2018年(平成30年)12月31日(月)
アルハンブラ宮殿の有料ゾーンの見学は、次にアルカサバに行きます。
アルカサバは、アルハンブラの中で最も古くに建てられたものとされています。
入口で有料チケットをチェックして中に入ります。
入ってすぐ右手にある階段を上れば、城壁を回れたようですが、暑さとヘネラリフェでかなり歩いたので、ちょっと疲れていました。奥へ行くと、アルマスの広場があるのですが、いったい何かわかりにくいので、塔から写した全貌からご紹介します。
右奥にちらりと雪を頂いた山が見えますが、シエラネバダ山脈です。
正面の塔から入場してきました。先ほど城壁を回るための階段があると書きましたが、左端に見える円形の見張り番の位置にまず上がれるようです。そこから左側にある城壁を歩けますが、行き止まりです。
アルマスの広場は、昔の住居跡です。
井戸
トイレ
各住居に台所とトイレがあったそうです。
アルカサバが、アルハンブラ宮殿で一番西側に位置しており、初日に夜景を見に行ったサン・ニコラス展望台は、見学者のいる城壁の向こう側です。
アルマスの広場からベラの塔が見えます。
ここからは360°の展望が望め、要塞としては絶好の位置でしょう。
まず、サン・ニコラス展望台。
クレーンの左側に教会が見え、その下に展望台があります。
向こうとこちらで旗を振り合いながら電話している人たちがいました。
すぐ眼下はこんな感じ。
3両編成のプチトレインが見えますが、これが2日目に見かけた グラナダ・シティー・ツアー の車両です。
私が2日目にフラメンコを見に出掛けたタブラオもこの道沿いです。
少し右に目をやると、サクロモンテの丘。
またぐるっと回ると、これが西北の位置。
左端にグラナダ大聖堂が写っているんですが ・・・
拡大して写してみるとはっきりわかります。大きいですね~
ここから見渡すグラナダは最高でした。
城壁の外に回ると、出口への道です。
緑の憩いの場所となっているアダルベの庭園。
ここも水が配されています。
出口は、入口と同じ場所です。
ここまで戻ってきて、入口の向こうにある階段が城壁への道だと気づきました。
もう一度回る気にはなれなかったけど。
アルカサバは30分ほどで見学を終えました。
城壁を回ったり、もっと眺めを堪能していれば、さらに時間はかかったでしょう。
ナスル朝宮殿の予約は16時。あと1時間ありますが、真冬のこの日でも暑さにやられていたので、木陰で少し休憩することにしました。