えています。

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御隅櫓には久保田城の復元模型がありました。久保田城は天守閣と石垣を持たないお城というのが特徴です。

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お濠は蓮の葉で埋め尽くされていましたが、この季節にも蓮の花が残っていたことに驚きました。

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お濠を抜けると秋田県立美術館です。前回見た藤田嗣治の大壁画秋田の行事は素晴らしかったですね。

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さて。秋田県産プラザやトピコでお土産を買い、当初予定の1本早い17:05発のリムジンバスに乗ることにしました。秋田空港でゆっくりします。

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秋田空港は、ANA FESTAが休業中でした。おみやげひろばあ・えーるの品揃えは豊富です。

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日本酒は生酒がなかったのですが、品揃えもこのとおり。

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レストランもほとんどが休業中で、唯一営業していたあきた茶房へ入りました。

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ご当地グルメのあまーい横手焼きそば950円

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ビールはいらなかったので、発泡清酒ラシャンテ1,500円を頼みました。代表銘柄秀よしを造る鈴木酒造店のお酒です。前回秋田に来たときに飲んでいました。

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機内で驚いたのが、各座席にモニターがあったこと。国際線仕様の機種を回してるんでしょうか?思わずイヤフォンをもらってビデオを見てしまいました。ちょうど十二湖の紹介があったので、今さらながらの知識を入れてしまった・・・先に見ていればよかったな。

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【お土産編】

行きの五能線用に秋田県産プラザで買った酒の肴2種。

めちゃくちゃ美味しかったしょっつるあたりめ(540円)牛たんジャーキー(238円)

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五所川原駅で購入したりんごはふじトキの詰め合わせで3,000円(送料込)!!!スチューベンはお宿でどうぞと手渡してくれました。甘味が凝縮していて濃厚な美味しさ。種があるのは面倒だけど、デラウェアの要領で食べられます。りんごも美味しかった~

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なんの期待もしていなかったのに持ち帰ってみるとおいしかったのが不老ふ死温泉でお茶請けに置いてあったお菓子。名前が知りたい・・・そして、ホテルの売店にあったふかうら人参ジュース(150円)もなかなか。

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十二湖駅で買ったゆでダコはこちら。650円って、うちの近隣で買ったらモーリタニア産の足3本の値段だよ。

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トピコで見つけたきりたんぽでした。まだ柔らかくて賞味期限は翌日まで。でも、帰宅したころには普通の硬さになっていたので、柔らかいまま使ってみたかったな。200円という価格がまた安くてびっくり。

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千秋公園の帰り道に買った生きくらげも大量に入っていて200円。大好物です。

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秋田県産プラザでソフトいかさき(378円)と浅舞酒造㈱純米吟醸天の戸Land of Water(1.8ℓ3,080円)。残念ながら好みの味ではありませんでした。

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                          原料米 秋田県産美山錦100%
                          精米歩合 55%
                          アルコール度数 15%
                          製造年月 2021年7月

 

空港で買ったはたはたずし(580円)はぶつ切りで食感が悪くていまひとつ。はたはた磯焼(648円)は香ばしくてすごく美味しかったです。日本酒の肴にもぴったり。

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秋田県産の日本酒で作ったクグロフ各種(172円×4)は特に違いは感じず。秋田銘菓金萬(756円)もうちでの評判はいまひとつ。

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比内地鶏ラーメン(594円)は鍋のシメに活躍しました。鍋の味付けに比内地鶏鶏ガラスープも足して見ると、いつものお出汁よりと違う味わいになっていいアクセント。

右ふたつはお土産用3種(594円・270円・270円)はたはたパイ(1,080円)うなぎパイのような感じで美味しかったと言っていました。

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終わり

 

 

【青森】47都道府県コンプリート!JR五能線の旅 車窓からの景勝地

2021年(令和3年)10月

 

緊急事態宣言が解除されたので、47都道府県コンプリートの最後の県となる青森を制覇しにやってきました。前回は世界遺産白神山地での十二湖から日本キャニオンを見に行きました。

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10:57日本キャニオン入口からバスに乗ると、行きと同じ観光客グループも乗っていました。やはり青池を散策して戻ってきたのでしょう。十二湖駅までは10分足らずで到着です。

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十二湖駅での待ち時間は14分。十二湖駅には売店があり、お土産のほか産直品も置いてあります。人気だったのはヨーグルト風味の青いソフトクリーム。でも、私たちが釘付けになったのはタコ。安い!保冷剤100円も売っていたので、買ってしまいました。

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アオーネ白神でコテージに泊まった場合、秋から春にかけてはカメムシが部屋に入ってしまっているかもしれないという話を前々回触れましたが、舐めた話ではないことがここでわかりました。駅舎に二重のガラス戸があるのは、凄まじい数のカメムシがいるからなのです。特にホームの出入口にはかなりに数のカメムシがへばりついていました。あれ、家に入れると繁殖して恐ろしいことになると聞いています。

リゾートしらかみ2号が到着しました。青森駅を8:09に出発して十二湖には11:24に到着しています。

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JR東日本のってたのしい列車のひとつリゾートしらかみの乗車も3度目になりました。最後の乗車区間は終点秋田駅までの2時間。すでに行きに乗ったと同じ経路ですが、天気や時刻によって車窓からの景色はまた異なってきます。

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最後の車両は青池でした。こちらのほうがモニターなどもあってグレードが高い感じ。でも、売店ORAHOカウンターもある一番充実した車両のには乗れませんでした。残念。すべて制覇は、それ目的にしないとなかなか難しいです。

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十二湖駅から先はずっと海岸線を走ります。

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海岸線はすぐそば。海が荒れているときは不通になるだろうというほどの傍を走っています。

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大間越駅を過ぎたあたりからが、五能線きっての景勝地に入ります。

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このあたりは大間越影の浜海水浴場。夏になると賑わうだろう場所です。

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岩場の多い海沿いを観光客のために速度を落とし、ゆっくり走っていきます。

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右側に見える特徴的な岩場は、行きも確かに見ました。車であれば駐車して日本海を眺められる場所です。

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このあたりの岩場を抜けると、五能線秋田県に入っていきます。

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八郎潟駅に到着しました。

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八郎潟干拓地を挟んで、向こうに男鹿半島が見えます。今回もなまはげ、見に行けなかったな。

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青森・秋田で多く見かけたのが風力発電でした。いずれも風力発電には力を入れているようでしたが、こちらもずらりと並んでいるのが見えます。

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秋田駅に到着しました。楽しかった五能線の旅もこれで終わり。指定席の料金もどこまで乗っても530円と安いので、ぜひぜひ足を運んでみてください。

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さて。五能線の駅スタンプコレクションは関係のないものも押してそれなりに埋めました(笑

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千畳敷駅ははじめから印刷されています。残りの空欄は、ほとんどが通ったのに停車時間が短くて押せなかった駅です。これをすべて押すには下車観光しないと難しいので、もっとみっちりと計画を立てないといけません。五能線フリーパス有効期間の2日間では厳しいんじゃないかな。

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そう期待していなかった五能線の旅、思っていたよりもずっと楽しかったです。景色良し、途中下車してのバスケットボールのシュート体験も楽し、立佞武多の館も素晴らしく、十二湖も満喫。直前まで行くのすら迷った青森ですが、これで47都道府県もコンプリート。大満足の旅でした。

最後に、到着の秋田でのランチやお土産編などを紹介して終わりにします。