英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ANA】ホーチミン・タンソンニャット空港発ビジネスクラス搭乗記&お土産編/機内映画編

2025年(令和年)2月24日(月)

 

2月の三連休を利用してホーチミンを訪れています。前回はタンソンニャット国際空港Le Saigonnais Loungeの話を書いています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

往路と同じく帰路もなぜか車椅子の団体客が多数。何かベトナムで大会があって同じ団体だったとしても、その人たちは日本人ではなかったんだよね。羽田空港到着時に迎えの車椅子の数を数えたら30台以上あったから、そりゃ搭乗には時間がかかるわ。さらに到着が遅れている乗客を15分以上待ったりしても、ウエルカムドリンクは出ない。臨機応変ってないのかな、と厚かましい愚痴を言ってみる。

 

 

帰りはアメニティの入った巾着が置いてありました。

 

昨年のクアラルンプールやシンガポール便と同じ中身。歯ブラシなどプラスチック製品が入っているので、なくなり次第終了だろうな。なくなってしまえば、スリッパに付属していた靴べらも便利だったとわかる。

 

夜は食事はなくアミューズだけで、あとは好きなときに軽食などを頼めることになっています。

 

アミューズに合わせて取り敢えずシャンパンから。

 

アミューズ ●枝豆 ●ドライフルーツと2種のチーズ 

それにしても冷凍の枝豆ってひどすぎ。

 

かき揚げうどん

途中頼んだのがかき揚げうどん。これ相棒もそうだったんだけど別添えの七味を忘れていたと思う。ハノイ便のときはあったし、他の人には配られているのを相棒は見たらしい。あるとないとでは大違いだったわ。

 

到着2時間前に朝食。できるだけ洋食を選ぶつもりにしており、今回は和食主菜の鱸の味噌焼きに興味が持てなかったので無事洋食をチョイス。

合わせて赤ワインをいただきます。

 

メインディッシュ ツナとチーズのオープンオムレツ

ブレッド クロワッサン シナモンレーズンデニッシュ

フルーツ / ヨーグルト ヨーグルト ラズベリーソース 

 

このオープンオムレツが思いのほか美味しかったのは嬉しかったな。パンはデニッシュが当たりでした。

 

他にベトナムへ行くとしたらダナン・ホイアンかな。ただ台風シーズンや猛暑を避けるなど、時期は限られそうです。

 

【お土産編】

今回の目的のひとつは、スーツケースを買いに行くことでもありました。Victorinoxのスーツケースが機内持ち込み荷物のサイズに少し外れるイレギュラーな形なのがストレスで処分したので、買い足す必要がありました。国内でもチェックしたけどせっかくベトナムへ行くなら安いだろうと。ビンコムセンターにもサイゴンショッピングモールにもSamsoniteの店舗がありました。しかもちょうどセール中。

 

子会社のアメリカンツーリスターのソフトスーツケースを購入。55cmの機内持ち込みサイズで1,800,000VND(11,008円)。国内正規品は26,400円なので大満足です。

 

元の価格は4,800,000VND(28,800円)と記載されていたので、日本で購入するよりも高かったようです。でも私が半額セールで購入して1,800,000VNDだったということは、ふだんから若干値引きされていたのでしょう。

 

購入したのはビンコムセンターの方だったのですが、店内にあったこのスーツケースにピンときました。私が去年のリヨンで購入した、今のスーツケースがこれと同型。ワイヤーがついていて、ポケットの金具もすべて通して鍵をかけられるのが優秀なの。

 

価格を見てびっくり。これはセール対象外で8,900,000VND(53,400円)!!!私はリヨンで199EUR(32,317円)で購入し、しかもTAXリファンド3,458円を受けて28,859円だったのだ。1年越しにして二重に嬉しかったわ。

 

その他お土産は、持ち帰るかどうか迷って受託荷物は面倒だということになり飲み切ったのが、前回も購入したベトナム産ダラットワイン。SUPERIOR136,000VND(816円)×2・EXPORT123,000VND(738円)を現地で飲んでいます。いずれもハノイより高め。ビールはBIA SAIGON Chill17,700VND(106円)Special15,500VND(93円)で安い。

 

前回スーツケースに空きがなくて買えなかったラップラップも忘れず買いました。126,700VND(760円)がセールになっていて57,700VND(346円)

 

ドライマンゴーはお土産も含めて3種類。

左から500g187,800VND(1,126円)・210g75,900VND(455円)・100g43,000VND(258円)

 

ココナッツソフトキャンディー48,000VND(288円)ドライパイナップル100g44,700VND(268円)ミックスフルーツチップス300g112,000VND(672円)

チップスは前回ジャックフルーツが美味しかったので狙っていたのですが、ミックスというのもいいと思って購入したもので、ドライマンゴ―100g付きの抱き合わせ商品。それにしてもハノイと同じブランドがないのよね。

 

ココナッツ味を探し求めて購入したのがこの3点。左ふたつが15,500VND(93円)で、形か違うだけで同じ味だと思います。右が2個セット25,500VND(153円)。これはマンゴー風味で少し酸味も感じられて美味しい。

 

左の緑豆ケーキ26,500VND(159円)ピーナッツ菓子は200g34,000VND(204円)・150g22,400VND(134円)。前回湿気ていたので心配でしたが、もっと買えばよかったというぐらい安くて美味しい。

 

GREEN BEAN CAKEと書いてある緑豆ケーキを開けます。ご丁寧にも1cm弱の小さなキューブ10個にカットされていました。口に含むと溶けるようになくなり、食感はきな粉っぽい。甘さ控えめで素朴な味わいなのだけど、なぜか病みつきになりすっかり気に入ってしまいました。

 

こちらもまた未知のお菓子で21,600VND(129円)・21,300VND(127円)。チーズケーキだと思って購入したのだけど、なんとチキン味。パッケージ画像の半分に割ったところからスジが見えているのがたぶんそれで、若干甘いけどパンっぽい。チーズケーキと勘違いしたのはチーズが真ん中に入っている左側の画像のせい。

 

唯一サイゴン・ショッピングモールのスーパーで購入したのがMè xửng(メースン)34,000VND(204円)。 フランス統治時代に生まれたベトナム中部の有名なお菓子で、米粉、砂糖、バニラ、ピーナッツ、胡麻などで作らたヌガーっぽい歯ごたえのもの。

 

それと、今回は初めて機内販売を利用しました。確かなんらかのキャンペーンがあったのです。いくつかの化粧品を候補に挙げていたものの、1週間前に注文しようとすると売り切れが多くて驚きました。みんな利用しているのね。国内で買うよりも割安だと言うだけで選んだのがL'Occitane Immortelle  Reset。中身は現行のOvernight Resetと同じで50ml8,400円。定価14,630円なのでかなり安かったです。テクスチャーも香りもなかなかいい。

 

【機内映画編】

リアル・ペイン-心の旅-(2024年)

寝落ちしたのか最初しか記憶がないけど1本目に観たのがこれ。

ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)と、兄弟のように育った従兄弟ベンジー(キーラン・カルキン)。現在は疎遠になっている2人は、亡くなった最愛の祖母の遺言によって数年ぶりに再会し、ポーランドのツアー旅行に参加することに。正反対な性格のデヴィッドとベンジーは時に騒動を起こしながらも、同じツアーに参加した個性的な人たちとの交流や、家族のルーツであるポーランドの地を巡るなかで、40代を迎えた自身の生きづらさに向きあう力を見いだしていく。(映画COM.から転載)


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ふたりで終わらせる-IT ENDS WITH US-(2024年)

年末年始のヨーロッパ旅行でも観たのに、それを忘れていた映画。やっぱり備忘録は必要ね。

アメリカの作家コリーン・フーバーが自身の体験をもとに執筆し、全世界で発行部数1000万部を記録するベストセラーとなった恋愛小説「IT ENDS WITH US ふたりで終わらせる」を映画化。
理想のフラワーショップを開くという夢を実現すべく、ボストンにやってきた若い女性リリー(ブレイク・ライブリー)。そこで彼女はクールでセクシーな脳神経外科医のライル(ジャスティン・バルドーニ)と知り合い、情熱的な恋に落ちる。幸せな日々を過ごす2人だったが、彼らはそれぞれ過去に秘密を抱えていた。リリーに対するライルの愛は次第に望まぬ方向へと加速していき、それによってリリーは、自身のうちに封じていた過去のある記憶を呼び覚ます。自分の信じる未来を手にするため、リリーは過去の自分自身と向き合い、ある決意を胸にする。


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あらすじにある「リリーの過去」というのが10代のころの恋で、彼アトラス(ブランドン・スクレナー)は貧しくホームレス状態。ある日現在の彼ライルと行ったレストランが偶然アトラスの経営する店で、ふたりは再会します。彼らが知り合いだということにライルは気づき、嫉妬でリリーを疑ってDV化していくのですが、そこまでひどい暴力が続くわけではありません。それでも、妊娠したリリーは親になる者としてあなたを許すわけにはいかないと別れを選び、ライルもそれに納得。でも、私が気になったのはそのふたりの結論よりも、若いときの美しい思い出の下には、誰も付け入る隙がないという描かれ方で、ライル目線で俯瞰すると切なかったな。勝てっこないもの。

 

the Biggest Little Farm-理想の暮らしのつくり方-(2018年)

この映画は素晴らしかった。もう一度観たいぐらい。

自然を愛する夫婦が究極のオーガニック農場を作り上げるまでの8年間を追ったドキュメンタリー。ジョンとモリーの夫婦は、愛犬トッドの鳴き声が原因でロサンゼルスのアパートを追い出されてしまう。料理家である妻のモリーは、本当に体によい食べ物を育てるため、夫婦で愛犬トッドを連れて郊外の荒れ果てた農地へと移住する。都会から郊外へと生活環境がガラリと変わった2人は、自然の厳しさに直面しながらも、命の誕生と終わりを身をもって学び、動物や植物たちとともに美しいオーガニック農場を作るために奮闘の日々を送る。映画製作者、テレビ番組の監督として25年の経歴を持つジョン・チェスターが、自身と妻、そして愛犬の姿をカメラに収めた。


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循環型の農業というのかな、理想の農場を作り上げられたら、あとはすべてがうまく回るという信念のもと、荒れた農地を耕し、多くの果樹や植物、野菜を植え、家畜を飼う夫婦。しかし、栄養過多の堆肥には蛆が湧き、完熟した果樹は鳥にやられ、鶏はキツネの餌食になる。私も家庭菜園をしているのでそのあたりの絶望感を身につまされるながら観ていました。数年後にはロスの山火事や豪雨にも見舞われるのだけど、付近の農場が焼き尽くされたり流出してしまう中、彼らの農場は逞しく生き延びられるように育っていました。生きた大地はきちんと守ってくれる。

実在する彼らの農場Apricot Lane Farmsは見学を受け付けており、世界各国からの見学者が訪れているそうです。初期投資と経済性について具体的な説明がないところに批判的な批評もあるようですが、すべての生物は繋がっているということはじゅうぶん伝わる素晴らしい作品だと思いました。

 

LIFT (2022年)

ニューヨーク・シアター・バレエ団のLIFTプログラムは、ホームレスの子供たちに奨学金を提供し、彼らがクラシックダンサーとして未開拓のスキルを身につけるのを30年間にわたり支援している。彼らのメンターを務めているのは、7歳のときにLIFTプログラムを通じてブロンクスのホームレスシェルターから引き抜かれた国際的なバレエスターであるスティーブン・メレンデス。スティーブンの指導は、彼自身の個人的な経験を生かして子供たちとつながり、彼らがこれまで可能だと思っていたよりも大きな夢に到達するように彼らを鼓舞します。10年にわたるこの感動的な映画は、スティーブンと彼が選んだ学生たちがシェルターからステージまでの波乱万丈の旅を追っている。


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バレエスターとなったスティーブンは、自身が育ったホームレスシェルターで踊る喜びを知らせたい、彼らに自信をつけてやりたいと願って、心を砕いていきます。でもシェルターへ戻ると、彼自身の幼少期のつらい経験がフラッシュバックして、中に留まっていられないぐらい苦しみもします。バレエを通して人に信頼されるための振る舞いを教わっていくなどの成長が、貧困から抜け出す一助ともなると感じられた作品。

 

We Live in Time-この時を生きてー(2024年)

これも途中まで別のときに観た記憶あり。最後は時間切れで端折ったけれどもう一度見てもいいと思える映画でした。

限りある時間を大切に生きる男女のかけがえのない日々を、時間軸を交錯させながら描いたラブストーリー。
新進気鋭のシェフであるアルムート(フローレンス・ピュー)と、離婚して失意の底にいたトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)は、運命的な出会いを果たし恋に落ちる。自由奔放なアルムートと慎重派のトビアスは幾度もの危機を乗り越えながら、やがて一緒に暮らしはじめ、娘が生まれ、家族としての絆を深めていく。そんなある日、自分の余命がわずかであることを知ったアルムートは、トビアスに驚きの決意を告げる。


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陳腐な表現にはなるが、生き甲斐、生きるということ、愛するということそんないろいろなものがちりばめられた映画。コンビニでの出産シーンは圧巻だったな。

いい映画にも出会えました。これにてホーチミン旅行記終了です。

 

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