英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【香川】1日目-6 アートの島を巡る旅 高松「すし森山」は想像以上の人気店

2021年(令和3年)10月

 

緊急事態宣言が解除され、余っているANAマイレージを活用中。今回は、英語講師に勧められたアートの島を巡る旅を計画しました。当初、オリンピック時の3連休を利用する予定でしたが、たぶん暑くてバテるだろうと秋まで待ちました。

前回はリーズナブル過ぎて心配だったJRクレメントイン高松が、思った以上に満足度の高いホテルだった話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

さて。ホテルでは食事なしのプランを選択しています。直前まで何を食べに行こうか悩んでいた高松の夜でしたが、迷っていた理由はつい目がいくのはお寿司屋さん、でも近ごろなかなか美味しいお刺身に出会えていなかったことと、せっかくの旅行先では郷土料理を優先したほうがいいのではないかということにありました。でも、それもなかなか難しい。とりあえず、食べログで検索して高評価だったすし森山に2日前やっと予約を入れました。

 

決めきれなかったのは、サイトでもチェックしたこの外観。ザ・昭和。しかも、高松のながーい商店街の一角に構えているというロケーション。

f:id:fuwari-x:20211124154631j:plain

 

予約時刻よりもかなり早く、17時半の開店と同時に到着してしまいましたが、快く入れていただきました。その店内を見て、さらに後悔が押し寄せる・・・寡黙な大将もまたなんとも言えない感じ。

f:id:fuwari-x:20211124154649j:plain

 

そのくせ、飲み物はお値段なしの寿司屋バージョン。

f:id:fuwari-x:20211124154640j:plain

 

恐る恐るだったので、注文していたのは最安値の豪華食材瀬戸内地魚コース5,000円その名もさらに昭和。「豪華」なんて付ける?

でも、子持ち昆布の出だしは悪くない。

f:id:fuwari-x:20211124154658j:plain

 

さらに驚愕は、お刺身盛り合わせ。この鰤の美味しいことといったら!!!こんなに美味しい鰤ははじめて遭遇したかも、というぐらい。脂がのっていて、とろりとしていて、生臭さがまったくない。もう、一挙にハートを鷲掴みにされてしまいました。

f:id:fuwari-x:20211124154707j:plain

 

続いて出されたのは帆立。軽く炙られた帆立は、中がレア。でも、冷たいんじゃない。これまた絶妙な炙り加減。只者じゃない、この大将。

f:id:fuwari-x:20211124160218j:plain

 

サザエの壺焼きはかなりサイズが大きい。わたの苦みは割と好きなのだけど、このサザエはわた嫌いの人でも食べられるクセのなさで、出汁もたっぷり。なにこれ~今までのサザエへの印象が変わるわ~

f:id:fuwari-x:20211124154727j:plain

 

ビールから始めた食事も日本酒に切り替えました。これは、カウンターに鎮座していた一品ですが、香川県の金毘羅さん近くにある㈲丸尾本店凱陣をいくつかピックアップしてもらって2種類ほどいただきました。

f:id:fuwari-x:20211124154736j:plain

 

焼き魚もプリップリ。鰆だったかな。

f:id:fuwari-x:20211124154745j:plain

 

茶碗蒸し

f:id:fuwari-x:20211124154755j:plain

 

そしてここから、にぎりに入ります。まずはサヨリ

f:id:fuwari-x:20211124154804j:plain

 

こちらは・・・残念なことに、あまりの美味しさに魚の名前はすっ飛んでしまってるんです。背の青い魚ということから考えると鰺だったような気がするのだけど、この厚みからいくとかなり大きい鰺になってしまうし自信なし。

f:id:fuwari-x:20211124154813j:plain

 

雲丹。もう少し室温に戻っていた方がいいかなという冷たさは気になったのだけど、臭みのない味わいはなかなかのものを仕入れてる。

f:id:fuwari-x:20211124154823j:plain

 

これ・・・鰤だったような。よく知るその魚とは似て非なる美味しさで、とろりと食べたという記憶。

f:id:fuwari-x:20211124154832j:plain

 

芽葱も侮れない。嚙み切れないといった食べにくさはまったくなくて、これもまた新鮮な出会い。

f:id:fuwari-x:20211124154842j:plain

 

大好きな穴子もまた美味しい。たれの甘さもいい加減にできている。永遠に終わらなければいいのにというにぎりのオンパレード。

f:id:fuwari-x:20211124162419j:plain

 

最後は、玉子。これで終わりかぁ・・・あとで考えれば、追加すればよかったんだ。でもそのときは夢中で、まったくそこに思い足りませんでした。残念。ここ目的で高松へ飛んでもいいぐらい満足度は高かったです。これで5,000円しかも税込み!

f:id:fuwari-x:20211124154900j:plain

 

6時を回るころから予約客が来店し始め、その他、私たちのような旅行客っぽい人から地元の人まで訪れては、満席だと断られていました。私たちに要した時間は2時間。まだ早い時間だったから、運が良ければそのあとに入れたかもしれません。それにしても恐るべしすし森山。予約必須。華やかさはないけれど、味は確か。ここ目的でリピしたいぐらいです。

 

ぶらぶらとホテルへ戻って来ました。歩いて15分ぐらいです。

f:id:fuwari-x:20211124154930j:plain

 

ライトアップされたシンボルタワー高松。高松の夜は更けていきます。

f:id:fuwari-x:20211124154920j:plain

 

前回書いたホテルの大浴場へ行って、この日は終了。ちょっと甘めのお酒だけれど、叔母がお気に入りだった川鶴酒造㈱純米吟醸さぬきオリーブ酵母仕込みというのを見つけたので購入し、部屋でいただきました。

f:id:fuwari-x:20211124154939j:plain

 

翌日からは、待ちかねていたアートの島を巡る旅に本格突入・・・の前の朝ご飯、讃岐うどんです。

fuwari-x.hatenablog.com