英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【青森】1日目-1 憧れの弘前さくらまつりへ!「常寿し」でランチ

2022年(令和4年)4月

 

気が重くなることの多い近ごろ、少しでも楽しい気持ちになれることを探したくて、いつかは桜を見に行きたいと思っていた秋田県角館か、青森県弘前へ行こうと計画を立てました。はしごできれば尚よしだなと調べたのだけれど、どうやら満開予想が毎年5日ほどずれるのです。はて。どうしよう?以前角館の武家屋敷の方に教わったのは、お花見の通はニュースで取り上げられた翌日に日帰りで見に行くのがセオリーとか。

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でも、そんなわけにはいかない。なんといったって航空券が取れないもの。だから、行先は行ったことのない弘前城にすることに決め、さんざん例年の開花日を調べ、今年の予想を各社見比べ、1ヶ月余り前に飛行機を押さえました。でもこのタイミングだと日々料金も上がるうえ、相棒と並び席も取れないほど残り少なかったので、ギリギリだったんじゃないかと思います。

 

去年10月、47都道府県を制覇した最後の県が青森でした。そんなにも行く機会がなかった青森へ半年余りのあいだに2度も行くとは!

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さて当日。青森へはJALしか飛んでいません。SFC会員である私にとってはJALグループの入る第1旅客ターミナルはアウェー。ラウンジはカードラウンジしか入れないけど、時間もあまりなかったので入っていません。なんせ18番ゲートは遠かったのよ。

 

機内に入りドアもクローズド。定刻に出発するかと思いきや、計器に不具合があったとかで部品交換することになったとアナウンスがあり、20分ほど遅れて飛び立ちました。ANAが駐機しているのが見える。おーい。

 

北へ向かって飛ぶ機会はそう多くないので、眼下に見える景色も新鮮。未だに東京の地理は明るくないけど、もし見えるんならお台場かディズニーランドあたりが見えないかと思って睨んでいました。なんとなく撮っていたここ、お台場?拡大するとかすかにガンダムらしき姿が見えるんだけど、あいにく靄が濃く視界不良。今あるのはユニコーンガンダムなんだって?よくわからないけど、そんなに大きいのが立っているなら見てみたい。次回のチャンスを待とう。

 

スカイツリーも見えてきました。タイミングを計っていたのに、いざ撮ってみると右下にかすってるだけじゃないか。しまった。

 

蛇行する川も見えるのだけど荒川は過ぎたかな。利根川や鬼怒川にはまだ行き着いていない気がするけど。一時は通路側の席を選択していたぐらいだったのに、コロナ禍で2年近くの空白があった後の私ときたら、まるで初めて飛行機に乗る子どものよう。

 

おお~岩木山も見えてきました。前回の青森旅行では岩木山に上ることも選択肢に入っ

てたんだよ。標高は低いものの富士山に似た美しい姿です。

 

山桜が見えるので撮ったここは特徴的な道があったのでGoogleMapで確認すると、モヤヒルズというスキー場やローラーリュージュのある施設でした。

 

青森空港へはぐるっと左へ旋回して着陸したので、見えているのは八甲田山系かな。1時間のフライト、楽しみました!

 

地方の空港で助かるのは、空港バスの出発が飛行機の遅延に合わせてくれるところ。後方の座席だったので先のバスには乗れず、20分あとの便になりました。それでも満席。助手席のみならず、コロナ対策で空席にしていた最前列の座席も開放していました。

 

青森空港から弘前までの空港連絡バスの所要時間は約55分。でも、県道を通って国道7号線は一本道で、おそらく弘前城の桜を見に行く人たちの車で終始渋滞。飛行機の遅延もあったので、終点の弘前バスターミナルに到着したのは11時になっていました。

ちなみに、その手前の弘前駅で下車すると100円バスで弘前公園へ向かえます。歩くと30分ほどかかるのでほとんどの人がそこで下車していましたが、バスロータリーは大行列。私たちも降りようかどうか迷ったのですが、道すがらのお店でランチを予定していたので、終点まで乗りました。

 

地方都市のレストランレビューはあてにならないと聞いたことがあるのですが、あれこれ迷うよりは、そこそこレビュー数のあるお店ならハズレではないはず。弘前城にほど近いお寿司屋さんへ足を運びました。

 

11時の開店直後にして、すでに1階は満員。2階の奥の和室へ入るよう促されて階段を上りました。2階はこの部屋のほか、宴会にも使えそうな広い部屋があります。

 

おまかせにするほどでもないかもしれないと、上にぎり2,750円をお願いしました。

 

突き出しは貝と胡瓜との和え物です。日本酒を飲むつもりにしていたので、瓶ビール550円をチョイス。

 

マヨネーズで和えてあったと思うのですが、あまりなじみのない食感で、はじめは烏賊かと思ったのですが北寄貝あたりかなと想像しました。ヒモも入っていて烏賊よりも噛み切りやすく、なかなか美味しい。

 

上にぎりが運ばれてきましたが、ネタの説明はなし。聞ける雰囲気すらありませんでした。見てのとおりとも言えるかもしれません。右端の鯛はちょっとスジがあって噛み切りにくかったのですが、とびっこやボタンエビ、雲丹などなかなか豪華なラインナップ。ホタテの隣はツブ貝?バイ貝?地元産の貝類と思われます。コリッとした歯ごたえがありました。

 

日本酒は各種ありましたが、料理を追加注文する予定がなかったので瓶の冷酒を選びました。

 

地元弘前六花酒造㈱じょっぱり。ザ・火入れのお酒だったけど、まぁしょうがない。

 

2階に通されたのでメニューがなかったのですが、お支払いのときにランチメニューが置いてありました。あらま。美味しかったし、まぁいっか。

 

今年に入ってから値上げしたようでしたが、いわゆる昔ながらのお寿司屋さんなので驚きはないけれど、新鮮ないいネタを使っているかなと思います。

上にぎり2,750円×2+瓶ビール550円+日本酒880円=6,930円(税込)

カード払いもOK。明朗会計でした。

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さて、今回の旅の目的は弘前さくらまつり。なかなか開花予想通りには開花しないもの。ポスターにあるようなこんな景色が見られるでしょうか。

 

常寿しから5分余りで、弘前市民中央広場に到着しました。広場には安寿と厨子王と母像があります。安寿と厨子王は童話のほか、森鴎外の小説、山椒大夫も知られていますが、磐城判官正氏の子である安寿と厨子王が人買いに騙されて丹後の山椒大夫に売られます。青森に伝わる伝説では磐城が岩木山いわきであるとされ、逃げ延びた厨子王が岩木山に安寿を祀ったという伝承になっています。そのため、弘前藩の人は丹後出身者が領内に入ると安寿の怨霊によって災害が起こって人々を苦しめるとされ、江戸幕府巡見史を迎えるときにも丹後出身者がいないかどうかの紹介をするほど忌避していたそうです。

 

像の後ろ側には明治時代に建てられた旧第五十九銀行の瀟洒な建物があり、青森銀行記念館として公開されています。でもまずは桜を見に行かねば。

 

市民中央広場の正面には桜並木が見えていて、弘前城跡はすぐここから始まるようです。広場ではミネラルウォーターを配っていたのでいただきました。肌寒いとはいえ、晴天。助かります。

 

長野県大町市 北安醸造【居谷里】

2022(令和4)年3月27日(日)購入

 

並行してワインも飲んでいるので、日本酒は週1本程度のペース。GW前後からは、毎年恒例、夏の日本酒禁酒期間に入ります。そういったわけで、そろそろ終盤に入っている日本酒の記録。このお酒は初めてだと思っていましたが、ひょんな縁がありました。

 

まったく気づいていなかったのだけど、年明けに日本酒に飽きて飲まなくなった最後のお酒が、今回の北安醸造の他銘柄、北安大國だったんです。でも、同じ酒蔵のこの居谷里については公式HPにもまったく記載がないの。限定流通のシリーズみたい。

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長野県大町市 北安醸造㈱【居谷里】

【居谷里(いやり)】山廃純米無濾過生原酒

 原料米 ひとごこち100%
 精米歩合 59%
 アルコール度数 16度
 日本酒度 -3 酸度 2.0 アミノ酸度 1.2
 酵母 協会701号
 製造年月 2022年1月
 3,080円(税込)

 

このお酒はとても気に入ったという記憶が残っています。

ちょっと酸味があるのだけど、私は酸味があるお酒が好みなんだと初めて実感。

この先、酸度というのにも注目してみようかと思っています。

 

福井県勝山市 一本義久保本店【一本義】

2022(令和4)年3月23日(水)購入

 

前回は去年の同時期に、同じ酒造の2枚看板である伝心を買っています。

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福井県勝山市 ㈱一本義久保本店【一本義】

【一本義】アラバシリ 春之純米酒

 原料米 越の雫100%
 アルコール度数 18度
 精米歩合 70%
 製造年月 22年2月
 3,080円(税込)
 
記憶がないということは、問題なかったということだろう・・・今のところ、あと5本で終わりなので、そろそろ味も思い出せるはずなのだけど。
 

【高知】食べログ高知No.1に輝く「座屋」再訪&お土産編

2022年(令和4年)4月17日(日)

 

ANAの今週のトクたびマイルを使って、高知の日曜市へ買い出しにやって来ました。15:55のフライトで戻るので、あとはランチを食べるのみの弾丸旅行。前回は日曜市の安くて新鮮な野菜などを一挙公開しています。前回と同じフライトで訪れていますが、前回は高知城内を見学できたのに、今回はほとんど日曜市での買い物に時間を費やしてしまいました。

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さて、高知でランチのお店を見つけるのは案外難しく、大半がひろめ市場のフードコートか土佐料理の有名店である土佐料理 司酔鯨亭あたりで済ませているんじゃないかと推察しています。

今回も検索したものの選択肢が増えず、座屋(いざりや)へ再訪決定。気になるのは、5日前でも予約できてしまうあたり。7室しかなかったと記憶しているのに、今回もやっぱり空いてるの?

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でも、美味しかったしね、あの鰹のタタキがたべられるなら、まぁいいや。

 

間口の狭い細長いビルに個室をずらりと並べたつくりは悪くない。まさか4ヶ月で再訪するとは思わなかったけど、楽しみです。

 

私たちは前回と同じのランチコース5,500円を予約していますが、天丼1,650円座屋丼1,650円のほか、鰹タタキ定食1,980円座屋御膳2,750円などのリーズナブルなメニューもあるようです。

 

1階は店主が手掛ける16,500円コースのみ。評価は高いけど、予約が取れないお店というほどではないみたい。

 

一番に到着しましたが、まわりの様子を窺っていると丼系を頼んでいる人が大半。しかも満室にはなっていませんでした。でも、ここに限らず街中を歩いていても日曜市以外の人出は少なくなく、飲食店はどこもガラガラの雰囲気でした。充分これでも健闘しているのかも。

 

生ビールもありましたが今回は日本酒も飲む予定にしていたので、瓶ビール720円から開始。

 

はじめはあさりと春野菜の白和え。うるいやわらびが入っていて、ジュレとよく混ぜていただきます。ジュレの酸味がよく効いて美味しい。

 

早速お造りが運ばれてきました。本鰹のタタキはお醤油ではなく、塩、ニンニクと薬味で食べてくださいとのこと。あとは、金目鯛真鯛太刀魚です。

 

こりゃ、日本酒がいる。前回は赤ワインをボトルで頼んだけど、やっぱり日本酒にしよう。生酒もあるし今回は上々だね。あ、前々回の日本酒の記事で合わなかったと書いた「南」の生酒もある。でも、このときはまだ火入れだった事実を知らず、試さなかったんだ。残念。

 

まずは、高知18蔵のうち西岡酒造久礼(小売価格3,300円)からいただきます。純米吟醸あらばしり。生酒が飲めるのは嬉しい。辛口となっていますが、そうでもない。食事に合うお酒です。

 

さて。ほかのお造りは特筆するほどではありませんが、やっぱり鰹は絶品。前回、初鰹の5月がおススメと言われたのだけど、もうその時期は始まってるよね?藁で焼きたてのその香りもいいし、鰹の独特の生臭さなどどこにも感じられず、濃厚な味わい。やっぱりこれは地元ならではのものでしょう。

 

早くもご飯が炊き始められました。ん?スタートから2品目ではちょっと早いような。でも、土佐ジローの卵かけご飯は楽しみです。

 

鰆の幽庵焼きノラボウ菜のグリーンソース独活のきんぴらフルーツ金柑が添えられています。ふっくら焼き上げられた鰆は控えめな幽庵で淡白な味付け。グリーンソースとよく合います。フルーツ金柑がまた美味しい。甘酸っぱくていい箸休めです。

 

日本酒は船中八策(小売価格3,432円)に進みます。このお酒は有名なので名前は知っていましたが、司牡丹酒造とは知りませんでした。きっと王道中の王道でしょうに日本酒が好きとは言えないわ(恥

 

桜海老と新玉葱のかき揚コシアブラ。フレーク状の淡雪塩はお米と一緒に作っていますと言うので調べて見ると、米粉と塩が原材料みたい。塩味が控えめなのでたくさん振りかけてあっても淡い味です。

 

土佐酒造㈱桂月(小売価格3,520円)、山廃純米酒です。

 

土佐ジローの卵かけご飯の用意が運ばれてきました。あれ?もうお料理はおしまいだったっけ?思わず前回の写真を確認すると、あと2品あるはず。コロナ禍で実質値上げをして、減らしたのかな?

 

いえいえ、出てきました。鯛と菜花、大根の蒸し物。でも、なんとなく魚が too much に感じられる。魚の種類も調理法も違うからこれは私側の問題で、たぶんお腹が空き切っていないうちに食べているせいなんだろうな。

 

小豆島オリーブ牛。そうそう、前回とても美味しかった記憶があります。日曜市ではトマトも多く売っていたのですが、これもフルーツトマト系で濃厚かつ甘い。

 

土佐ジローの卵かけご飯は、ご飯にお醤油をかけ、卵を溶くのは5回ぐらい、そしてご飯にかけたあと泡立つぐらいかき混ぜて食べるのがセオリーと教わりました。泡立つぐらいって・・・^^;

でも、すっかり炊きたてを逸した釜飯は残念。あとの料理が遅めだったので、もう少しキッチンの状況を考慮して、タイミングを計ってほしかったな。そして前回ほどの感動がなかったのはそれ以外にも、やっぱりお腹が空き切っていなかった要因も大きいと思います。大反省です。

 

ブリュレ苺のアイス、隠れていますが小夏が添えられています。苺のアイスはさっぱりと美味しかったし、小夏も瑞々しい甘酸っぱさ。ブリュレは濃厚な味わいが好みでした。

 

さて。日曜市には必ずまた行くことにしていますが、次回はどうしよう?自分の管理の悪さで前ほど美味しさが感じられなかっただけですが、一方でここのお料理がわかってしまったのも確か。再訪をさらに重ねたいかといえば、鰹のタタキ以外は微妙。ただ、高知の食材を中心にしたコースにせず、通常のコース料理にしたらどうだろう?という好奇心もあるので、ほかにお店が見つからなければ少なくともあと一度は行く予定です。

高知はランチにいいお店がなく、かといってひろめ市場のフードコートでの食事はあまり気が進まないので、いっそ今回も行けなかった牧野植物園のレストランで軽く食べるというのもありかな。そうすれば、夕方のフライトでも日曜市との両立が図れるから。

 

ランチコース5,500×2+瓶ビール720+日本酒3種(逆算すると3,200円)-ポイント利用1,200=13,720円

 

明細は必要ですか?と聞いてくれたのにもらわなかったから、日本酒の内訳が不明なのが失敗だったな。

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お土産編

日曜市で買った野菜については、前回記載のとおり。それ以外は、高知空港ANA FESTAで購入しています。

 

前回と同じく、かんざし648円。ホイルに包まれたしっとり生地は外せません。

 

同じものばかりも芸がないので、南風小夏サンド705円。悪くなかったです。小夏の酸味もちゃんと効いているし、ポソポソでもないし、まぁ及第点。

 

野根まんじゅう450円は、皇室へお茶受け菓子として献上したと謳われていました。

 

日曜市に酒盗がなかったのでANA FESTAで買いましたが、塩辛さがハンパなし。甘口と書いてありますが、塩味が強すぎて前回のものとは雲泥の差。あぁ、いつかまた出会いたい。842円。

 

お土産は日曜市の野菜で充分。そのうちまた行こうっと。

 

【高知】土佐の日曜市へはるばる買い出しに(笑

2022年(令和4年)4月17日(日)

 

今週のトクたびマイルをチェックしていると、高知行きが3000マイルで出たので、日曜市への再訪を決めました。通常の12000マイル→6000マイルで往復できます。気が沈むことが多い近ごろ、少しでも楽しい気持ちになれることを探しているので、これに乗っかることにしました。

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前回日曜市へ行ったのは、昨年12月。そのときに行けなかった牧野植物園へも行きたかったのだけど、帰りのフライトが15:55しか取れず断念。通常マイルで検索しても、日曜日の最終便はかなり先でも空席がなかったので、暑くなる前に行っておいた方がいいはず。まさに日曜市へ買い出しに行って、ランチを食べて帰るだけの弾丸買い出し旅行です(笑

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久しぶりに早朝でもラウンジでビールが飲めました。緊急事態宣言中は動きませんでしたが、蔓延防止措置中やその隙間を掻い潜って行ったりだったので、ビールに時間制限があったりなかったり。つくづくその有無は私には大きいと実感。

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朝ご飯は毎度ANA FESTAで調達。でも、1,000円以上購入で5%offの恩恵に与るために、ふたつも買ったのはランチに向けては失敗でした。ちょっと食べ過ぎ。5%なんて50円程度のことなのに。貧乏性だ。

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外は雲がかかって視界がくすんでいます。この日の東京の天気予報は、午後から一時雨も降るだろうと言われていました。

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羽田空港のD滑走路が見えています。このあとは雲の中で、富士山はおろかまったくなにも見えないまま四国へ近づいています。

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着陸態勢に入ったころから晴れた空が広がり、四国の地形が眼下に見えました。航路は室戸岬から北上していくんでしょうか。ほとんどが山ですね。

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着陸目前には物部川をはさんで高知市のお隣、香南市のマリーナが見えました。

 

坂本龍馬がお出迎え、高知空港到着です。

 

空港バスは2社走っていて片道740円。往復2枚券を買うと1,380円で100円安くなります。両社共通で期限はなし。車内でwi-fiが使えるとアナウンスがありましたが、ダメでした。バスの出発は10分以上定刻より遅れました。だいたい9:15着のフライトに対して9:20発なんて無茶ですもんね。誰もいなかったらさっさと出発するよ、ぐらいの時刻表でしょう。

 

そんなわけで、日曜市最寄りの蓮池町通でバスを降りたのは9:55。10分以上の遅れです。もし電車に乗り換えるなどの予定がある場合、この空港バスは必ず遅れると認識しておいた方がいいかと思います。

次の角を左折した少し先から日曜市が始まります。

 

高知城まで1km近くあるのですが、そこにずらりと400ものお店が並んでいます。まずは、欲しいものを決めながら高知城まで歩きます。あれ?目当てのお店がない。前回購入した酒盗のお店と鰹節のお店は出店していませんでした。日によって、あるいは季節によって、出店の有無は違ってくるのかもしれません。残念。

 

一応、高知城は撮っておきましょう。前回同様、快晴なのはやっぱり嬉しい。お城と追手門が同時に撮れるのは高知城ならではのロケーション。

 

灯りに書かれた「リョーマの休日」に笑いました。ナイスな言葉のチョイスですね。

 

なにかイベントがあるかもしれないと、ちらりと覗きに行くことにしました。犬島で御影石を見ていたので石にも注目してしまいますが、ここのは打ち込み接ぎになるんだろうか。形を合わそうとしているのは見受けられるけど、高松城跡の美しい切り込み接ぎを思い出すと、全然違う~

 

板垣退助像の後ろにそびえる天守。いいねぇ。でも、特に何もイベントはなさそうだったので、暑い中、これ以上進むのはやめました。

 

前回見落としていた山内一豊像だけは見に行きましょう。この馬が山内一豊の妻、千代が嫁入りの持参金を夫の名馬購入のために差し出したというあの馬でしょうか。

 

山内一豊像は追手門の手前にある橋を渡り、高知県公文書館高知県立文学館へ行く途中にあるので、お城だけ見学すると見落としがち。

 

日曜市ではかなりの量を買い出しました。買ったお店でのみ写真を撮ったので、全体の画像はありませんが、今の時期でいえば文旦や小夏、トマトなどを専門に扱っているお店などや筍が目立っていました。

文旦500円はC級品ぐらいの価格。1盛1,000円ぐらいが多かったです。箱買いで送ってもらう人も多くいましたが、その価格も3,000円~7,000円ぐらいまであったかな。

 

山椒は1袋100円をふたつ買いました。先日、百貨店で5枚399円という衝撃の値段を見たところだったので、この安さにびっくり。

 

家にも山椒の木はあるのですが、まだそこまで大きくないので、年中使えるように併せて加工しようと考え中。袋から出すと、見た目よりずっとたくさん入っていました。家のも併せて佃煮にし、一部冷凍しています。おにぎりに混ぜても美味しい♡

 

パクチー100円も購入しました。持ち帰って水に放つとすっかり元気を取り戻してくれました。パクチーもなかなか高いので、この量と価格は大歓迎。私が買ったのは11時ごろでしたが、もっと早い時間であれば根付きも売っていたそう。いいものはどんどん売れちゃうのね。

 

嬉しかったのがわらび100円。あく抜きも終わっているのよ。思わず2束購入。

 

2束の量はこれぐらい。保冷剤と保冷バッグも持って行っていたので元気に持って帰ることができました。炊き合わせや、山菜の炊き込みご飯にしてあっというまに終了。もっと買ってもよかった。隣は手作りこんにゃく100円。

 

このこんにゃくは前回も同じところで買ったような気がします。同じように筍も売ってたな。ここの筍はgあたりで書いてあるので見当がつかないので、他所で買い求めています。

 

うちは筍が好きで、このときまでにすでに3度買っています。朝採れの千葉産だと米糠なしでもあく抜きできるので気に入っているのですが、今年は1,000円ぐらい。でも、ここへ来るとどこで見てもはるかに安い。大きめサイズの500円を400円にオマケしてくれました。柔らかくていい出来でしたよ。

 

葉付きの新玉葱もあちこちで見かけました。80円を2個買いましたが、スーパーで見るともっと小さいサイズがふたつで399円で売っていたので、破格ですね。スライスしてサラダにして食べるのがもっとも美味しい。葉も柔らかいので余すことなく食べてくださいと言われました。

 

衝撃的だったのが、野生のせり。3束200円と書いてあったので、輪ゴムで止めているのが3束かと思っていました。

 

今年は仙台せりや秋田の三関せりを取り寄せて食べている私からすると、それでも買わずにはいられない価格なのに、輪ゴム×3だって!!!

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3束はこんなにもありました。もちろん、野生のせりなので食感は硬めでしたが、香りはいいし半分はせり鍋に、もう半分はお浸しなどにしてすぐに使い切りました。ただし、せりの食べ過ぎはお腹を下すそうなので、要注意。

 

つくね芋550円は、粘りがしっかり目のヤマノイモや大和芋の仲間かと思います。すりおろして揚げてもばらけないというんでしょうか。お味噌汁にもすりおろして入れると言っていました。自然薯系はとても好きなのでこれまた嬉しい。

 

生姜はこのサイズで370円だったと思います。スーパーでは1かけ200円前後するところをこのサイズ!他と比べていないのでわかりにくいですが、かなりのサイズです。

 

前回も購入したちりめんのお店は大繁盛でした。細かいの420円と、もう少し大きめの450円(460円だったかな?)をそれぞれ100g。釜揚げのものなどもありました。

 

最後に見つけたのはブルーベリージャム750円。大きいサイズがもう売り切れていて、このサイズが250g。家で作るストロベリージャムは、1kgのいちごから500gの瓶にちょうど出来上がることから考えると、いい感じ。ブルーベリーは高いもんね。

 

日曜市でのコツは、気に入ったものがあれば即買いすること。前回の田舎ずしを買ったお店でナイラゲ寿司(カジキマグロ)を狙っていたのに、戻ってきたらなかったし、11時半には店じまいしているお店もありました。お支払いをして取り置きしてもらっている人も多くいたので、少なくともそうしたほうがいいんじゃないかと思います。酒盗と鰹節がなかったのも残念。また涼しくなったら出向く予定です。

扱っているものは食品に限らず、刃物類や骨董、植木や花なども。可能ならレモンの木やハーブや野菜の苗も持ち帰りたかったわ。地元の人の台所でもある日曜市、ぜひ出掛けてみてください。

kochi-tabi.jp

 

日本酒も美味しい高知なのでそれも目当てでしたが、ひろめ市場で日本酒を買おうと思ったら、一升瓶は地元の酒屋で見かけたばかりの美丈夫しかなかったし(しかも購入履歴あり)高知大丸に至っては5千円や1万円といった高級品しか置いていなかったので、日本酒も断念しました。まぁ、これ以上持つのも厳しかったけどね。

 

つづくはこちらも再訪の「座屋」でランチです。

 

いただきもの。山形県酒田市【楯野川】&三重県菰野町 早川酒造【田光】

2022年(令和4年)3月

 

いただきものを2本。知人からの贈り物。でも、本人は飲まないのでアドバイスを受けて選んでくれたみたい。

 

山形県酒田市 楯の川酒造㈱【楯野川】 【楯野川】純米大吟醸

三重菰野町 合名会社早川酒造【田光】 【田光】純米吟醸雄町 おりがらみ生

【楯野川】             【田光(たびか)
  原料米 出羽燦々100%        原料米 岡山県産雄町100%
  精米歩合 50%          精米歩合 50%
  アルコール度数 15度       アルコール度数 15度
  製造年月 2022年1月        製造年月 2022年1月
 
これはね、田光の圧勝。
楯野川も美味しいはずなんだけど、おりがらみの生には敵うはずもなく。
でも本当にいいお酒をいただきました。
 
田光のラベルの記載は以下のとおり。
鈴鹿山脈釈迦ヶ岳の山おろしと伏流水の恵みを受け、全量純米醸造総槽搾りの酒造りをしています。
それぞれのお米の特徴を引き出しお酒全体のバランスを大切に、心からの蔵元の思いをお届けします。

楯野川と同じ出羽燦々100%のお酒も造っているみたい。機会があったらまた飲みたいな。楯野川も決して悪かったわけじゃないけど、生酒相手だったからしょうがない。次は生酒で再会したいな。
 

山形県鶴岡市 加藤嘉八郎酒造【大山】

2022年(令和4年)3月4日(金)購入

 

飲み始めたら着々と週1ぐらいで買い足しています。

相棒が行く酒屋で珍しく初めてのお酒を見つけてきました。

 

山形県鶴岡市 加藤嘉八郎酒造㈱【大山】

【大山】特別純米生原酒 新米新酒 数量限定品

  原料米 山形県産出羽の里100%
  精米歩合 60%
  アルコール度数 16.5度
  製造年月 2021年12月
  3,124円(税込)
 
ラベル記載は以下のとおり。
厳寒の山形県庄内地方で醸したしぼりたてです。新米だけを使い、今年のお米の特徴や気候をとらえ素材の良さを最大限に引き出し醸成しました。今年もおいしく出来ました。大山しぼりたてをどうぞお楽しみくださいませ。

 

見るからに美味しそうだけど、覚えてないわぁ・・・次回の参考にならないと意味がないので、今月中には備忘録を追いつかせる予定。