翌朝、明らかに雨模様でした。
娘から連絡があって、USBケーブルが見当たらないので貸してほしいと。
やってきた姿を見ると素敵なワンピース姿。
買いたいものがあれば買っていいとは言っていたのですが、昨夜はルームメイトとバレエを見に行ったそうで、そのために靴とともに探したようでした。
しかもその日は午後からアフタヌーンティを予約しているとか。
観光中心の私たちとは違う楽しみ方は、何とも羨ましい。
ひとしきりしゃべって帰った娘のおかげで、行動開始は少し遅くなりました。
とりあえずロンドン・アイは保留にしたまま、まずはウェストミンスター寺院を目指しました。
いつものように自宅あての絵はがきを投函しました。
ポストはあちこちにありました。
日本の車道が右側なのはイギリスに倣ったからだそうですね。フランスに倣った国が左側だそうです。ポストが赤なのも同じなのでしょうか。
きのうはトラファルガー広場の方から回ったので、今度はピカデリーサーカスへ。
エロスの像を目印に。
この向きで撮るとコカ・コーラがやたら邪魔で、趣も何もあったものではありません。
コカ・コーラを背にするとこんな感じですが、曇天が残念です。
しばらくいくと、きのうの反対側になる海軍門が見えてきました。
ここを渡ると、セント・ジェイムス公園。
セント・ジェイムズ公園は美しく手入れされていました。
これは、ガチョウやアヒルを世話する小屋として1841年に建てられたそうです。
今も使われているようで、野菜やハーブが庭に植えられていました。
雨が断続的に降り始めました。
公園を抜けるとすぐにウェストミンスター寺院です。£20(約2,700円)を支払って拝観する予定は、今回はなし。
入場する側は大勢の人がいましたが、行列というほどではなかったので、空いているほうでしょうか。
10時半になっていたので、雨のロンドン・アイも断念して、バッキンガム宮殿へ衛兵交代式を見に行こうということになりました。
ウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿へ、小雨の中、向かいます。
衛兵交代式は、11時30分からのようですが、いい場所を取るには早くに行く必要があります。
10時半にウェストミンスターだったので、時間は充分と思っていました。
ところが、11時ごろにバッキンガム近くで、早くも太鼓の音が聞こえてきました。
フェンス越しに、割と近くで見られました。演奏もすぐそこ。
ところが、見るのに夢中で交代式ということをすっかり失念していました。
宮殿に行かなければ見られません。
彼らが演奏しながら兵舎を行進して出て行って、初めてその事態に気づきました。
雨は相当降っていました。それでも道を隔てて少し向こうにある宮殿は人だかりで、宮殿すら写真に収められる場所に行けないほどの人混みでした。
とりあえず衛兵も見られたし、今日は家用のお土産を見て回る予定にしていたので、ここはもう引き上げてショッピングへ向かうことにしました。
でも、ヴィクトリア駅方面へは人の多さで向かえなかったので、バッキンガムの塀の周りをぐるりと回り、2駅分も歩くハメになりました。あ~あ。
ところで、ロンドン・アイ。
今、調べてみるときのうのチケット売場の列はかなり空いていたことがわかりました。
価格は優先搭乗なしでも£21.20(約2,850円)。天気が良ければ乗る価値はあったかもしれません。