2016年(平成28年)10月23日(日)
山口から岡山へ2泊3日で中国地方横断の旅をしています。
前回の記事はこちら。
特上にぎり2,500円
ただ、ここはさわらずしが名物で、郷土料理の店だとか。でも、ままかりなど地魚の特上にぎりに期待しました。
ボタンエビは生か茹でか選べます。ままかりは左上。コハダっぽい感じですね。ただ、どれもいまひとつで、食の美味しい瀬戸内のはずが、ぱっとしませんでした。
ここから、後楽園までは歩いて20分ほどのこの川を渡ったところになります。
観光地だから行くだけで、残念ながら庭園にはそう興味はないのですが、岡山後楽園はそう広くはないもののなかなか魅力的な庭園でした。
入ってすぐ、延養亭藩主の客間です。園内外の景勝が一番美しくみられるように配置されています。時折一般公開され、藩主の眺めた風景を堪能できるのだそうで、このときも、もう少しあとに公開予定でした。
沢の池には、茶室や白砂青松が美しい砂利島などがあります。
上の写真の右上あたりにある唯心山から見下ろすとこんな感じ。
ほかの施設もそうですが、この橋の向こうに見える島屋も貸出されています。
岡山後楽園は、梅林や楓林、桜などが植えられているところもあるのですが、印象的だったのは井田という場所で、昔は広く田畑が作られていたそうです。生活感のある温かみが他の庭園とは異なる魅力だったのかもしれません。
唯心山に上るとき、岡山城が見えました。岡山空襲で焼失し、戦後再建されたものです。
残念ながら、時間が押してきたので内部見学はできず。
最後の最後に日本酒を買いました。
どちらも高梁市白菊酒造のお酒で、印象的だったのは冬季限定の青い瓶大典白菊純米にごり生酒 ウインターボム。微発泡というよりは、しっかり発泡、スパークリングワインのような感じで飲みやすいのですが、アルコール度数は14~15度。
右側のおりがらみのほうは16~16.9度。
55粒しかなかった白菊米の種籾を10年かけて増やし育て、蔵の酒の名前の酒米を復活させたのだそうです。系譜はたどっていくと雄町。酒米の中でも最も古いといわれている、山田錦を孫にもつ酒米ですから、この白菊米も期待大で育てられたことでしょう。
最後に大満足の買い物を済ませ、2泊3日の旅を終えました。
国内旅行にもまた出掛けようと思います。