ベルゲンの夜景を見なくては。すっかり寝入ってしまっていましたが、さすがに、そこから街へ繰り出しました。21時前の魚市場です。
このパラソルは優れもの。西日を遮るために、傘の部分が傾くようになっているんですよ。
きのう食べそこなったパエリア、海老や貝を入れているところでしたが、そろそろ出来上がりそうじゃないの?いつ戻ってくればいいんだろう?どれぐらいでできるんだろう?聞けばいいんですけど、とっさに思いつきません。
うろうろしていたら、きのうみたいに戻ってきたときには売り切れてしまう。でも、そばで夕暮れを撮ってても、さして時間はかからないから港も見てみます。右端に青く光っているのは、もしかしてお月さまなんでしょうか?ちょっとは夕暮れっぽく見えるでしょう?
でも、反対を向いてフロイエン山の方を見れば、西日を浴びていてもまだまだ空は青いです。
パエリアはまだできていないので、昼にも行った屋内魚市場へ時間潰しに。
魚は開きもあるんですね~
ここの店には書いてありませんでしたが、昼間に見た店ではイートインもOK。でも、中で食べるほうがぐんと高いんです。持って帰ったフィッシュケーキ15NOKも中で食べると20NOKでした。
やーっと、戻ってみるとパエリアは1人前ぐらい減っていました。そこには、きのうの日本語を少し話せるおねーさんがいました。おお~ 早くあなたに会いたかったよ~
まだ明るくて夜景には早くても、既に時刻は21時半。レストランってのもナシだな。1人前持って帰ることにしました。そうしたら、彼女が自分の話す日本語が正しいかどうか、パエリアを作っていたおにーさんに訊ねてるんですよ。
なーんだ、おにーさん、日本人でしたか。いつできる?って日本語で聞けば良かったんですか。ウロウロ~ ウロウロ~ 何をしてるんだろうと怪しんでただろうな~
おねーさんにワイン、見つかったよと言うと「私の分は?」と笑っていました。かわいい子だったな~
帰り道にはクラシックカーが並んでいました。
どうやら、お支払いしてくるっとまわってもらえるみたい。かっこいいですね~
パエリアは、ホタテも海老も充分入っていて美味しかったです。これはパエリアの出来というより魚介のうまみかもしれませんが、やっと食べられて大満足。パエリアはお皿で蓋をして保温用のバッグにも入れてくれて179NOK(2,500円)。やっぱり高過ぎですよね~
ビールは昼間にスーパーで買ったものですが、アルコール度数が低いものは置いてあるんですよね。ハンザ商人を誇りにしていた名残りがビールの名前Hansaにありました。
22時半を回り、夜景を見に再び外へ出ました。やーっとこれで、夜景と言えるかな?
フロイエン山もそろそろ終電です。
何がかっこいいかといえば、クルーザーに人が戻り始めていて、みーんなワイン片手に談笑中なんですよね。
こちらも、中に灯りが見えますよね。優雅ですよね~ カメラを向けると手を振ってくれる人もいました。
海へ目線を写すと、やっぱりまだ真っ暗にはなっていません。白夜とまではいかないと思っていたのですが、これよりあとのことは知らないからなぁ。
それでも、ブリッゲンのレストランはもう閉店。ベルゲンの夜は更けていきました。
明日は、ストックホルムへ移動します。