2021年(令和3年)10月
緊急事態宣言が解除されました。ANAマイレージが余っているので、活用中。今回は、英語講師に勧められたアートの島を巡る旅を計画しました。当初、オリンピック時の3連休を利用する予定でしたが、たぶん暑くてバテるだろうと秋まで待っての出発でした。満を持しての今回は、直島・豊島・犬島の3島を回るため、ベネッセに泊まる1泊2日のツアーに参加しています。
1日が終わり、ベネッセハウスにチェックインです。
安藤建築の空間の使い方、いい感じですね。
お出迎えしてくれるのは、基層 26 II(トーマス・ルフ)。
右側のドアから客室へ入ります。門番は、サブリメイトⅣ(アントニー・ゴームリー)。
今回はツアー代金も含め55,000円/人ですが、ツアー代を除けば約35,000円/人。ベネッセハウスには3つのホテルがありますが、パークはその中でもっともリーズナブルな棟です。
ドアを開けると窓の向こうに瀬戸内海が見えます。安藤建築には珍しい木造建築。木製のルーバーも素敵。
部屋の脇にはカウンターがあり、水回りはこちらに揃っています。
クローゼットはなく、右の壁にハンガーがあるのみ。もちろんスリッパは用意されています。
洗面台の位置が通常とは異なるレイアウト。木製ドアが見えるところはトイレ。
トイレのドアが引き戸なのはいい感じ。
バスルームは洗い場があるタイプなので使いやすい。
カウンターまわりにはドライヤーがあったり、バスローブやタオル、コップなどが収納されていました。
アメニティは歯ブラシやボディクリームのほか、バスソルト、ボディタオルなど。
木を活かした天井の雰囲気も素敵。木製ルーバーと併せて柔らかい雰囲気が作られています。
部屋にはテレビがありませんが、BOSEのBlueoothスピーカーが置いてありました。
デスクのふたを開けるとドレッサーになります。
引き出しにはパジャマ。
椅子は2脚。外へ向けて置けば、いつまでも海を眺めていられます。このアートは南寺の暗闇アートや地中美術館で青の世界に浸ったジェームズ・タレルの作品。地中美術館にあった見る位置によってこの箱が凹んで見えるか、突き出して見えるかという光のアート、アフラム、ペール・ブルーを写真にしたものです。
バルコニーに出てみました。手すりの位置が低めなので、防犯上、施錠は忘れないようにということでした。
地下から空間が切ってあって、作品が見えます。苔の観念(杉本博司)の一部です。あとで見てみましょう。
残念なことに、宿泊者特典でベネッセハウスパークにあるアートのツアーがあったのですが、ガイドさんからもフロントでも案内がなく参加できませんでした。出発前にBenesse Art Site Naoshima を熟読してから出掛けられることをお勧めします。
知らなかった私たちは、ただ時間を潰して夕食の時間までを過ごしました。次回はその夕食の話を。