2015年(平成27年)12月31日(木)
前日、サン・ピエトロ大聖堂に入れなかったリベンジを果たすため、まずは最寄りのレブブリカ駅へ地下鉄で向かいます。
地下鉄の暗さが少しはわかるでしょうか。ホームの壁際にしか照明がないので実際はもっと暗かったです。傍にいる人の顔しか見えない感じ。
ところで、毎回、海外へ出掛けると自宅へ絵はがきを送ります。 友人にいつ届くのかの目安のために始めたのですが、こうも出掛けていると、もはや誰にも知らせずに出発するので、今は単に自分の楽しみで送っています。
バチカンへ行く道に郵便局があったので聞いてみると、エアメールはタバッキで投函するとのこと。左端にあるのが見えますか?
針金でくくりつけてあるんですよ。いったん見つけると方々で見かけましたけど、本当に届くのか心配ですよね。
ちなみに、この絵はがきは1ケ月がかりで到着しました。3年前のフィレンツェから出した絵葉書は2ヶ月近くかかりましたから、それでもまだ早かったぐらいです。
ちなみに、ハワイは1週間ぐらい、パリも確か早かったと記憶しています。相棒と娘が先にスイスから帰った私に出してくれたドイツからのものも早かったです。そうだ。次回からは到着日も書いておくことにするといいかも。
さて、バチカンに話を戻します。バチカンの警備はスイス衛兵がしているそうですね。コートを着ているのが残念ですが、ミケランジェロデザインと言われている制服、かっこよかったです。観光客に向いて撮影に応じてくれているところへ私も便乗して撮りましたが、なかなかサービス精神旺盛です。
バチカン市国へは、やはり手荷物検査で混みましたが、無事入場。きのうの椅子は片付けられていたのでやはり何かしていたのでしょう。
クーポラの入口は、きのうのうちに目処をつけていたので直行しました。上るのにエレベーターを使いたい場合は2EUR支払いますが、私は断然歩き。でも、工事の人たちがエレベーターを勧めてくれたりもするので、誰もチェックしてないし乗れちゃうんですけどね。
光が入ってわかりにくいのですが、エレベーターの通る空洞部分です。レトロで、素敵。乗ってみても良かったかな。
こんな階段をてくてく。フィレンツェのドゥオモに比べると ごく普通の階段でした。
ここはまだ途中。
前にあるクーポラに入る階段がわかるでしょうか。ここからさらに上って行くと大聖堂の天井部分が見えます。そして、てっぺんの王冠のような部分が展望台。
大聖堂を見下ろして。
天井を見上げて。
更に階段を上がって・・・
こんなに狭くなりますがそれでも歩きやすい階段です。
展望台部分からは遠く見渡せましたが、曇っているのが残念でした。こちらがバチカン博物館側。
サン・ピエトロ広場がきれいに見えています。緑と紅葉とに挟まれた位置にサンタンジェロ城があります。
右奥に、白く見える建物がヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂。さらに奥にかすかにコロッセオが見えるような・・・
クーポラからの階段を降り切るとこの扉を出て教会内部に入ります。
クーポラで1時間ほど楽しんでいるあいだにすっかり観光客が多くなっていました。もうバチカンに思い残すことはありません。クーポラ大好き。
まだ朝10時。なにもわかってない私は、バチカンともこれでお別れです。