2024年(令和6年)8月7-9日(水-金)
夏休みはオランダ、ベルギーへ再訪しようと計画していたのですが、1ヶ月前にシドニー往復の特典航空券が取れてしまいました。せっかくなので、キャンセル料を支払い急遽オーストラリアに行先変更。前回はシドニー空港からゴールドコースト空港到着後の移動までを書いています。
ブリスベン5泊にするか、ゴールドコーストを加えるか随分迷ったのですが、国立公園に近いゴールドコーストの魅力も捨てがたく、2泊することにしました。長期滞在する人が多いためか朝食付きのホテルは多くなく、消去法で選んだのがインターコンチネンタルホテル系列のIHGホテルズ&リゾーツのvoco Gold Coast, an IHG Hotel。2泊朝食付46,916円です。
ホテルはSurfers Paradaise駅のそばにありますが、ホームに面しているのはレストランで初回はそこを通り抜けにくい。右側面から入ろうとすると、カードキーのある宿泊者しか入れない。
左側面が正面玄関。ホテルを1周回るハメになったよ。
立地良し。ただ、チェックインするときに気づいたことには、どうやらアジア圏からの団体旅行の御用達ホテルと思われ。
カウンターにクッキーを置いてあるのだけど、無言で鷲掴みして去って行ってました。そういうことするから顰蹙を買うのに。
レストランを突っ切って出入りしていいのやら、なんとなく気兼ねする造りにはなっていましたが、明るい清潔なホテルでした。
エレベーターホールに出ると、スタイリッシュドアがお出迎え。
4つ星ホテルをチョイスするようになったのも近年。私の好みは3つ星の中でちょっといい雰囲気のところだったのですが、クラブフロアなど5つ星に泊まるようになってからは、相棒が無意識にそれらを基準にしているはずで、徐々にランクを上げてきています。
私たちの部屋は1602。こちら側にドアがあるということは海は見えません。
取り立てて悪くない標準的な部屋だと思いますが、相棒はやっぱり物足りないようでした。4つ星だよと言うと、これでそれ?と驚いていたぐらいです。いやいや、じゅうぶんでしょ。
向かって右側のベッドサイドは充電できる場所はなく、左側は時計にUSBポートがついていました。
それ以外はテーブルのそばにある壁に2つUSBポート。その他、変換プラグを持っていればOKです。
クローゼットの位置はベッドサイド。扉のそばでないのは珍しい。
右側にはアイロンとアイロン台。
左側にはドライヤーとセキュリティボックス。
冷蔵庫はクローゼットの隣。
中は何も入っていません。上の引き出しにグラスとティーカップがセットされています。
バスルームは木目調の床だったのが珍しい。温かみのある雰囲気がいいです。
バスタブはありますが、このタイプのガラス戸はかなり気をつけないと床がべちょべちょに濡れてしまうので苦手です。
蛇口はひねるタイプだったのが難点。洗面所は問題ありませんが、シャワーの温度調節はかなり大変でした。
アメニティはほぼナシ。シャワーキャップとサニタリーバッグのみ。レセプションにお願いすれば持ってきてもらえるみたい。取り付けてあるコスメはニュージーランド発のAntipodes(アンティポディース)。かなり気に入りました。日本でお取り扱いがあります。
スリッパもありませんでした。念のため、ビジネスクラスで使用したものを持ってきておいてよかった。
インターコンチネンタルホテルと同じIHGなので、木製のカードキーも同じ。
部屋からの景色は美しかったです。海側ではありませんでしたが、川沿いに整備された水路に沿って家が建ち並ぶ高級住宅街。
遠目にはわかりにくいのですが、すべての家にはプールと船着き場がありました。敷地自体はそこまで広くないけれど、とてもいい雰囲気の地区です。
ゴールドコーストらしいビル群が見えます。ちなみに、もっとも高いQ1タワーはこのホテル海側の目の前にあり、地上230m77階にある展望台にはスカイポイント展望台があります。ただ、入場口は通ったのですが、その存在を知りませんでした。通常31AUDで上れますが、平日用の安い23AUDチケットなどもあるようです(2024.8月現在)。
ちょうど左にちらりと映っているのがそれです。展望台からはゴールドコーストが一望できるので、行ってみる価値はあっただろうと思います。
画像に見られるように、ほとんど人は歩いていません。シーズンオフということもあって静かなゴールドコーストでした。日本人の避暑地としては楽園になりますが、その場合はいっそ私が翌日に行くマウント・タンボリンに滞在して、ワイナリー巡りやショップ巡りで過ごすのもおススメです。