英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シドニー】フェリーで渡ったワトソンズ・ベイからもシドニーの街が見える!

2022年(令和4年)8月

 

2年半ぶりの海外旅行で、シドニーへ来ています。サーキュラーキーに近い宿泊先ホテルの利便性を活かし、フェリーで訪れる人気スポットを回っています。前回はシドニー2大人気ビーチのひとつ、マンリービーチの話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

マンリービーチからワトソンズ・ベイへの直行便はありません。いったんサーキュラーキーに戻ってから乗り換えます。

 

ワトソンズ・ベイへは寄港もあったので所要時間30分ほど。お昼も回ったので、乗客もずいぶん増えていました。

 

ワトソンズ・ベイにはRobertson Parkがあり、ピクニック中の人たちも。

 

傍のホテル併設レストランで食事をしようと思ったら、1時間以上待ち時間があるので、もう受け付けていないと断られてしまいました。飲み物のテイクアウトのみOKだった模様。

 

小さな岬なので行けばわかるだろうと思って、いまひとつこのあたりは調べていませんでした。付近にレストランは見当たらず・・・仕方ない、とりあえず岬の先まで行って、このあたりをぐるりと回ろう。でも、ビーチまでの道は住宅街を通って行くので、なんとなく不安。赤白ストライプの灯台があるはずなんだけど。

到着したビーチはCamp Cove Beachという小さなビーチで、キオスク兼用の小さなカフェがあるだけ。

 

でもその先に、国立公園の文字があるので砂浜を横切ってみました。ヘリテージ・トレイルなんて書いてあるもんね。

 

シドニーには本当に国立公園が多くあります。緑があれば国立公園として保護しているといってもいいぐらい。乾燥地帯が多く、国土の20%が砂漠ということとも関係があるかもしれません。

 

そしてなんと!ここからシドニーの中心部が見えるんです。

 

こうして見ると、やっぱりシドニータワーは目立ちますね!

 

トレイルを歩いていると、そこここからシドニー中心部が遠望でき、とてもいい。

 

途中、Lady Bay Beachを通りました。なんとここはヌーディストビーチ。階段をずっと下って行くと、岩場と小さな砂浜があるようなのですが、怖いもの見たさに振り返ってみると、確かに!若くは決してないと思しき男性の姿が眼下に少し見えました(笑

 

半島の先端、South Headまで来ると、ここからもシドニー中心部がきれいに見渡せます。ほんと、シドニーは青い空と海があればそれだけで満足できる場所です。

 

この岩場に座って、向こうを眺めている人もたくさんいました。日差しの強いシドニーでは、冬の8月というのは散策には絶好の時期。たいていは長袖シャツを着ていればよく、曇ったり風が強いときにはポケッタブルのダウンジャケットがあれば調節できて、ちょうどいい感じでした。

 

South Headには1858年に建てられた灯台守の家がありました。

 

そしてその灯台がこちら、Hornby Lighthouseです。南太平洋に面したこの半島は、ポート・ジャクソンの入り口に位置していますが、1857年に2隻の船が続けざまに難破したことから、この灯台が建てられています。

 

対岸に見えるのが、マンリービーチの先にあるNorth Head。このふたつの半島のあいだを通り抜けてポート・ジャクソンに入るようになっているのです。

 

もちろんそんな位置なので、砲台も備えられていた跡地がありました。

 

South Headを回るトレイルはこれで終わり。南太平洋沿いに南下すれば、次に行くThe Gapへ行けると思っていたら、フェンスに囲まれていて通り抜けできませんでした。確かにこの地図にもそう書いてある。

 

またもや、時折シドニー中心部を眺めながら戻っていくのみ。

 

もとのRobertson Parkまで戻ってから、The Gapへ行きました。公園を抜けるとすぐです。

 

この地図を見るとワトソンズ・ベイのどの位置にいるかがよくわかります。先にこっちに来ていれば、どこへ行けばいいのか分かったんだな。

 

これがギャップ断崖。向こうにはポート・ジャクソンの対の門とも言えるNorth Headが望めます。

 

岩場の上までは遊歩道があるようです。

 

はじめはスロープのみ。緩やかに上っていきます。

 

途中からは階段になりますが、段差も低く歩きやすかったです。

 

頂上から見えるのは、やっぱりシドニー中心部。この高さからであればハーバーブリッジも見えます。

 

そして、ギャップ公園の入口から南下していった方にも遊歩道が延びているのが見えました。日本でいえば、福井県東尋坊当たりの位置付けになるんでしょうか。自殺の名所としても知られているそう。でも、こっち側だと痛そうだ・・・

 

日本海側の荒々しさとはちょっと違うし(この日は、かもしれないけど)、住宅街も迫っていて、そんな気持ちにさせられる要素は少ないような。でも現に、ここで160名以上もの命を救ったという人の話も読みました。

 

南側の展望台へも行きかけましたが、時刻は既に14時を回っています。この先、ボンダイビーチまで行かなくてはならないので、ここで引き返しました。

 

Gap Parkの看板の傍にバス停があります。ここが始発駅で、下船したフェリー乗り場までは行きません。

 

324・325・380番バスが出ています。ボンダイビーチに行くには380番バス。概ね20分毎の運行でした。

 

Opal Cardがあれば乗るのは簡単。でも・・・次のバス停がどこかアナウンスもなければ、表示も出ないんです。アプリが発達しているようで、たいていの人はそれを見ながら乗っているようでしたが、私はfree wi-fiのある場所でしかスマホが使えなかったので困りました。まだまだ観光客が少ないのか、乗客もそう多くなかったし。

水が怖くて、海も湖もプールも好きではなかった私ですが、旅先での海は気持ちがいい。人混みを避ける目的で選んだ行先、最後はシドニー屈指の人気ビーチであるボンダイビーチです。