2016年(平成28年)10月22日(土)
山口から岡山へ2泊3日で中国地方横断の旅をしています。
前回の記事はこちら。
倉敷で娘と合流しました。これから美観地区をまわります。
倉敷へは若いころに一度来たことがあります。もちろん、アイビースクエアもばっちり覚えていました。
一度は泊まってみたいのですが、数ヶ月前から満室です。
昔と違って、すっかり観光地化されていると思いました。どこも、素朴な街並みというよりは、作り上げられた感があります。
夜の風景もきれいだというので食後に出掛けることも考えましたが、この時間でもじゅうぶん。雨も降っているので、あとは宿でゆっくりすることにしました。
本日の宿はあぶと倉敷館、近くでお食事処もしています。料理が絶賛されていたので、値段の中途半端さに迷いながらも予約しました(21,600円/人)。
私たちは2階の部屋で、二部屋あるうちのひとつを使い、もう一部屋は食事のときに使用するということでした。
食事はお食事処の値段を見ると6,000円だったので、素泊まりだと14,000円?
倉敷ブランドが価格を釣り上げている感じですね。
思いっきりネガティブな書き出しになりましたが、ボリュームは満点でした。
先付
説明はまったくありませんでした。
見て食べればわかるものもありますが料理の説明がないなんて。
しかも、どうぞお召し上がりくださいなんて言葉もなし。
飲み物を聞かれて待っていましたが、それでも、お待たせしました、とだけ。
お造りは豪華でした。地魚の盛り合わせで、めずらしいのはあこうという魚。
量はたっぷりなのですが、これといって美味しさが感じられずなーんとなく生臭い。
アワビの柔らか煮
これは美味しくいただきました。
焼き物はイセエビのグラタンでしたが撮るのを忘れていました。
結婚式の食事の定番ですが海老の美味しさが損なわれる気がします。
煮付けは小さいとはいえひとり一尾出されます。これだけお魚満載になると、そろそろ食べられません。味わうより、こなすという感じ。
ローストビーフは味の傾向が違って助かりましたが、いまひとつ。うーん・・・
白身魚は確かさより、そして松茸とのしゃぶしゃぶ。
これは美味しかったです。松茸の香りも高く、温かかったのもあってホッと一息。お造りはこの出汁でしゃぶしゃぶにしていただきました。生臭さも緩和されて成功。
デザートはムースとなんだったかな。ま、なんてことありませんでした。相棒など口もつけず。
さらに、お風呂は家族風呂が2ヶ所。若干広い方が右手で、空いていればそちらをお使いくださいと言われましたが、シャワーもひとつで家庭用のお風呂となんら変わりません。
倉敷では割り切ってビジネスホテルに泊まり、美味しいものを食べに出掛けるほうが良さそうです。ただ、美観地区もほとんどが17時ごろから店じまいを始め、18時には閉店しているところが大半でした。
備前焼をひとつ買っています(3,800円)。
少し深さがあり、お皿と器の中間の感じ。直径22~23cm程度で、少量の煮物や和え物によさそう。
次回記事はこちら。