2024年(令和6年)8月11日(日)
夏休みはオランダ、ベルギーへ再訪しようと計画していたのですが、1ヶ月前にシドニー往復の特典航空券が取れてしまいました。せっかくなので、キャンセル料を支払い急遽オーストラリアに行先変更。前回は無料のフェリーCityHopperでブリスベン川のプチクルーズを楽しんだ話を書いています。
これからブリスベンが一望できるというMt.Coot-tha(マウント・クーサ)へ行きます。バスはAnn Street Stop12から乗ります。時計台が有名な市庁舎の裏が乗り場。でもその市庁舎はまだ見学できていません。
Mt.Coot-tha行きのバスの時刻表もtranslinkで調べてから行きました。日曜日の始発はCentral駅北側にあるWickham Terrace Stop158から10:19発。私の待つバス停には5分後の到着予定です。バスを待っていると、全身黒服のデモ隊100名ほどが道路を占拠して行進し、警官と一発触発の状態。かなり緊迫した様子でした。怖かった~
そのためもあって10分ほど遅れてバスが到着。Kurilpa Bridgeの架かるブリスベン川沿いに走り始めました。
橋を渡ると博物館、図書館、美術館などがあるエリアです。ここも時間があれば行ってみたかったゾーン。先に日曜市を見に行った公園から続く位置にあります。
住宅街の急坂を上ったり下ったりしながら25分で到着しました。標高300mのMt.Coot-thaです。
ブリスベン市街を一望できる場所として人気のスポット。でも、バス利用の観光客には本数が少ないのでハードル高め。車がないと少し不便な場所です。
でもほら。中心地のビル群が見えます。来てよかった!!!
位置的には、この先はブリスベン川が注ぎ込むモートン湾のはずなので、地平線に見えるのは水平線なのかもしれない。
展望台にも行ってみましょう。
1823年にヨーロッパからの探検隊が来るまで、このあたりはパプアニューギニア島の南にあるトレス海峡から移ってきたアボリジニが住んでいました。その後の入植、開拓の歴史が書かれています。
真冬のはずが、展望台まで行くのが億劫なほど蒸し暑い。ブリスベンは年間を通じて平均気温25度前後で推移する温暖な気候です。
展望台には案内図があるのですが、修復されていないのでいまひとつ読み取りにくい。主だったビルや橋の名前が書かれています。
ブリスベン川の位置がはっきり見えませんが、ちょうどこんな感じかな。
Mt.Tamborineの名前も見つけました。ゴールドコーストから最初に行ったワイナリーツアーの場所です。
標高580mしかないので、目印になるほど高くはないでしょう。でも、あれかな。
さらに内陸部にあるMt.MaroonとMt.Frenchも700m程度の標高。100km離れているので、見えるかどうか。
でも、あのあたりかもと見当をつけてみます。前日に行ったグラスハウスマウンテンズ国立公園は逆方向なので見えないのが残念。
ブリスベン川の蛇行がこの銅板を見るとわかります。これだけ蛇行しているので、過去には何度か氾濫しています。最大規模だったのが1974年にサイクロンによる大雨での大洪水で、近年では2011年、2022年にも甚大な被害を蒙っています。
ここで日本人母娘に声をかけられました。娘はワーキングホリデーでブリスベン滞在中、そこへ母親が遊びに来たということでした。ブリスベンを訪れる日本人なんて珍しいと言われたのですが、そうなの?私、割とずっと来たかった場所なんだけど。
さて。ふもとにある植物園へ行きたいのですが、バスを待つと1時間もあります。歩いて降りられるはずなんだけどな。
ざっくりとした地図しかないのは不安だけど、広大な森林地帯ではないしトレイルもきちんと整備されているから行っちゃおうかな。
スタートは快調。でも、分岐点があちこちにあっていまひとつ自信が持てません。すれ違う人たちは何人かいたけれど、途中からはGoogleMap頼りに歩きました。
安心したのは、この地図を見つけたときでした。もう植物園のそばまで来ています。
ところがこれが出口だとはわからず、さらに先へ進むうちに間違っていることに気づき引き返す羽目に。迷わず歩けば40分もかからない道だと思いますが、結局1時間以上かかってしまいました。
途中からは車道に出ないといけなかったのね。街中にある山でも侮れないわ~
高速道路も見えるような位置で行き着けない不安もありましたが、ひとまず外に出られてホッとしました。もしトレイルを通られるときはGoogleMapの位置確認を最後までしましょう。そうすればきれいに整備された道なので歩きやすく、楽しめると思います。