英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【高知】土佐の日曜市へはるばる買い出しに(笑

2022年(令和4年)4月17日(日)

 

今週のトクたびマイルをチェックしていると、高知行きが3000マイルで出たので、日曜市への再訪を決めました。通常の12000マイル→6000マイルで往復できます。気が沈むことが多い近ごろ、少しでも楽しい気持ちになれることを探しているので、これに乗っかることにしました。

f:id:fuwari-x:20220418161928p:plain

 

前回日曜市へ行ったのは、昨年12月。そのときに行けなかった牧野植物園へも行きたかったのだけど、帰りのフライトが15:55しか取れず断念。通常マイルで検索しても、日曜日の最終便はかなり先でも空席がなかったので、暑くなる前に行っておいた方がいいはず。まさに日曜市へ買い出しに行って、ランチを食べて帰るだけの弾丸買い出し旅行です(笑

fuwari-x.hatenablog.com

f:id:fuwari-x:20220418162806j:plain

 

久しぶりに早朝でもラウンジでビールが飲めました。緊急事態宣言中は動きませんでしたが、蔓延防止措置中やその隙間を掻い潜って行ったりだったので、ビールに時間制限があったりなかったり。つくづくその有無は私には大きいと実感。

f:id:fuwari-x:20220418162816j:plain

 

朝ご飯は毎度ANA FESTAで調達。でも、1,000円以上購入で5%offの恩恵に与るために、ふたつも買ったのはランチに向けては失敗でした。ちょっと食べ過ぎ。5%なんて50円程度のことなのに。貧乏性だ。

f:id:fuwari-x:20220418162826j:plain

 

外は雲がかかって視界がくすんでいます。この日の東京の天気予報は、午後から一時雨も降るだろうと言われていました。

f:id:fuwari-x:20220418162834j:plain

 

羽田空港のD滑走路が見えています。このあとは雲の中で、富士山はおろかまったくなにも見えないまま四国へ近づいています。

f:id:fuwari-x:20220418162843j:plain

 

着陸態勢に入ったころから晴れた空が広がり、四国の地形が眼下に見えました。航路は室戸岬から北上していくんでしょうか。ほとんどが山ですね。

f:id:fuwari-x:20220418162853j:plain

 

着陸目前には物部川をはさんで高知市のお隣、香南市のマリーナが見えました。

 

坂本龍馬がお出迎え、高知空港到着です。

 

空港バスは2社走っていて片道740円。往復2枚券を買うと1,380円で100円安くなります。両社共通で期限はなし。車内でwi-fiが使えるとアナウンスがありましたが、ダメでした。バスの出発は10分以上定刻より遅れました。だいたい9:15着のフライトに対して9:20発なんて無茶ですもんね。誰もいなかったらさっさと出発するよ、ぐらいの時刻表でしょう。

 

そんなわけで、日曜市最寄りの蓮池町通でバスを降りたのは9:55。10分以上の遅れです。もし電車に乗り換えるなどの予定がある場合、この空港バスは必ず遅れると認識しておいた方がいいかと思います。

次の角を左折した少し先から日曜市が始まります。

 

高知城まで1km近くあるのですが、そこにずらりと400ものお店が並んでいます。まずは、欲しいものを決めながら高知城まで歩きます。あれ?目当てのお店がない。前回購入した酒盗のお店と鰹節のお店は出店していませんでした。日によって、あるいは季節によって、出店の有無は違ってくるのかもしれません。残念。

 

一応、高知城は撮っておきましょう。前回同様、快晴なのはやっぱり嬉しい。お城と追手門が同時に撮れるのは高知城ならではのロケーション。

 

灯りに書かれた「リョーマの休日」に笑いました。ナイスな言葉のチョイスですね。

 

なにかイベントがあるかもしれないと、ちらりと覗きに行くことにしました。犬島で御影石を見ていたので石にも注目してしまいますが、ここのは打ち込み接ぎになるんだろうか。形を合わそうとしているのは見受けられるけど、高松城跡の美しい切り込み接ぎを思い出すと、全然違う~

 

板垣退助像の後ろにそびえる天守。いいねぇ。でも、特に何もイベントはなさそうだったので、暑い中、これ以上進むのはやめました。

 

前回見落としていた山内一豊像だけは見に行きましょう。この馬が山内一豊の妻、千代が嫁入りの持参金を夫の名馬購入のために差し出したというあの馬でしょうか。

 

山内一豊像は追手門の手前にある橋を渡り、高知県公文書館高知県立文学館へ行く途中にあるので、お城だけ見学すると見落としがち。

 

日曜市ではかなりの量を買い出しました。買ったお店でのみ写真を撮ったので、全体の画像はありませんが、今の時期でいえば文旦や小夏、トマトなどを専門に扱っているお店などや筍が目立っていました。

文旦500円はC級品ぐらいの価格。1盛1,000円ぐらいが多かったです。箱買いで送ってもらう人も多くいましたが、その価格も3,000円~7,000円ぐらいまであったかな。

 

山椒は1袋100円をふたつ買いました。先日、百貨店で5枚399円という衝撃の値段を見たところだったので、この安さにびっくり。

 

家にも山椒の木はあるのですが、まだそこまで大きくないので、年中使えるように併せて加工しようと考え中。袋から出すと、見た目よりずっとたくさん入っていました。家のも併せて佃煮にし、一部冷凍しています。おにぎりに混ぜても美味しい♡

 

パクチー100円も購入しました。持ち帰って水に放つとすっかり元気を取り戻してくれました。パクチーもなかなか高いので、この量と価格は大歓迎。私が買ったのは11時ごろでしたが、もっと早い時間であれば根付きも売っていたそう。いいものはどんどん売れちゃうのね。

 

嬉しかったのがわらび100円。あく抜きも終わっているのよ。思わず2束購入。

 

2束の量はこれぐらい。保冷剤と保冷バッグも持って行っていたので元気に持って帰ることができました。炊き合わせや、山菜の炊き込みご飯にしてあっというまに終了。もっと買ってもよかった。隣は手作りこんにゃく100円。

 

このこんにゃくは前回も同じところで買ったような気がします。同じように筍も売ってたな。ここの筍はgあたりで書いてあるので見当がつかないので、他所で買い求めています。

 

うちは筍が好きで、このときまでにすでに3度買っています。朝採れの千葉産だと米糠なしでもあく抜きできるので気に入っているのですが、今年は1,000円ぐらい。でも、ここへ来るとどこで見てもはるかに安い。大きめサイズの500円を400円にオマケしてくれました。柔らかくていい出来でしたよ。

 

葉付きの新玉葱もあちこちで見かけました。80円を2個買いましたが、スーパーで見るともっと小さいサイズがふたつで399円で売っていたので、破格ですね。スライスしてサラダにして食べるのがもっとも美味しい。葉も柔らかいので余すことなく食べてくださいと言われました。

 

衝撃的だったのが、野生のせり。3束200円と書いてあったので、輪ゴムで止めているのが3束かと思っていました。

 

今年は仙台せりや秋田の三関せりを取り寄せて食べている私からすると、それでも買わずにはいられない価格なのに、輪ゴム×3だって!!!

fuwari-x.hatenablog.com

fuwari-x.hatenablog.com

 

3束はこんなにもありました。もちろん、野生のせりなので食感は硬めでしたが、香りはいいし半分はせり鍋に、もう半分はお浸しなどにしてすぐに使い切りました。ただし、せりの食べ過ぎはお腹を下すそうなので、要注意。

 

つくね芋550円は、粘りがしっかり目のヤマノイモや大和芋の仲間かと思います。すりおろして揚げてもばらけないというんでしょうか。お味噌汁にもすりおろして入れると言っていました。自然薯系はとても好きなのでこれまた嬉しい。

 

生姜はこのサイズで370円だったと思います。スーパーでは1かけ200円前後するところをこのサイズ!他と比べていないのでわかりにくいですが、かなりのサイズです。

 

前回も購入したちりめんのお店は大繁盛でした。細かいの420円と、もう少し大きめの450円(460円だったかな?)をそれぞれ100g。釜揚げのものなどもありました。

 

最後に見つけたのはブルーベリージャム750円。大きいサイズがもう売り切れていて、このサイズが250g。家で作るストロベリージャムは、1kgのいちごから500gの瓶にちょうど出来上がることから考えると、いい感じ。ブルーベリーは高いもんね。

 

日曜市でのコツは、気に入ったものがあれば即買いすること。前回の田舎ずしを買ったお店でナイラゲ寿司(カジキマグロ)を狙っていたのに、戻ってきたらなかったし、11時半には店じまいしているお店もありました。お支払いをして取り置きしてもらっている人も多くいたので、少なくともそうしたほうがいいんじゃないかと思います。酒盗と鰹節がなかったのも残念。また涼しくなったら出向く予定です。

扱っているものは食品に限らず、刃物類や骨董、植木や花なども。可能ならレモンの木やハーブや野菜の苗も持ち帰りたかったわ。地元の人の台所でもある日曜市、ぜひ出掛けてみてください。

kochi-tabi.jp

 

日本酒も美味しい高知なのでそれも目当てでしたが、ひろめ市場で日本酒を買おうと思ったら、一升瓶は地元の酒屋で見かけたばかりの美丈夫しかなかったし(しかも購入履歴あり)高知大丸に至っては5千円や1万円といった高級品しか置いていなかったので、日本酒も断念しました。まぁ、これ以上持つのも厳しかったけどね。

 

つづくはこちらも再訪の「座屋」でランチです。